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第15回 「グローバル・スポーツ・アライアンス」

2007年01月31日 | オアフ島 ネイチャー 

「アロハストリート・ネイチャー・プロジェクト」LOHAS(ロハス)~人と自然の共存~
スポーツを通じて環境保護をアピール!
「グローバル・スポーツ・アライアンス」
 ソニーオープンで盛り上がるハワイのとある夜、ハレクラニ・ホテルを舞台に環境保護を訴える「グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)」の基金パーティが行われました。
 たくさんの有名アスリートたちが賛同する活動ということで、ハワイ在住の方々からも、1万ドル以上の寄付金が集まり大成功。世界20カ国以上に広がる大きなムーブメントに成長してきたGSAの活動について、常任理事の岡田達雄さんにお話をうかがいました。

取材協力:「グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)」ラジオK-Japan

■このプロジェクトについてのご意見、感想はこちらまで。

アロハストリート・ネイチャー・プロジェクトとは?
アロハストリート・ネイチャー・プロジェクト image ハワイの美しい自然の魅力を広め、守ろうと活動している地元の団体や個人をサポートすることを目的とした、アロハストリート独自のチャリティ・プログラムです。環境について考える教育的素材の制作や販売、ボランティア・プログラムの開発と販売などを通じて得た収益の一部を、複数の環境保護プログラムの支援として寄付してまいります。(NPO[非営利団体]ではありません。)
 このプロジェクトは、「人と自然の優しい共存」について考える、私たちの新たなヒストリーでもあり、延々と長く続いていくライフワークです。

■スポーツ愛好家の世界的ネットワークGSA

▲きれいな青空と爽やかな風を浴びながらの合同インタビュー。左はK-Japanの富田いくこキャスター、右はGSAの常任理事・岡田達雄さん
 プロ・スキーヤーの三浦雄一郎さんが理事長を務め、副理事として青木功さん、谷村新司さん、松岡修造さん、森英恵さんなど、そうそうたるメンバーが名を連ねるGSA。1999年に産声を上げたというこのグループが、スポーツと環境という組み合わせに焦点を合わせたのは、どういう理由だったのでしょうか? 常任理事の岡田達雄さんは、こう説明されます。
 「スポーツを楽しむときは、誰もが空気がきれいなところを好みますし、泳ぐなら水は当然きれいであってほしいと願うものです。大気汚染や光化学スモッグ、水質汚濁などの環境汚染が発生すると、スポーツ愛好家は大きな影響を受けているんですね。
 一方で、スポーツ用品にはさまざまな資源が使用されています。製造時や不用になって処分する際、焼却や埋め立てによって、少なからず地球環境にも影響を与えています。スポーツ愛好家にとって地球環境問題は決して他人事ではないのです。」


 スポーツを楽しめるのも、豊かな自然生態系が保たれていてこそ。その大切さを実感する人々が集まれば、何か社会を変えるような大きな活動が生まれていくのではないか……。
 「未来世代のためにも、開発やビジネスなどの人間活動が自然生態系を破壊し、環境を汚染しないような新しい社会を創りたいと願うスポーツ愛好家たちが集まって、1999年11月に設立したのが NPO法人グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)というわけです。」
 設立から7年以上たった現在では、スポーツ界のみならず、芸能界、財界など、あらゆる方々が趣旨に賛同し、活動の輪が広がっています。(GSAナビゲーターやメンバーのリストは、こちらをご参照ください。)


■新しい社会づくりの世界的運動「エコフラッグ・ムーブメント」

▲「ひとりひとりが意識を高めて、行動に移していくことで、世界が変わると信じているんです。」

▲GSAの活動の象徴、エコフラッグ。行動指針としても、とても重要な役割を果たしています。
 「GSAでは、『社会づくりの力=人数×意識×行動』という独自の運動方程式を作って、世界的な規模でエコフラッグ・ムーブメントを推進しています。
 スポーツというキーワードが魅力的なのは、スポーツ愛好者は世界に10億人以上もいらっしゃいますし、言葉や世代、文化など、あらゆる枠組みを超えて人々が親睦を深め、コミュニケーションを図ることができるものだからです。
 そういうスポーツ愛好者たちが、それぞれに環境に対して『意識』を高め、理解を深めて『行動』に移していくことによって、雪崩現象のように、世界に広がる爆発的なパワーが生まれるのではないかと信じているんです。」

 エコフラッグには、未来世代のために安心してスポーツが楽しめる社会を作っていこうという願いが込められています。美しい地球と豊かな水、スポーツを楽しむ人、そして豊かな自然生態系を象徴するこのフラッグは、GSAの行動指針として、とても重要な役割を担っているのです。
 「豊かな地球環境を大切に思うスポーツ愛好家のシンボルとして、2001年に日本で誕生したこの旗が、今では運動会から世界選手権まで、国境やスポーツのジャンルを超えてさまざまなスポーツ・シーンで掲げられるようになりました。スポーツの現場から環境メッセージを発信すること、スポーツ用品の再利用や寄贈を推進すること、そしてスポーツと環境の世界フォーラムを開催することの3つを柱に、現在では世界22カ国にまで、活動の輪が広がっています。」

 このエコフラッグ・ムーブメントには、どなたでも参加することが可能です。参加方法などは、個人、企業、自治体などによって様々ですので、ぜひGSAのホームページで詳しい情報をご覧になってください。

  ⇒ 公式サイト「エコフラッグ・ムーブメントとは」

取材を終えて

▲豪邸の庭から、こんなすばらしい風景がのぞめて感動~。あらためて自然のありがたさを感じる一日でもありました。
 お話をうかがったのは、ソニーオープンの舞台であるゴルフ場のすぐ脇にある邸宅。すばらしい自然の恩恵を身体全体で感じることができる場所ということもあって、活動の大切さ、思いの強さが、より心に響いてきました。
 「ハワイにはこんなにすばらしい自然がありますが、それは当たり前のことではなく、人々が意識してこそ、守られていくもの」と岡田さんもおっしゃられていましたが、まさにその通りですね。この美しい自然を未来の世代にもありのままに残していきたい。そう願いつつ、私たちもエコフラッグ・ムーブメントにぜひ参加させていただこうと思っております。

公開日 : 2007年 1月 31日