宇宙に放棄された通信衛星が大気圏に突入する前に処分することを目的に、昨日アメリカ海軍がミサイルを打ち上げ、見事命中しミッションを果たしたことが発表された。
ミサイル打ち上げは、ハワイ時間の昨日夕方5時頃、戦艦USSレイク・エリーから行われ、標的の海軍の偵察用通信衛星USA193の破壊が完了。
この偵察用通信衛星は2006年に打ち上げられたが、直後に故障し、使用不能のまま地球外の軌道を時速17000マイルで移動しつづけており、2週間以内には大気圏に突入するとされていた。ミサイルの大きさはおよそバス1台分で、今回のミサイルによる破壊計画では、さらにその衛星に付属している4フィートのガスタンクという極めて小さな標的に焦点が合わされていた。
破壊によって発生した破片のほとんどは24~48時間以内に消失すると見られており、残りの破片は約40日後に大気圏に突入するが、地上、海上への影響はないものとされている。
今回のミサイル打ち上げは、ミサイル防衛システムのテストや軍の重要機密抹消の目的であるとの指摘に対して、海軍側は「事実ではない」とコメントしている。
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