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第5回 アラモアナ・パーク入口の「ルーズベルト門」

2007年10月03日 | アート オアフ島 


「ホノルル点描」画:西川幸夫 文章:イースト・ウエスト・ジャーナル永井雄治、榊原百合惠
 30有余年の歴史を誇るハワイのローカル情報誌「イースト・ウエスト・ジャーナル」に掲載された好評コラム「ホノルル点描」が、毎週ご覧いただけるようになりました。ホノルルの街のさまざまな風景を繊細なタッチで描いた印象深い1枚のスケッチに、あなたは何を思うでしょう?
第5回
アラモアナ・パーク入口の「ルーズベルト門」
 アラモアナ大通りとアトキンソン・ドライブの角(アラモアナ・センターの東端)、アラモアナ・パーク入口に白い門がある。その門には、今は知る人もほとんど無くなったが、ルーズベルト大統領の名が付いている。

 その昔、この一帯は低湿地でタロ芋畑や養魚場だったが、19世紀後半に中国人たちにより数多くのアヒルの池に変えられていた。1931年、ホノルル市郡政府が、この地域の開発に乗り出し、現在のアラモアナ・パークに整備され、その際に入口に造られたのがこの門である。

 1934年にアメリカ大統領として初めてハワイを訪れたフランクリン・ルーズベル トが、軍関係の行事の合間をぬって7月24日午後4時、この落成式に出席、テープカットを行なったことから、市郡政府は「ルーズベルト門」と命名した。「大統領がボタンを押すと、門柱前の噴水が勢いよく上がった…」と当時の新聞が伝えた噴水は、今は荒れたままである。

 ルーズベルト大統領は、この時にイオラニ・パレスにククイの木を植樹している。その後、1937年、41年と大統領選挙に勝ったので、そのククイの木は「幸運の木」と呼ばれている。

西川幸夫 プロフィール

1939年生まれ、1961~1994年、新日本製鉄に勤務。北九州や欧州の風景をスケッチ・淡彩画で製作。
北九州でスケッチ・淡彩画教室「四季彩」を主宰。郵便局の官製はがき9シリーズでもおなじみ。他に「ふるさと12景」のカレンダー画をはじめ、書籍の表紙画や挿絵を手がけその仕事は広範囲にわたる。
現在、山口新聞に「長門101景」、ハワイのローカル情報誌イースト・ウェストジャーナルに「ホノルル点描101景」、佐賀市「市報さが」に[思いでの風景]を連載中。
著書に画集「北九州101景」、画集「寅さんが旅した風景」、画集「延岡やすらぎ101景」がある。
2008年6月出版予定の画集「新北九州101景」、2009年秋出版予定の松本清張生誕100年祭 画集「清張紀行101景」(仮称)を目指し取組み中。

公開日 : 2007年 10月 3日