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編集長の「歯の瞬間矯正 その2」

2004年01月07日 | ハワイで暮らす 


 ハワイ在住の皆さん、アロハ!
 歯の治療をしながら、歯並びも矯正してしまおうという一石二鳥の審美歯科の体験レポートをお送りしています。痛んだ歯や、歯並びのひどい部分を削って細くし、そこにセラミックでできた乳白色の完璧なEmpress Crownをかぶせるという技術。それほど大げさなことをするわけではないのに、人によっては劇的な変化を顔全体の印象にもたらしてくれます。2004年は、自分自身にちょっとした投資をしてみてはいかがでしょうか?
提供: フジイ・デンタル


【こんなにも変わる口元の印象】
 私の場合はもともとセラミックのかぶせものをしていたので、見た目の劇的変化はありません。でも、歯並びの悪い方というのは本当にいるもので、ドクター・フジイのところに相談があった方々の中から、代表例をご紹介させていただきましょう。

『例 その1』
 まずはマイクさんの例。歯が黒ずんでいるだけでなく、上部の歯と歯の間がすべて大きな隙間だらけ。年齢よりもはるかに上に見えてしまうだけでなく、口を開けるのが恥ずかしくて、思わず消極的になってしまったりします。口臭もありそうなイメージに見えてしまいますね。
 彼の場合は、上の前歯6本を削って土台を作り、それぞれにEmpress Crownをはめ込んでいきました。両側や下の歯との調和もバッチリ。隙間のない、見事な歯並びに大変身です。

『例 その2』
 次はケイコさんの例ですが、彼女の場合は、歯そのものはいたって健康そう。ただ歯並びが悪いので、歯の衛生状態も悪く見えてしまいます。右の上部の歯は左に向かい、左の上部の歯は右に向かって生えている状態。真ん中の大きな歯の間には、見事な隙間ができています。
 ということで、彼女の場合は上部の歯の8本を削って、Empress Crownをはめ込みました。まるで別人のような印象になりましたね。ここで注目したいのは、スマイルしたときの唇や口元の形そのものまで変わっていること。審美歯科は、歯の見た目の補正だけではなく、こうやって口元そのものの印象まで変えてしまうのです。

『例 その3』
 ポールさんの場合は、歯並びというよりも、上下共に前歯がひどく変色しているのが気になります。さらに犬歯にはクラウンが入っていますが、不自然で真っ白な素材で、ほかの歯と比べても違和感は隠せません。保険会社のマーケティング・ディレクターをしているという彼。やはりパッと見た感じの印象で人の好感度というのは左右されてしまうので、思い切ってドクター・フジイに相談してみた、というわけです。
 さて、治療後の彼のスマイルは自信に満ちて、好感度も大幅にアップ! うーん、うらやましいくらいの変わり方ですね。これだけの数の歯を全部、Empress Crownに替えるとなると、かなりの額となるわけですが、それでも毎日の気持ちの持ち方が変わるだけでなく、仕事での成功という報酬もあったりするわけで、彼自身、本当にやって良かったと納得です。

『例 その4』
 最後の例は、リナさん。ご覧の通り、彼女の以前の歯の状態は、申し訳ないけれどひどすぎますね。彼女自身、ずっと長いこと、この歯並びで悩んでこられたそうです。折れているものもあるようですし、口元の印象を作る上で一番大切という前歯が短くて斜め。うーむ。これは普通の歯列矯正では絶対に治らないケースです。歯の生え際の場所も一直線ではないのですが、ここまで含めて矯正できてしまうのが、審美歯科。レーザーで歯茎をカットしたりして、きれいなラインにしていくのです。
 そして仕上がった状態の彼女。まったく別人のような印象ですね。自然な白さで、完璧な形の歯が、美しく並んでリナさんの口元を輝かせています。スマイルも自信たっぷり。何度もドクター・フジイとディスカッションを重ねた結果、心から満足できる仕上がりになったようです。














【治療の第一段階が始まり】
 さて、私自身のことに話は戻ります。ドクター・フジイにお会いするまで疑問にも思わなかったのですが、私が日本で入れてきた前歯4本のクラウンは、なぜか2本ずつ固定された状態で作られています。確か「強度」を実現するための方策だったのですが、アメリカではそういうことは、ほとんどしないとか。せっかくデンタルケアにいそしんでいたにも関わらず、やっぱり根本が虫歯になってしまった原因のひとつは、2本ずつ固定されているから、普通のやり方ではフロスができないこと。だから面倒くさくて、そこだけスキップしてしまったりしたのでした。

 今度はそういうことがないように、一本ずつ別々なものを入れることになりました。やったぁ~、これで全部の歯の間をフロスできます。後はとくに特別リクエストもないので、もう経験豊かなドクター・フジイにおまかせです。まずは「ビフォア」状態の写真撮影。歯をクローズ・アップで写真に撮られるのは、本当に恥ずかしいことですが、これもベストな結果を生むためのプロセスのひとつ。

 そしてひとつひとつ、10年前に入れたクラウンを外していきます。外す前にドクターが怖れていたのは、支柱になっている部分がメタルであること。もしメタルだったりすると、新しいクラウンは半透明の乳白色のため、その中が透き通って黒ずんで見えてしまうのです。外す、と言っても、10年間しっかり根っこにくっついていたものを取るのですから並大抵ではありませぬ。まずはクラウンのタテに深く切り目を入れていき、そこにノミのような道具を当てて、カンカンとたたくと、カパっとクラウンが割れて、中の土台となっている自分の歯が出てきました。おー、幸いメタルで覆われてはいません。が、しかし、み、醜い…。わざわざ鏡を持たされて自分を見せられたりしたのですが、もう顔から火が噴くほどひどい状態。すきっ歯の極限の姿で、しかもひとつひとつの歯の土台が汚いのです。は、早く治療して、蓋をかぶせてください(笑)。

 まずは歯の治療から始めます。審美歯科とはいっても、何も単に見栄えだけを整えるわけではないのです。歯が歯としての役割をきちんと機能するためにも、衛生と健康状態が何よりも大切。だから、歯科医としての知識や経験が豊富で熟練した人にお願いしないと、見た目はよくなっても、後で問題が…なんてことにもなりかねないわけですね。その点、ベテラン歯科医のドクター・フジイならば安心です。

 虫歯の治療はもちろん、10年前に神経を抜いたところもやっぱり痛んでいるので、再度治療しなおしていただきます。すっかり蓋をされてしまった場所なので、こうやってカパっと取ってみないと、その中がどうなっているのかすら分からないのですね。10年寿命と言われていたけれど、クラウンの寿命の前に、手入れが難しい根本の方がダメになっていたのでした。

 すべてをきれいに掃除して加工して、その後、クラウンを作るための型を取ります。ここまで来ればもう終盤。「でも、本物のクラウンができあがるまでの間はどうすればいいんだろう…?」そういえば、クラウンができるまで3週間くらいかかると言われました。それまでの間、どうすればいいの?

 いやいや心配はご無用。今の歯科医療技術は進んでいるのですねえ。その場で本物とほぼ見た目も一緒の仮歯ができてしまうのです。もちろん耐久性もクォリティも全然別物なんですけど、「このまま仮歯のままで戻ってこない患者さんもいるんだよ」とドクターがおっしゃるように、これでもいいよなあ、と思える仕上がり。私の場合、治療もあったので、かなり時間はかかりました。下の歯も1本いじったので、計5本。元のクラウンをカットして外し、中から出てきた歯を治療し、型を取って写真撮って、仮歯をはめるのにかかった合計時間は、なんと5時間! でも治療中も麻酔をきちんとしてくれたし、神経を抜いてない歯や歯茎にも痛みはまったくありませんでした。麻酔が切れた後も、まったくOK。

 仮歯とはいえ、白さも艶も本物の歯のようです。でも表面は少しざらざらしています。こんな歯がアッという間に作られてしまうなんて驚きですが、これが仮のものだとしたら、3週間後にできあがる本物のクラウンは、いったいどんなにキレイなんでしょう? 本当に楽しみです!

【次週最終回に続く】
































取材協力: フジイ・デンタル (日本語でのお問い合わせOKです。)

公開日:2004年 1月 7日