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マウナケア山頂の巨大天文施設計画
2008年08月10日
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ハワイ島(ビッグアイランド) 社会 自然
ハワイのダニエルKイノウエ上院議員は、マウナケア山頂に建設計画が持ち上がっている巨大天文施設プロジェクト推進のための緩和政策として、ネイティブ・ハワイアンへの特別奨学金の提案を行った。
マウナケア山頂に計画されているのは、建設費用約10億ドル、30メートルの天体望遠鏡を備えた世界でも有数のハイテク天文研究施設で、現在、南米チリとマウナケアの2箇所が建設場所として候補にあがっており、2018年の完成が予定されている。
しかし、マウナケアはネイティブ・ハワイアンの人々にとって、神聖な場所として認識されており、新たな巨大天文施設建設には、かなりの反対意見が噴出すると予想されており、ダニエルKイノウエ上院議員は、天文施設建設計画への反対を少しでも回避する目的で、今回、ネイティブ・ハワイアンへの特別奨学金の提案を行ったとみられている。
この奨学金の提案に対し、マウナケアの文化推進グループ、マウナケア・アナイナ・ホー代表のケアロハ・ピスコッタ氏は、「新たな奨学金はハワイの言語や歴史を学びたいと希望している生徒たちにとって勉強の機会を増やすという意味では素晴らしいと思うが、今回の奨学金がマウナケアを神聖化しているネイティブ・ハワイアンの人々に限定していることに問題がある」とコメント。「奨学金を設定することで、マウナケアへの新たな天文台設置が容認されるとは思えないし、奨学金の設定が彼ら独特の文化や思想に対する冒涜になりかねない」と懸念を表明している。
天文施設建設を計画しているTMTでは、2009年6月までに最終的な天文施設建設場所を決定するとしている。
http://www.honoluluadvertiser.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080810/NEWS01/808100379/1001