日本でナポレオン・ヒル財団の岩元貴之さんセミナーに行ったことに刺激されまして、最近また「思考は現実化する」を読み直しています。この本の原題は、Think and Grow Rich。とても分厚く、まるでバイブルのような読み込みを必要とされる本。
Think and Grow Rich という言葉の通り、毎日、何を考えるか、どう考えるかで、人の未来はいとも簡単にRichな方向へ変わっていくようです。数年前にパラパラ義務感で読んだ時より、今の方が圧倒的に感じることのレベルが高くなっていました。少しは成長しているなと思えて嬉しいです(笑)。読みながら、あまりにいろんなことを考えてしまって、メモも何枚も取ってしまったりして、なかなか先に進まないのですが、これはそうやって何度も反芻しながら読むべき価値ある本ですね。
いろいろな自己啓発書とかがじんわりとスローな私にもしみ込んできて、環境や人は変わらないけど、自分は変えられる、そのためにもつねに「自分」を主語にすることが大事なのだと実感できるようになってきました。今ではこの「言い換え」は、毎日を幸せに暮らすために欠かせない重要なツールのひとつになりました。
例えば、時間がない、というと、絶対に変えられない「真理」のように思えてきますが、単に自分がそのことに費やすための時間を作っていない、というだけのこと。自分の中の選択肢と優先順位を変えれば、一瞬で魔法のように時間が生まれたりします。ない、作れない、と言ってしまったら、もう終わり。「作っていない」と能動態に言い換えるだけで、じゃあ「作れば良いんだ」と解決策が瞬時に見えてきて、明るい気持ちになれます。
自分の言葉をよーく聞いていると、やっぱりあたかも状況や他人にコントロールされているかのように、受動態の言葉が発せられている時があるのに気づきます。気分が沈む時とか、幸せ感が薄くなるのは、たいていそういう「人のコントロール下に置かれて、自分では選択がない」と思いこんでいる時なんだなあ、と分かってきました。これは単に過去の人生の産物なので、この先、引きずらなくてもいい選択が与えられています。
こういうことを20代くらいで知っていたら、自分の人生はどんな風になっていたのか、と思って、失ったものの大きさを想像したりするのですが、まあ無意味なことに時間を費やしてもしょうがないから、やめておきます(苦笑)。本を読むのは、栄養価の高い野菜を食べるのと同じで、とても重要ですね。身体の中に何を入れるかと同様、心に何を入れていくかも、自分の選択。数々の良い本との出会いに、心から感謝です。