ハワイ州全体で、火山によって発生する霧「Vog(ヴォグ」に対する警戒レベルが上昇している。「ヴォグ」は、現在活発な火山活動を続けているキラウエア火山から発生している二酸化硫黄と貿易風が弱まっていることによって発生しており、州当局では、一部の人々に対して予防策を取るように指導している。
ヴォグには大量の二酸化硫黄が含まれており、ハワイ大学医学部のブラッディー教授は、「ヴォグによって鼻や喉の組織が損傷するほか、免疫力の低下も引き起こされる場合がある」と警告。急性喘息などの呼吸疾患のため、病院の緊急治療室の利用者も増加しており、特に呼吸系の疾患を持っている人々にはヴォグが発生している地域へ近づかないようにとアドバイスしている。また、ハワイ州健康局は、ヴォグに敏感な人々に対し、できるだけクーラーのある室内で過ごし、水を大量に摂取し、常に吸入器などを身近に用意しておくよう警告している。
ヴォグは明日以降に晴れていくと予想されている。
http://www.khon2.com/news/local/17905569.html