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ロコのおすすめ「ラニ&アシュレイ・ハンター」

2006年11月 8日 17:10 | 2006年夏号 ロコのおすすめ 



 サーフィン中心の生活はノースショア育ちのローカルのライフスタイル。
ノースショア生まれの姉妹が、ノースショアの楽しみ方をご紹介します。
ラニ&アシュレイ・ハンター / Lani & Ashley Hunter
 姉ラニ(左・17歳)、妹アシュレイ(14歳)、ノースショアを拠点に活躍中のセミプロ・サーファー姉妹。ラニは今年、本格的なプロの道へと移行。
ふたりとも国内大会はもちろん、南アフリカ、ブラジルなどの海外遠征試合にも積極的に参加するアグレッシブさの反面、ノースショア育ちの大らかさとのんびりモードを見え隠れさせるかわいらしいロコガールたち。サーフィンのほかにモデルとしても活躍中。

おしゃれなオリエンタル・カフェといえばこの店が旬!

▲おしゃれなストローハットは今年注目のアクセサリー。Billabongで$25。ワンピースは水着の上にサラっと着るのがロコガール流($40)。

▲今日のラニのチョイスはBillabongのタンクト ップ($25)とデニムスカート($49)。
 「サーフ&シー」は私たちが小学生の頃からスポンサーとして、サーフボードやウエアを提供してもらっていたお気に入りのショップ。今でもショッピングの中心です!毎日の生活ウエアはもっぱらBillabong!実は私たち姉妹のワードローブ・スポンサーでもあります。昔から大好きだし、友だちの間でも人気ナンバーワンなのでシアワセ(笑)! ノースショアのロコガールはワードローブの下に水着を着ているのが定番なので、サーフ・ブランドのウエアは必需品です。
 それから、「サーフ&シー」ではサーフボードのレンタルやレッスン、ダイビングツアーなどのマリンスポーツのアクティビティも提供しているので利用して欲しいな。ノースの海のすばらしさは、実際に海を体験してもらうのが1番だと思います。旅行者でも安全にノースショアの海を満喫するなら、地元の海をよく知っているショップやスタッフにお任せです!
▲マリンスポーツ・アクティビティ・センターも充実!ノースの海のベテラン・スタッフが楽しみ方を伝授してくれる。 ▲サーフ&シーと言えば「Surfer's X-sing」の看板! 看板をデザインしたロゴアイテムは大人気のノースショアのおみやげ。 ▲人気サーフ・ブランドはウエアからボード、サーフグッズまで何でもそろう!ノースショアのトレンドと情報発信地としても有名で、日本語OKのスタッフも常勤している。
サーフ&シー
Surf-n-Sea

62-595 Kamehameha Hwy
電:637-9887
営:9:00~19:00 無休

ボリュームたっぷりのメキシカンはティーンエイジャーの定番

▲メキシカン好きは全米のティーンのお約束!お友だちと集まるお気に入りのお店。

▲手前:チキン・ファヒータ$12.95、中央左:ナチョス$4.00、右:グリルド・べジー・プレート$8.00、 奥:シュリンプ・タコ・サラダ$12.95。ベジタリアン・メニューも豊富!
 ノースショア・マーケットプレイス内のメキシカン・レストラン「チョロズ」は家族でも、お友だち同士でもよく来るお気に入り!メインランド(米本土)にツアーに行くときも、おいしいメキシカン・レストランを探すほどの大好物です。
 ハワイには本格的メキシカンは意外と少ないけれど、ホームタウンにおいしいお店があるから大満足!屋外のテーブルに座って、お友だちとおしゃべりを楽しみながらダラダラしちゃうこともよくあります(笑)。ボリュームもたっぷりなので、ノースショアのサーファー仲間たちにも支持されています。
チョロズ・ホームスタイル・メキシカン
Cholo's Homestyle Mexican

65-250 Kamehameha Hwy
ノースショア・マーケットプレイス内
電:637-3059
営:10:00~21:00(月~金曜)、
9:00~21:30(土、日曜) 無休

ハンター姉妹のお気に入りサーフスポットはV-land!

▲若々しさに溢れるアシュレイのライディング!まだまだ14歳のティーン・サーファーはこれからの成長ぶりに注目が集まる!

▲今年はプロ入りを目指すラニ。大好きなV-landでのスナップ。国際試合も増えインターナショナルな活躍に期待!
大好きなサーフス・ポット「Vland」にも不動産開発の影響が押し寄せてはいるけれど、ハワイにはみんなで守っていきたい自然がいっぱい。
 私(ラニ)はほぼ毎日、朝から海に入り、午後は父と一緒にアシュレイを学校に迎えに行って、今度はアシュレイも一緒に海に入ります。サーフィン中心の生活ですね!アシュレイは今、カフク・ミドルスクールに通っていますが、彼女の学校にもセミプロやプロを目指す子どもたちが多く、サーフィン中心の生活というのはノースショアのロコキッズには結構当たり前だったりするんです。波のいい場所なら島中どこにでも行きますが、平日はノースショアがメイン。サンセット・ビーチが10フィートくらいになると最高です!
 私たちお気に入りのサーフスポットはサンセット・ビーチを過ぎたところにあるV-land。V-landにはカメハメハ・ハイウェイ沿いに車を停めて、空き地から歩いて入って行っていたんですが、近年の不動産ブームで、この周辺も超高級住宅街の開発が進んでいま す。V-landは地元サーファーにも人気のスポットなので、そのまま静かにサーフィンを楽しませて欲しいな、と願うばかり!
  夏の時期のノースショアは波が小さくなるので、サーフィンは南海岸まで行 きますが、たまには日光浴やビーチ遊びもします! そのときはワイメア・ビーチの常連です。高い岩場から海へのジャンプもしちゃうし、入り江でダイビングも楽しみます。ノースショアの海に触れているときがやっぱり一番幸せかな!

夏はワイメア・ビーチがおすすめ!サーフィンをしない日も海と一緒の毎日を過ごすのがノースショア育ちの鉄則。大岩ジャンプは十分注意をしてね!
べルジー・ランド/Velzy land

NYやLAのデザイナーブランドが買えるノースショアのブティック
▲レースとビーズをタップリ使ったゴージャスなトップ($204)は、ジーンズに合わせても、クラシックなスカートにもぴったり。ネックレス$138。
▲スペインのブランド「Muchacha」のワンピース。ヨーロッパ製のトロピカル・プリントは大人の雰囲気!($164)
ブライテンのハンドバッグ($120)とサングラス($65)
 「シルバームーン」は、L AやN Yのデザイナーズ・ブランドのウエアやアクセサリーを集めたセレクト・ショップ。フォーマル・ドレスやプロム・ドレスだってノースショアで調達可能! 逆にタウンでは出逢えない一品物のアイテムが探せるのも魅力で、わざわざタウンからこの店にドレスやアクセサリーをチェックしに来る人も多いらしいです。
 私たちにはちょっと高めのプライスだけれど、フォーマルドレスやアクセサリーは特別なイベント用のものなので、お支払いは「キチンとしたものも持っているべき」と言ってくれるパパとママにお願いすることにしています(笑)。夏には拡張工事でお店の規模も、セレクションも大幅にグレードアップされるので楽しみ! アシュレイはこれから学校のプロムもあるし、ますますお世話になる機会が増えそうです。
シルバームーン/Silver Moon
65-250 Kamehameha Hwy
ノースショア・マーケットプレイス内
電:637-3059
営:10:00~18:00 無休

ポリネシアの伝統クラフトがかっこいい!
▲「これ、カッコイイ!」ラニが一目惚れしたフィッシュフック・デザインのボーン・カービング・ネックレス($49)。ユニセックスでイケ
ます。

▲パレオ($4~)の巻き方はさすが! 海へ行くときにサラっと水着の上に巻く、ビーチの敷物にする、スカーフ代わりにするなど、楽しみ方もいろいろ。
 動物の骨を彫刻したポリネシア伝統のアクセサリー、ボーン・カービングは ローカルの女の子にも男の子にも大人気のアイテム。「ポリネシアン・トレジャー」には、デザインもプライスも豊富に$10台から$100台まで幅広くそろっているので、よくのぞきにきては新作をチェックしています。
 古代ハワイでは、位の高い人の人骨で作った釣り針は大漁を招く神聖なものとされていましたが、現在でも1番人気は釣り針を模ったフィッシュフック・デザイン。そのほかにも守護神ティキやウミガメ、パイナップルなどかわいいデザインがいっぱいです。日本からサーフィン・トリップにやってくるサーファーたちにも注目されてますよね。
 ここにはハワイやポリネシアの伝統工芸品もたくさんあるので、海外遠征のおみやげを買ったりもしますね。サーフィンもハワイの伝統文化のひとつだし、伝統は決して古いものではなく、常に新しいインスピレーションを与えてくれるものだとも思います!

ロコガールにはお箸や鉛筆1本で上手に髪をアップにできる技がある! 今回のおしゃれバ ージョンは手彫りの髪留め($7.95)。
ポリネシアン・トレジャース
Polynesian Treasures

65-250 Kamehameha Hwy
ノースショア・マーケットプレイス内
電:637-1288
営:10:00~18:00(季節により異なる)無休

ノースショア名物のおいしいパイは本店で!
▲ノースショア発グルメなパイでお馴染みの超人気店。サンセットビーチの本店はサーフタウンの雰囲気抜群。外のテラス席ではテイクアウトしたパイやサンドイッチをいただく。
 チョコレート・ハウピア・パイで有名なテッズ・ベーカリーは、本店がサンセット・ビーチにあります。ハウピアというのはココナツ・ミルクを固めたもので、ハワイの伝統料理のひとつ。ここのチョコレート・ハウピア・パイは、サクサクのパイ生地にチョコレートクリームとハウピアが重なって入っていて、かわいい盛り付けのホイップクリームがのっています。サンクス・ギビングのホリデーには15,000個も売れるというオバケ人気のパイです!
 サンセット・ビーチの本店ではホールでもスライスでも買えるので、ビーチ帰りにスライスを買って、外のテラスでティータイムを過ごしたりもします。テッズ・ベーカリーのパイは、ホノルル市内のスーパーマーケットでも買えますが、やっぱりノースショアに来たなら本店のテラスで味わって欲しいな!

かの有名なチョコレート・ハウピア・パイ。オランダ産の高級チョコレートを使ったプリン、ハウピア、ホイップクリームの3 層。こう見えても(?)甘さは控えめ!
テッズ・ベーカリー
Ted's Bakery

59-024 Kamehameha Hwy
電:638-5974
営:10:00~18:00

※アロハストリート2006年夏号に掲載した記事です。

公開日 : 2006年 11月 8日

ハワイアン・カルチャー「プレートランチ」

2006年11月 1日 17:13 | 2006年夏号 カルチャー 


ハワイアン・カルチャーを探る
「プレートランチ」
お皿の上にハワイの食文化が見えてくる!
ユニークな多人種文化の歴史と融合をおいしく、楽しく、盛り合わせたのが、
ハワイ名物のプレートランチ!

人と文化の融合を盛り合わせ!

▲ハワイアン・プレート。定番! ロミ・サーモンと、カルア・ピッグ、ラウラウのセット。
 ハワイで生まれた独特の食のスタイルであり、ハワイB級グルメの代表でもあるプレートランチ。このハワイアン・スタイルのお弁当、強気のボリュームと控えめな価格は庶民の味方なのである。
 プレートランチは、世界各国からハワイに移り住んできた移民たちの食文化の融合から生まれたもの。アメリカには、ハワイのほかにも、ニューヨークのように人口の4割が移民という州もあるが、ハワイに根付いた多人種文化とは大きく異なる。
 たとえば現在のニューヨークには160カ国以上の人種と、100以上の言語が共存しているが、ハワイのように人種や文化をブレンドして、独自のユニークなライフスタイルを生み出しているわけではないのだ。
 その昔、ハワイのプランテーション農園で働く移民たちは、自らのアイデンティティと祖国の伝統を守りながらも、それぞれの食や風習を大らかに分かち合い、受け入れていった。共通語はお互いに誰もが苦手な英語しかなかったことから、文法も単語も独特のピジン・イングリッシュが生まれ、今でもローカル同士は好んでピジン・イングリッシュを使う。農園の昼時、移民労働者たちはつたないピジン・イングリッシュで語り合いながら、お互いに持ち寄った手製弁当のオカズを交換しあった。プレートランチはそうした人間同士のふれあいと助け合いから生まれたものだとも言われている。
▲チャイニーズ・プレート。真っ赤なソースがクセになる、スイート・サワー・ポーク。 ▲オカズヤ。日本のなつかしいお惣菜が単品で買える「オカズヤ」のプレート。コンビネーションは自由自在。 ▲フィリピン・プレート。ポークアドボとフィリピン式ビーフンのパンシット。

人の集まるところにはプレートランチ!
 プレートランチのベーシックは、ごはん2盛りと副菜のマカロニサラダ1盛り、そしてインターナショナルなオカズが組み合わされる。誰がどこでいつ始めたのかはわからないが、プレートランチのごはんとマカロニサラダはアイスクリーム用のスクーパーで盛り付けられるのがお約束。見事にコロンと丸い山に作られるごはんとマカロニサラダは、ハワイの「名山」とでも呼んでしまいたいほどの絶景である。アイスクリーム用のスクーパーでごはんを盛ってしまおうという発想は、多人種文化ゆえの柔軟な発想を持ったハワイならではだろう。
 そしてオカズの種類は、無限大! チキンカツやテリヤキなどの日本風のものから、韓国や中国の家庭料理、アジア料理、ポリネシアの伝統料理、スタンダードなアメリカ料理まで、世界各国のお惣菜が、ごはんとマカロニサラダの名山の横に華を添える…と言っても、膨大な量のオカズが名山を豪快に覆い尽くしていることの方が多い。
 ビジネス街、ショッピングモール、住宅地の商店街には必ず、プレートランチを売る専門店やランチワゴンがある。人の集まるところにはおいしいプレートランチがある。それはプランテーション時代のランチタイムから現在まで変わることなく続く、ハワイの魅力なのである。
▲ベトナミーズ・プレート。ベトナム風冷麺は野菜と甘酸っぱいソースで食べるヘルシー系。 ▲コリアン・プレート。BBQチキンとビーフのコンビネーションは、たっぷりの野菜と一緒に。 ▲ローカル風ミックス・プレート。テリヤキ・ビーフ、チキン・カツ、マヒマヒ・フライの豪華版。
※アロハストリート2006年夏号に掲載した記事です。 定期購読はこちら

公開日:2006年 11月 1日

「ブラザーズ・カジメロ」インタビュー

2006年10月18日 17:16 | 2006年夏号 インタビュー 

ふたりのハーモニーが生み出すハワイアン・ミュージックの最高峰
「ブラザーズ・カジメロ」インタビュー
 兄のロバート(右)はインタビューの時間通りに現れ、レコード会社のオフィスでそわそわ。
15分後に現れた弟のローランドは人懐っこい子犬のようで、 「ごめん、レインボー・ドライブインで朝飯とシェイブ・アイス食べて来ちゃったよ!」と高笑い。
 このふたりだからこそ、あのブラザーズ・カジメロのやさしいサウンドが生まれるのである。

The Brothers Cazimero
ブラザーズ・カジメロ


コンテンポラリー・ハワイアン・ミュージックを確立し、その中心となって約30年以上活躍して来たロバート(兄、右)とローランド(弟、左)・カジメロは、今やハワイの顔的存在。現在までに36作品を発表、昨年発表されたアルバム「Some Call It Aloha...Don'tTell」は2005年度グラミー賞にもノミネートされた。恒例のレイデイ(5月1日)のコンサートは今年で29回目。年末にはクリスマス・アルバムをリリース予定。なお、ロバートはクムフラとしてもお馴染みで、昨年開かれたフラ最高峰のフェスティバル「メリー・モナーク」では、自らが率いる「ハラウ・ナー・カマレイ」が総合優勝している。
「Some Call It Aloha...Don't Tell」
Mountain Apple Company

アロハ: 約30年以上に渡って、コンテンポラリー・ハワイアンのリーダーとして活躍されてきたおふたりですが、すでに30枚以上の作品をリリースし、新作も昨年発表されるなど、常にトップの座をキープされていますよね。
ローランド: 僕は3才の頃、母親の影響で音楽にどっぷりはまり、ロバートもその数年後に家族の影響で音楽やフラにはまっていったんだ。それ以来、音楽以外のことに浮気をしたことはないね。常にトップの座をキープできたわけでもないんだけどさ。でも結局はいい曲を書いた人が勝ちだから、こればっかりはタイミングさ(笑)。
 マカハ・サンズとか、いいグループがどんどんでてきて、色んなミュージシャンたちが、ハワイアン・ミュージックを見守ってきたけれど、最終的にはなによりも、楽しんでやることこそが、音楽の醍醐味だと思うんだよ。それに関しては僕たちは、確実にやってきてると思うよ。ハハハ!
ハワイ ハワイ
アロハ: 一言でハワイアン・ミュージックといってもこの30年で随分変わったのではないでしょうか?
ハワイ
ロバート: それは確かにそうですね。今は世界中の様々な音楽が自由にハワイに入ってきて、しかもコンピューターなどでもアクセスしやすくなったので、色んな意味でハワイの音楽にほかの要素が混じるようになってきてます。いいとも悪いとも言えませんが、とにかく変わってしまったことは確かです。
ハワイ
ローランド: 僕も当時からロックンロール好きだったから、ヘビメタとかジミヘンにはまっていたけど、兄と一緒に音楽を作り、演奏するときの快感は、ロックンロールにも見いだせない特別なものなんだ。兄はとにかく才能があって、僕は常にインスパイアされてきた。彼なくしてハワイアン・ミュージックに革命はおこらなかったとも思うよ。長年一緒にこうしてやってこれたことはまさにマジック。お互いソロでも充分やれていたと思うんだ。でもふたりだとパワーが倍増して、信じられないほどの感動が生まれる。こうして一緒にやれることをカフナに感謝しているよ。
ハワイ
ロバート: アルバムの曲選びなどで、もめることもありますが、でもそれは、いいものを作り出す為のプロセスですから…。
ハワイ
アロハ: ロバートはクムフラとしても30年以上活躍されていますが、フラで最も大切なことはなんでしょう?
ハワイ
ロバート: すべてに対してリスペクト(尊敬)の気持ちをもつことですね。フラをあまり知らない人でしたら、自らフラを体験してリスペクトすることをおすすめします。
 私は、第1次フラブームの時に、日本を訪れましたが、その頃の日本の方たちは、みんなリスペクトの気持ちを持っていたように思いました。これから先、日本ではフラがさらに商業化されていくことがあるかもしれません。とくに日本では、フラはお金になってしまいますから…。でも、文化を海外に伝えるときは、必ず誤解が生じるのは仕方がないですよね。芸者の映画「SAYURI」でも、色んな誤解があったように。
ハワイ
アロハ:  例えば、フラダンサーは耳にプルメリアなど花を飾って踊るものと思っている人もいるようなんですが、ハワイのフラダンサーは、花を髪の毛に飾ることは少ないですしね。フラが広まっていくのは、いいことだと思いますが、教える側としては時々、ハワイの文化がきちんと伝承されるか心配なのも事実です。
ハワイ
アロハ: アルバム「Some Call It Aloha...Don't Tell」を昨年6年ぶりにリリースしたばかりなので、新作はまだ先の話になりそうでしょうか?
ハワイ
ロバート: 毎年恒例のクリスマス・アルバムは今年もリリース予定ですが、アルバムは2、3年は作る予定はありませんね。
ハワイ
ローランド: 前回のアルバムは自分たちも大満足だったんだ。だから、思う存分ライブとかで演奏をしてからでないと、次を作るのがもったいなくてね(笑)。
ハワイ
アロハ: 最後に読者へのメッセージをいただけますか?
ハワイ
ロバート: 音楽を聴く心をもってくれてありがとう。僕らの音楽を選んで聴いてくれてありがとう。
ハワイ
ローランド: いくつになってもこの雑誌を読み続けて(笑)! 10年後にこの雑誌を開いても、どうせ僕たちは変わらずブラザーズ・カジメロとしてインタビューに答えてるだろうからさ!ハハハ!あとはね「Be well」だね。自分に対しても他人に対してもBe well。そしたら長生きできるかもしれないじゃないか。

 ここまでキャラの違う兄弟も珍しいので、しゃべり口調もわざと変えてみました(笑)。弟のローランドはいつも陽気で冗談ばかりのやさしいロコボーイ、そして兄のローランドは、日頃から環境汚染や破壊に心を痛める繊細な天才肌。ハワイアン・ミュージックのレジェンド的存在にも関わらず、カジメロ一家のバーベキューにふらっとおじゃましたような気分にさせてくれたインタビューでした。「ブラザーズ・カジメロ」は、アロハスピリットの代名詞ですね。

※アロハストリート2006年夏号に掲載した記事です。

公開日 : 2006年 10月 18日

アイランド・ミュージック「ハーブ・オータ・ジュニア」

2006年10月11日 17:19 | 2006年夏号 アイランド・ミュージック 

アイランド・ミュージック ~話題のミュージシャンたち~
ウクレレの魅力を世界へ届けるために
Herb Ohta,Jr. ハーブ・オータ・ジュニア
 ウクレレとは不思議な楽器である。大昔、ヨーロッパからハワイへと渡り、独自の音楽を紡いできた小さな楽器は、現代のエネルギッシュな若き伝道師たちの演奏によって、多くの人の心を癒し、魅了しつつある。その手法はさまざまでも、彼らの熱意はそのままウクレレの魅力として、広く世界で受け入れられ始めたようだ。

 そんな若き伝道師のひとり、ハーブ・オータ・ジュニアは、特殊な環境で育ったプレイヤー。ハーブ・オータという偉大なる父に手ほどきを受け、幼いころから英才教育でウクレレを学んできた彼は、まさにサラブレッドと呼ぶにふさわしい存在。だが、父と同じ名前を持つことをプレッシャーに思わず、自分のスタイルを確立するには、相当な努力が必要だったに違いない。現在は、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの「トロピックス」や、ココ・マリーナの「バビーズ」にて定期的にライブを行っているが、ココ・マリーナでの演奏は、出来るだけたくさんの人にウクレレを楽しんでもらおうと、ボランティアで行っているのだという。
「そう、僕の夢は、今まで演奏したことのない場所へ行って、ウクレレを聴いたことのない人に、このすばらしい音楽を聴かせてあげること。ベスト・ウクレレ・プレーヤーになることがゴールじゃないんだよ。だって僕のまわりには、神さまとか神の子みたいな人がいるからね(笑)」。

 ジュニアが神と呼ぶのは、父ハーブ・オータの恩師であり、伝説的ウクレレ・プレーヤーのエディ・カマエ、そして神の子と表現したのは、言うまでもなく父その人だ。その尊敬する父と競演した待望のCDが6月にリリース。その少し前に発売されたダニエル・ホーとのデュオ・アルバム第2弾「ステップ2」も好評だ。CDには、日本でもおなじみのスタンダードから「サムウエア・オーバー・ザ・レインボー」などの人気曲、ダニエルとのオリジナル曲が収められている。
 「ふたりだと、なぜかレコーディングがスムーズに進むんだ。彼はギターの天才で、スタイルも違うけれど、きっと同じ音楽のテイストを持っているからだと思う」。そんなダニエルとは、共同でウクレレ教則本も出版済み。互いを天才と呼び合い、尊敬しあえる相手とのコラボレーションは、ジュニアの世界を広げるのに大いに貢献しているようだ。

 若手ウクレレ・ミュージシャンの台頭で、にわかに活気を帯びてきたハワイアン・ミュージック界。その中にあって、自分を冷静に見つめながらも、ウクレレの魅力を世界に伝えようとするジュニアの姿は、うりふたつの父を彷彿させるが、そのアプローチは違っている。「音楽に必要なのはテクニックじゃなくて、楽しむこと。楽しまなければ、何も始まらない。だから僕はウクレレを弾き続けるんだ」。
 なるほど、がんばれジュニア!
Herb Ohta,Jr. and Daniel Ho

「Step 2:」

UKULELES IN PARADISE2
Daniel Ho Creations
オータサン&ハーブ・オータ・ジュニア

「オハナ ウクレレ・デュオ」

ビクターエンタテインメント
ハーブ・オータ・ジュニア

ウクレレ教則本
「ディスカバー・ザ・ウクレレ」


ドレミ楽譜出版社
ハーブ・オータ・ジュニア

「ウクレレ アイランド・ハート」

デラ
ハーブ・オータ・ジュニア

「カ・ハナウナ・ホウ」

ワードレコーズ
Herb Ohta,Jr.

「Ukulele Breeze」

Lele Music Productions

ライブ・スケジュール:
●ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ 「トロピックス」毎週水、金曜16:00~19:00
●ココ・マリーナ 「バビーズ」毎月最終金曜20:00~22:00(都合により変更の場合あり)

※アロハストリート2006年夏号に掲載した記事です。

公開日 : 2006年 10月 11日

ジャパン特集「シンプルロコスタイル」

2006年9月13日 17:27 | 2006年夏号 


お手本にしたいのはこんな感じ
Local-kine Style-シンプル・ロコ・スタイル-
 日本の生活に取り入れるなら、いかにも…なハワイはちょっと恥ずかしい。
真似したいのはもっとさりげないロコ・スタイル。
もっとシンプルなロコ・スタイルなら日本の生活にもしっくりくるはずだ。

アンジェラ・マキ・バーノン
Angela Maki Vernon


プロサーファー、モデル。 春からスタートした「シーブリーズ」のCMでは、彼女のはじける笑顔に出会える。また携帯サイト「i loco Hawaii」(http://loco.pjm.tw/)ではアンジェラのハワイ情報が楽しめるほか、今年の夏には日本国内でアンジェラ先生のサーフィン・レッスンも開催。ほかにも、ハワイで出会ったヨガの魅力を紹介した「Hawaiian Life Style with YOGA Relaxing & Healing, Spiritual & Healthy(ビクターエンタテインメント)」、ショートフィルム「RAINBOW DRIVE INN」のDVDも好評発売中。ハワイの爽やかな風とアロハスピリットを運んでくれるアンジェラの大活躍に乞うご期待!

Local kine Surfing

■波のコンディションは朝一番の関心事、
今日はどこのサーフスポットが アンジェラを楽しませてくれるのかな!
 プロサーファー、そしてモデルとして活躍するアンジェラ・マキ・バーノンさん。彼女の1日はもちろん、波のチェックでスタートする。「起きたらまず『サーフ・レポート』に電話します。波がすごくよさそうなときは、携帯で情報聞きながら、水着に着替えて、スムージー作ってと同時進行ですね(笑)」。
朝の栄養補給は、ヘルシーに自分で作るスムージー。豆乳をベースにバナナ、イチゴ、アボカドなどをその日の気分でブレンドする。
「ボードは波の状態やサーフポイントによって変えています。今は8本のボードを使っていますが、全部自宅には入らないので、一部はお友だちの家に(笑)。車を選ぶのも、アパート決めるのも、ボードの持ち運びや収納に便利なことが最優先ですね」。ボードを選んだら、車に乗り込んで今日のポイントへ。「朝の方が海がきれいだから」。
まだ朝の7時である。

▲オアフ中の波の様子がテープで流れる「サーフ・レポート」(596-7873)。今日のポイントが決定!

▲今日のボードは、アンジェラがデザインしたローカル・モーションのオリジナル。イルカがキュート。

▲ロングボードがそのまま入る大きな車を操って、15分ほどでポイントに到着。

▲ハッチバックの陰で紫外線対策。毎日のことなので、顔用と体用の日焼け止めを上手に使い分け。

▲車に常備されているケア・グッズを拝見。友だちともシェアをするので、なくなるのも早いとか。

▲車を止めてビーチアクセスへ。ボードは抱えるのがアジェラ流。甘い潮風が香ってくる。

■海との出会いは 自分自身の再発見

▲毎日違う波だから、毎日が新しい発見。海から見えるワイキキやアラモアナも毎日違う。
 友だちと合流し、今日のポイントに到着。ローカルのサーファー・ガールは、下着の代わりビキニを着る、というのがお約束。もちろんアンジェラも「ハワイではほとんど毎日水着」。ひらひらキュートな今日のボトムは、彼女のデザインによるもの。「ビキニは上下バラバラ買うのが好き。トップはサーフィン中にずれないよう、ホルター・トップを選びます。試着したときにキツイくらいのものがサーフィンにはちょうどいい!」。彼女ならではのアイディアは、自身のブランドにも反映されている。
ワンピースを脱いで、日焼け止めを塗って、いよいよ海へ。ビーチでは「波にもまれてもけががないように」十分ストレッチを。ここ数年はまっているといヨガのポーズも取り入れている。「サーフィンに出会ってから、自然の大切さ、偉大さを実感するようになりました。地球を守りたいし、自分も心身ともにピュアでいたいと思って、生活態度や食生活もナチュラル志向になってきました。ヨガをはじめたのもサーフィンがきっかけですね」。

▲サーフィン仲間のライディングを眺めながら、ビーチでゆっくりとストッチ。

▲今日一緒にポイントに繰り出すのはモデル&サーフィン友だちのセリーナ。

▲今日の波はちょっと少なめ。波待ちの間に友だちとおしゃべり。海の上なら何でも話せそう。

■海が教えてくれた 自然派ライフを満喫中
 「海から上がったら10分が勝負」というのはアンジェラのスキンケア。海から上ったらすぐに塩水を落とし、たっぷりのお水を顔中にスプレイ。スキンケアを後回しにしないのも、サーファー・ガールの隠れたこだわりなのだ。
 アンジェラは玄米ごはんの日本食派。「ハワイには日本食の材料もお店も多いので、自炊にも外食にも便利。大好きプレートランチも、玄米をチョイスできるところに出かけます」。そして午後もサーフィンに出かけたり、ヨガクラスに参加したりして過ごすのだとか。  「こんな感じでお仕事のないときは、ほとんど毎日海に出ていますね」とアンジェラ。最近忙しいから海に行けないでしょう、と聞と「アハハ!大丈夫です」と豪快に笑って答えてくれた。

今日のライドはいったん終了。海の上で気持ちよ過ごせれば、自然と笑顔がこぼれる。

▲海でも抜群に目立つオリジナル・デザインのボード。8本あるボードを波やポイントによって選ぶ。

▲今日はヘルシーにメキシカン。お豆がいっぱいのフィッシュ・タコスをチョイス。

▲海から上がるとすぐにたっぷりのお水を顔にスプレー。水分補給とともに一気にリフレッシュ。

▲ボードを車に積み込んで腹ごしらえに出発。早朝からのライドでおなかもぺこぺこ。


※アロハストリート2006年夏号に掲載した記事です。

公開日 : 2006年 9月 13日