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第26回 セントラルユニオン教会

2008年03月17日 | アート オアフ島 ハワイで暮らす 

「ホノルル点描」画:西川幸夫 文章:イースト・ウエスト・ジャーナル永井雄治、榊原百合惠

第26回 船員組合教会としてスタートした「セントラルユニオン教会」

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 セントラルユニオン教会の前身は、1833年に米国船員仲間協会により、船員のための「船員教会」としてホノルル港近くに設立された。 捕鯨船や交易船などが増え、教会を訪れる人が増えるにつれ、別の教会の必要性が 生まれ、「船員教会」の一部の信者たちは、「フォート・ストリート教会」として独立した。

 船員組合の本部でもあった「船員教会」は、「船員組合教会」と改めたが、1886年、チャイナタウンの火事により焼け落ち、建物を失った「船員組合教会」と「フォート・ストリート教会」を統合しようという動きが生まれ、1887年に、「セントラルユニオン教会」が337名の信者により発足した。

 「セントラルユニオン」という名前は、二つの教会を統合した組合(ユニオン)の中心的(セントラル)な教会という意味合いがある。 1892年、「セントラルユニオン教会」は、ワシントンプレイスの向いに移転したが、増え続ける信者や周囲の騒音などにより、1920年に現在のプナホウ通りとベレタニア通りの角に移転した。

 この場所には、傑出した事業家のBFディリンハム氏の住居と牧場があったが、彼の未亡人となったエマ・ルイーズ夫人が、「船員組合教会」時代からの信者だったので土地を教会に売却し、1924年に、現在のニューイングランド式の教会が建てられた。 敷地内には、高い尖塔のある大聖堂と、ひと回り小さい中聖堂があり、ベレタニア通り側の広い芝生は、牧場の名残りである。

西川幸夫 プロフィール

1939年生まれ、1961~1994年、新日本製鉄に勤務。北九州や欧州の風景をスケッチ・淡彩画で製作。
北九州でスケッチ・淡彩画教室「四季彩」を主宰。郵便局の官製はがき9シリーズでもおなじみ。他に「ふるさと12景」のカレンダー画をはじめ、書籍の表紙画や挿絵を手がけその仕事は広範囲にわたる。
現在、山口新聞に「長門101景」、ハワイのローカル情報誌イースト・ウェストジャーナルに「ホノルル点描101景」、佐賀市「市報さが」に[思いでの風景]を連載中。
著書に画集「北九州101景」、画集「寅さんが旅した風景」、画集「延岡やすらぎ101景」がある。
2008年6月出版予定の画集「新北九州101景」、2009年秋出版予定の松本清張生誕100年祭 画集「清張紀行101景」(仮称)を目指し取組み中。