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第39 回 ホノルルハレ(市庁舎)

2008年06月23日 | アート オアフ島 ハワイで暮らす 

「ホノルル点描」画:西川幸夫 文章:イースト・ウエスト・ジャーナル永井雄治、榊原百合惠

第39回 スペイン様式の瓦が映える「ホノルルハレ」(市庁舎)


 
honoluluhale.jpg
 南キング通りとパンチボウル通りの角にあるホノルル市庁舎の「ホノルル・ハレ」 は、ジョセフ・J・ファーン初代ホノルル市長の構想により建設された。ホノルル 市郡政府の前身であるオアフ郡監督委員会は、1900年に創設されたが、委員会の会議室がなかったため、毎回違うダウンタウンの場所で会議を開いていた。

 当時、監督委員会の監督の一人だったファーン氏は、恒久的な市議会室が必要だという構想を持ち、建設の呼びかけを始めた。 1907年、オアフ郡監督委員会が改組となりホノルル市郡政府が創設され、ファーン氏が初代市長に選ばれた。ファーン市長は、ホノルル市庁舎の建設計画を押し進めたが、完成を見ずに、1920年に亡くなった。

 次に市長となったジョン・ウィルソン市長は、米国技師協会のハワイ支部長でもあり、ファーン前市長の建設計画を受け継いで工事を進め、当時流行したカリフォルニア・スペイン植民地様式を取り入れた今の「ホノルル・ハレ」が1928年に完成した。

 白い塔とオレンジ色の瓦屋根が特徴の「ホノルル・ハレ」は、1978年、ハワイ 州庁歴史地区の一環として、国から歴史的建造物に指定された。 現在「ホノルル・ ハレ」には、市長室と市議会室があり、市郡政府の関連事務所ビルは、少し東の南キング通りとアラパイ通りにある。

 毎年クリスマスシーズンには、「ホノルル・シティ・ライト」と称し、「ホノルル ・ハレ」の一角はクリスマスデコレーションで華やかに飾られる。 庁舎の前には、毎年巨大なクリスマスツリーが設置され、サンタクロースとサンタクロース夫人の人形もお目見えし、夜のライトアップを見るために遠くからわざわざ訪れる人もいる。

   

西川幸夫 プロフィール

1939年生まれ、1961~1994年、新日本製鉄に勤務。北九州や欧州の風景をスケッチ・淡彩画で製作。
北九州でスケッチ・淡彩画教室「四季彩」を主宰。郵便局の官製はがき9シリーズでもおなじみ。他に「ふるさと12景」のカレンダー画をはじめ、書籍の表紙画や挿絵を手がけその仕事は広範囲にわたる。
現在、山口新聞に「長門101景」、ハワイのローカル情報誌イースト・ウェストジャーナルに「ホノルル点描101景」、佐賀市「市報さが」に[思いでの風景]を連載中。
著書に画集「北九州101景」、画集「寅さんが旅した風景」、画集「延岡やすらぎ101景」がある。
2008年6月出版予定の画集「新北九州101景」、2009年秋出版予定の松本清張生誕100年祭 画集「清張紀行101景」(仮称)を目指し取組み中。