2007年に60歳を迎え始めた団塊世代は、今後3年間で約700万人、4年に広げて考えると、約1,100万人が定年を迎え、何らかの形でセカンドライフをスタートしていくと言われています。
そんな世代を中心としたシニアを対象に、ハワイのビジネス界有志が、非営利団体(NPO)「ハワイシニアライフ協会」を設立。2007年11月1日からサービスを開始しています。アロハストリートも全面的にサポートをしていく同団体の坂井会長にお話をうかがいました。(聞き手:上野編集長)
NPO ハワイシニアライフ協会 坂井諒三会長
1946年生。富山県出身。1970年に早稲田大学商学部卒と同時にソニー株式会社入社。その後、ソニーアメリカの本社、支社勤務を経て、1985年ソニー・ハワイ社の社長に就任。2005年に同社上級顧問となり、2006年定年退職と同時に総合コンサルティング会社R. Sakai Companyをハワイに設立。
夢のハワイライフ実現へ向けて3つの目的
アロハストリート(以下アロハ):
このたびは、NPO ハワイシニアライフ協会の設立、おめでとうございます。
坂井会長(以下、坂井):
ありがとうございます。登記から1年かかって、ようやくサービスを開始することができました。この協会設立の目的は3つありまして、まず第1に、団塊世代をはじめとするシニア世代が憧れるハワイでのロングステイをサポートすること。
アロハ:
夢に見ている方は多いと思いますが、その実現には、意外とハードルが高いようですね。
坂井:
そうなんです。ビザが不要の3カ月以内の滞在に限ったとしても、住む場所の問題や、何をしたらいいのかという情報入手の問題、さらには病気になったら……という不安があります。現状では、そのような皆さんを専門にサポートするグループは、なかなか無いのです。
アロハ:
長く滞在する内に、孤独を感じたり、時間を持て余したりという方も多いとうかがいますが。
坂井:
最初は気候のすばらしさをエンジョイできても、だんだんと人と交わりたいとか、社会参加をして有意義な生活を送りたい、と思うようになるものです。とくに団塊の世代というのは、そういう傾向がとても強いと言われていますね。ですから、協会設立の目的の2番目は、会員同士が相互交流できる場を提供し、ハワイでお友だちを作っていただくためのお手伝いをしよう、ということなんです。
アロハ:
お友だちができるだけで、ハワイに来るのが楽しくなりますね。
坂井:
コンドミニアムを所有しているような方々でも、最初は日本から一緒に友だちが来てくれたり、家族や親戚が来たりするので良いのですが、3年、4年目ともなると、だんだん同行者もいなくなり、売り払ってしまうケースが多いと聞いています。
アロハ:
イベントや場の提供によって、仲間作りのお手伝いをしようということなんですね。
坂井:
はい。第3の目的としては、これは将来的なビジョンになりますが、世界各地のシニア協会、ロングステイ協会とも交流を深
め、この活動を世界的な規模にしていきたいと考えています。
アロハ:
日米の親善、そしてグローバルな規模での交流。
坂井:
そのためにもまずは、ハワイのローカル・シニアの皆さんとも交流を深めていこうという計画です。
左よりNPO ハワイシニアライフ協会の執行役員:JTBハワイ社長/杉孝、リゾートハワイ不動産社長/野田省三、ナシモト&アソシエイツ社長/梨本昌子、R. Sakai Company社長/坂井諒三、名誉理事:在ホノルル日本国総領事/國方俊男、執行役員:ファーストハワイアン銀行VP/本江滋夫、日本航空ホノルル支店長/山岡隆(敬称略)
毎週金曜はシニアライフの日
アロハ:
イベントや場の提供、ということについてご説明くださいますか?
坂井:
毎週金曜はシニアのためのアクティビティの日として、会員同士の交流を深めるイベントを定期的に開催しています。歴史やアートの街、ダウンタウンを一緒に歩いて食事を共にしたり、カラオケ交流会を行ったり、ワイキキ・ヨットクラブでの食事会や、パール・カントリークラブでのゴルフ会も開催しています。
アロハ:
会員以外、あるいは会員のお友だちでも参加できますか?
坂井:
はい。会員は特別料金でご参加いただけますが、ゲストも大歓迎です。
アロハ:
ハワイライフを楽しむための情報を提供する施設や、会員の集いの場などもあるそうですね。
坂井:
ワイキキの中心のすばらしい立地に、情報を提供する「インフォメーション・センター」と、会員が集い、憩いの場のように利用できる「シニアライフ・カフェ」を設けることができました。
アロハ:
12月からはさらに、どなたでも参加できるオリエンテーションも始まりましたね。
坂井:
シニアライフ・カフェに併設されているカラオケGSスタジオで、協会のサービスをはじめ、ハワイの住まい、そしてハワイにおける資産運用など、シニアの皆さんのとくに関心が高いテーマについてお話をさせていただきます。
アロハ:
なんだか、うかがっているだけでもワクワクしてきますね!
坂井:
ハワイの企業で活躍する在住日本人の皆さんに、理事として参画していただいているだけではなく、たくさんの方がボランティアとして運営に協力をしてくれているんですよ。
アロハ:
日本のシニアとハワイ在住のシニアスタッフが交流を深める機会が、たくさん用意されているということですね。
坂井:
日本各地で行われている団塊世代やシニア向けのロングステイ・セミナーなどにも、専門分野の講師を派遣することなども計画しています。
アロハ:
私たちの企業も、ウエブサイトやパンフレット制作などで、微力ながらお手伝いをさせていただいています。
坂井:
趣旨にご賛同いただき、本当にありがとうございます!
アロハ:
日本側で情報をお探しの方にとって、ウエブサイトがお役に立てるように、私たちももっともっと充実したサイト作りに力を入れていきたいと思います。
坂井:
まだまだすべてが始まったばかりではありますが、皆さんの夢のハワイライフ実現のお役に立てるよう、努力してまいりますので、ひとりでも多くの方に会員になっていただければうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします!
ハワイでの滞在を楽しく有益にするためのノウハウをお教えする、ハワイ在住のベテラン専門家によるテーマ別無料セミナーです!たくさんの方のご来訪をお待ちしております。
アクティブ・シニア・セミナー開催中!

開催場所:ワイキキ・ジョイ・ホテル2F GSスタジオ内 320 Lewers St
開催日:1月11日(金)
テーマ:ハワイ日本語メディアについて
講師:イーストウェストジャーナル社長 永井雄治
参加費:一般5ドル、会員4ドル(1ドリンク、チップ込み)
参加資格:希望者は年齢、性別を問わず、どなたでも参加できます。
申込み:前日までにインフォメーション・センター(428-5808)まで
参加資格:希望者は年齢、性別を問わず、どなたでも参加できます。
※2月以降も、毎週第2金曜日に開催予定です。詳しくは協会の
ホームページをご覧ください。
シニアライフ・インフォメーション・センター

ワイキキ・ビジネス・プラザ11階にある当センターでは、ハワイライフを楽しむための情報案内などを行っています。
入会申込み受付、緊急連絡先(24時間)、無料インターネット接続、会員掲示板。
2270 Kalakua Ave ワイキキ・ビジネス・プラザ11F(ジャパン・アンサリング・サービス内)
電話:428-5808
時間:9:00~17:00 年中無休
ハワイ・シニアライフ・カフェ

ワイキキの中心、ルワーズ通りにある在住日本人に大人気のカフェ「カプチーノ・カフェ」内の一画を利用したラウンジです。飲み物、食べ物をオーダーいただければ、国際電話の優待、日本語新聞、週刊誌読み放題、会員掲示板、会員ディスカウントのサービスがご利用になれます。
ワイキキ・ジョイ・ホテル2階320 Lewers St.(カプチーノ・カフェ内)
電話:921-3534(日本語担当:鎌田)
時間:9:30~24:00 年中無休
毎週金曜日はシニアライフの日!最新イベント情報は、ウエブサイトでチェック!
協会の活動に関する最新情報や入会についての詳細は、ウエブサイトをご覧ください。
www.hawaiiseniorlife.org
NPO ハワイシニアライフ協会概要
名称:ハワイ州NPO法人「ハワイシニアライフ協会」
英名:Hawaii Senior Life Enrichment Association
郵送先:P.O.Box 25355, Honolulu, HI 96825
電話:428-5808
ファックス:955-5131
メール:info@hawaiiseniorlife.org
ウエブサイト:www.hawaiiseniorlife.org