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1スクープイーチ
2008年05月16日
確かに明るさはあって、熱射病にでもなりそうな日差しの強さではあるものの、熱波とはほど遠い爽やかさだなあ、と思って周りの人に聞いたら、この辺は海に近いから、気温はそんなに上がらないんだよ、と教えてくれました。なーんだ。内陸部とかの方の話だったのですね。確かに20度の後半にはなっていたけれど、Tシャツ一枚でいた私には、ぴったりか、時に涼しいくらいの天気でした。
昨日はほぼ一日、とある工場に詰めておりましたが、仕事している時間よりも待っている時間の方が10倍長くて、その間、働いている人たちの熱心な姿をジーッと眺めておりました。どの国に行っても、どの州に行っても、人は皆、その土地なりのやり方と価値観で一生懸命に働いています。その姿は真摯で美しく、プライドを持ったプロの仕事をしようとする意志に満ちあふれています。
実はいろいろと問題がたくさん起きた一日だったのですけど、いずれも彼らの意志の届かない不可抗力によるもの。悪態をつくでもなく、やる気をなくすでもなく、待っている私たちのために、そして次に控えている数々のプロジェクトのために、瞬間、瞬間ベストを尽くす姿に打たれ、普通ならちょっとくらい文句を言ってもいいかも、と思える状況でしたが、まったくそんな気持ちは湧いてこないのでした。
薬品の匂いと機械の爆音と、長時間の待ち時間のおかげで、かなり普通ではない神経状態になってしまったのか、ちゃんと夜食を食べたにもかかわらず甘いものが大量にほしくなってしまい、ホテルの近所に見つけたバスキンロビンスの閉店ギリギリに駆け込みセーフ。クッキー&クリームと、ストロベリー・チーズケーキに惹かれて迷っていたら、早く閉店したそうな店長さんが、絶妙なタイミングで「1スクープ・イーチでいけば?」と救いの手をさしのべてくれました。
そうか迷わなくても、2つとも食べればいいのですね(笑)。さすがアメリカです。結局、大きめの味噌汁の椀みたいなカップに、テニスボール大のスクープが2つ、あふれんばかりに(あふれてましたけど・笑)乗っかって、食べ終わるのに15分はかかりました。4ドルちょっとという安さとは思えない量……。禁断の秘薬に手を出してしまったかのように、Guiltyプレジャーそのもののイケナイ魅力を、夜のショッピング・センターの真っ暗な駐車場で、ひとりおいしくいただきました。