世界のヴァイオリニスト流ハワイの過ごし方

世界のヴァイオリニスト流ハワイの過ごし方

世界を股にかけて活躍し、来年デビュー25周年を迎えるヴァイオリニスト、葉加瀬太郎さん。音楽への情熱やこだわり、新アルバムにかける想いをお聞きしました!

公開日:2014.07.02

更新日:2017.06.14

アロハストリート・インタビュー

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会員番号039
ヴァイオリニスト/葉加瀬太郎

1990年、KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。96年の解散後ソロ活動を開始、幅広い音楽活動に加えイベントプロデュースからラジオ(J-WAVE/ANA WORLD AIR CURRENT)のパーソナリティーなど多岐にわたり活躍。2013年にはワールドツアーも敢行した。

世界を股にかけて活躍するヴァイオリニスト、葉加瀬太郎さん。来年デビュー25周年を迎える葉加瀬さんに、音楽への情熱やこだわり、そして新アルバムにかける想いをお聞きしました! 大好きな「楽園ハワイ」での過ごし方も教えてくれましたよ。

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こだわりたっぷり新アルバム8月リリース
『Etupirka ~ Best Acoustic~』

ここ数年、葉加瀬さんがとくにこだわる「アコースティック」への想いを凝縮したスペシャルなアルバムが8月6日リリース。彼ならではの感性が紡ぐ名曲の数々を堪能できる一枚。9月からは日本の全都道府県を巡るツアーも行う。公式フェイスブックやツイッター(tarohakaseHATS)でも、日々最新情報を更新中。ぜひチェックを!


久々に訪れた大好きなハワイは、やっぱり最高の楽園でした!

編集部:アロハ! ハワイで葉加瀬さんにお会いするのは、なんとなく新鮮ですが(笑)。

葉加瀬:そうですね。でも子どもが小さい頃は毎年必ずハワイへ来ていたんですよ。でも、このところはあまり機会を作れなくって…。今回久々に訪れて、やっぱりハワイは楽園だなあと
実感しているところです。ロンドンからだと遠いけど、今回は羽田から来たからアクセスがとってもいいし。常夏でさわやかで、日本人が楽しむのに安心で安全で。ここに勝る場所はないと、あらためて感じてます。

編集部:そんな楽園ハワイでは、どんな風にお過ごしになるんですか?

葉加瀬:以前はとにかくビーチでのんびり…っていうことが多かったですね。まだ幼かった子どもたちと、一日中ワイキキビーチで「ヤドカリ」を探し続けるとか(笑)。今、家族で来たらサーフィンや釣りも楽しめるんだろうな。あとは、とにかく美味しいものがいっぱいなのもうれしいですね。

編集部:確かに! とくにお好きなレストランは?

葉加瀬:もともと肉料理が好きなので、ロイヤル・ハワイアン・センターにあるウルフギャング・ステーキハウスはたまりませんね。NYでも行きましたが、やっぱり旨い! デザートならザ・チーズケーキ・ファクトリーもオススメですね。あとは、ベトナム料理のマイラン。オーナーのサムさんが、いつも変わらないのがうれしいです。その温かさを味わいたくて通うのかも。もちろん蟹カレーや牛肉春巻の味も絶品ですしね。

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この夏リリースの新アルバムはアコースティックにこだわる自信作

編集部:8月に新しいアルバムがリリースされるそうですが、どんなアルバムになりますか?

葉加瀬:2006年頃から、アコースティックというだけでなくクラシックにちゃんとリトライしていきたいと感じていて、3年程前からはコンサートでも、クラシックを演奏したり僕のオリジナルをアコースティックに寄せてビオラやチェロと一緒に弾いてきたんです。それらの曲を、今やっとまとめられたという、そういうアルバムですね。ロンドンに居を移したのも、クラシックに真剣に取り組みたいという気持ちがあったからですしね。シンセサイザーやリズムセクションは一切なし。ライブに近い形のレコーディングにこだわりました。緊張感もあり大変ですが、ナマの音をちゃんと伝えたいと。9月からは、そのアルバムを引っさげて、日本全国・全都道府県を回るツアーをやります。実は2015年がデビュー25周年なんで、いろいろ挑戦していきたいとも思ってるんですよ。

編集部:素晴らしいですね! ちなみに、ハワイの音楽ついてはどのように感じますか?

葉加瀬:以前に比べるとフラやハワイ文化に対する日本人の認識が変化してディープになってきたと思います。それと同時にハワイアンミュージックも変化して、日本に受け入れられているのを感じますね。ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロとコラボしたことがありますが、彼はすごい。スーパースターです。身体から音楽やパッションがあふれてるでしょ。一緒に演奏した時のことを思い出すと、今でもワクワクしちゃいますね。ウクレレとヴァイオリン、同じ4本弦の楽器で新しいスタイルを生み出そうと常に挑戦している同士、刺激を受けましたね。もちろん、ほかのハワイのミュージシャンとも、なにか一緒にできる機会があれば…といつもアンテナを張ってます(笑)。楽しみですね。

編集部:ぜひ、いつか新しいコラボレーションを聴かせてください! それではアロハストリートの読者にメッセージをお願いします。

葉加瀬:ハワイってすでに、日本人のリゾート地としてある意味「老舗」の域に達していると思うんですよ。一昨年にイタリアのシシリーに行った時に「ここはリゾートの老舗だ…」って感動したんだけど、それに近い貫禄がある場所だと。なんにも変わらないんじゃなくて、その大事なのれんを守るために、常に小さな改革を続けている。そんな老舗リゾートのハワイを、ぜひ一緒に思いっきり楽しみましょう!

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【Special Thanks】Studio RIM Hawaii

インタビューを終えて
「ロンドンは曇りがちだから、ハワイの明るさが眩しくて気持ちいいね!」と笑顔いっぱいだった葉加瀬さん。世界を股にかけて活躍する敏腕ヴァイオリニストでありながら、周囲への気遣いやユーモアセンスにあふれる、温かくて素晴らしい方でした!

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