前々から約束していたことで、どうしても断ることができずに、ノースショアにクジラを観に行きました。やらなければいけないことがある日にこんなことをしても楽しくない、と勝手に決めていたのですが、行ったらすべてを忘れてしまって、無の境地で楽しむことができました。行って良かったです。誘ってもらって、本当に感謝。
モクレイアからカエナポイントのトレッキング・ルートをとことこ歩いていくと、広々とさえぎるもののない海原に、何頭ものクジラが潮を吹いたりジャンプしたり、肉眼でもかろうじて見える距離にちゃんといるのです。友人がかつて興奮しながら語っていたのですが、話半分くらいに聞いておこうと冷めた反応をしていたら、絶対に一度「生」で見せたい、ということで、引っ張られて行ったわけです。
昨日はいったい何日ぶりだろうと言うくらい、雲ひとつないすばらしい青空。モクレイアの海も真っ青で、波打ち際は波が高いのですが、全般的にはとても穏やかに見えます。風も湿気もなく、歩きながらも、あ、あそこに、あ、こっちにも、と、何度もクジラの存在が確認できました。
2頭同時に潮を吹いたりする光景も何度か見られましたが、きっと親子なんですね。近いと行っても、数百メートルはあるでしょうが、あまりにも海原が広くて見通しが良いので、近くに感じてしまいます。実際には、目を凝らしてかろうじて見えるかどうか、というところです。
そういえば7-8年前にもモクレイアのビーチパークに半日座って、沖のクジラを数えていたことがありました。3月でしたが、とても似たような一日でした。マウンテン・バイクのイベントを手伝っていて、日本から出場した選手と仲良くなって、スタッフと一緒に試合が終わった後で、何も考えずに遊んだのでした。
カエナ・ポイントをくるっと回ると、車では行けない島の反対側、西の端に出ることができます。マカハのずっと先の方ですね。壮大な海岸線の風景を見て折り返すと、早くも3時間近く経過していました。だんだんと疲れてきて無言で歩を進める一行。太陽が、そして波の音が心地よくて、ビーチでのんびりと過ごしたくて困りました。困らないような状況を早く作って、かつてのようにまた毎日曜でも訪れたいと思います。