ビショップ博物館が所有し、ホノルル港マリタイムセンターに展示されている世界最古の4本マストの帆船「フォールズ・オブ・クライド」の老朽化しており、船の修復と保存が深刻な状態となっている。
ホノルル港に停泊された状態で保存されているフォールズ・オブ・クライドの維持費は毎年約50万ドル。重さ約1800トンの船体の中心でマストを支える土台も腐ってきている状態だという。
この状態を救うための予算は約3000万ドルかかると見られており、大型の寄付がない限り実現は難しいとされ、このままでは歴史的保存物の船も最終的には海に沈めるしか対処の方法はない。ビショップ博物館の関係者は「歴史的に重要なこの船を失ってしまうのは、ハワイにとっても世界にとっても大きな損失となるだろう」と語っている。
フォールズ・オブ・クライドの修復と保存プロジェクトの予算約3000万ドルは、仮にハワイ州住民が一人10ドルの寄付を行ったとしても目標額には達しない金額でもあり、資金捻出には常に大型の寄付が継続していくことが必須とされ、ビショップ博物館の寄付金募集では最も大きなチャレンジとなる。
http://kgmb9.com/main/content/view/4297/40/
オアフ島の公共交通システム開発事業における、技術的分野の専門家らによる最終的見解が提出され、来週木曜日からいよいよ市議会での協議が開始される。協議終了の4月16日には公共交通システムの最終的な開発プランが決定となる。
昨日行われた技術的分野の専門家による特別審議会では、4つの開発プランの中から最終プランが選出された。4つの開発プランには、鉄の車輪と線路を使う鉄道、ゴム製タイヤで路上を走るトラム、モノレール、磁気走行があり、技術的な観点だけでなく環境保護などが考慮され、多数決で鉄道が推薦された。鉄道に賛成票を投じた一人は、「財政面での長期的な展望では地元住人のために最も良いプランであると考える。運営費、維持費ともに最も低価格」と語った。一方で、反対票を投じたハワイ大学教授は「鉄道を敷いてしまうとルートが完全に限られてしまうため、さまざまな点で柔軟性がなくなる。また、スピード的にも効果が低い」と述べた。
今回推薦された鉄道システムは、現在アリゾナ州のフィニックス、テキサス州のヒューストン、カナダのトロントで使用さており、サンフランシスコのBARTシステムもこのシステムに近いものだという。
カポレイとアラモアナを結ぶ走行ルートは、先の市議会でソルトレイクを経由しホノルル空港をバイパスするルートが選ばれており、総工費3億7000万ドルが見込まれている。公共交通システムの工事は2009年に開始される予定。
ホノルル市による公共交通システムの専用ウェブサイト:
www.honolulutransit.org/http://www.kitv.com/