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藤崎真一のどっぷりハワイアン・ミュージック

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第17回 今月のどっぷりハワイアンミュージック!

2008年09月05日 | ハワイアン・ミュージック 日本で楽しむ 

今月のどっぷりハワイアン・ミュージック!
「今月のどっぷりハワイアン・ミュージック!」では、ハワイアン・ミュージック大好き! タワーレコード店長 藤崎真一さんより、毎月テーマにそって、CD・DVDタイトルをピックアップして頂きます。
aloha-street japanをご覧のみなさま
アロハー!
月に1回のペースでのんびりと書かせていただいております。
毎回「何となく」テーマを決めて、5枚のハワイ音楽をご紹介しますね!

「いつものお休みの日が特別な一日になるような、仕事の日だって、これを聴きながらベッドに入ればぐっすりと眠れちゃう。」
そんな音楽をたくさん紹介します。どうぞよろしく!

今月のテーマ
第17回
「昔のハワイアンが大好きです。古くさいどころか、ラウンジ感覚でも聴けちゃって、とにかく心地いいんです。 」


スティールギターがキューン、ウクレレ中心の演奏と高めのファルセット。一度はまったら、あなたもとりこ!ちょっと古めのハワイアン特集です。
 
Title 2
■LINDA DELA CRUZ / Hawaii’s Canary
リンダ・デラ・クルーズ / ハワイアン・カナリー
(ハワイ盤 HOCD-77000)

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 「ハワイのカナリア」と呼ばれた女性。
今年亡くなったジェノア・ケアヴェと並ぶファルセットの女王です。惜しくも彼女も昨年亡くなったそうです。「ハレクラニ・ガールズ」という素敵な名前の女性トリオで活躍したあと、ソロでも何枚かアルバムを出しましたが、現在はこのベスト盤1枚が手に入るのみ。彼女のファルセットは、ジェノアに比べるともうちょっと落ち着いた上品さがウリ。高すぎず、そしてよく伸びる高音は魅力的です。「ロイアル・ハワイアン・ホテル」「キーホール・フラ」「カ・ロケ」などなど今もフラで踊られる人気の曲ばかりがずらっと23曲。金曜の夜これを小さい音で流して冷たいビールを飲んでいると、まるでそこがピンク・パレスのラウンジにいる様な気がして、いつも気持ちよくなっちゃいます。(2003年作品/音源は50、60年代中心)

■オススメナンバー 3.4.10
Title 2
■LENA MACHADO / HAWAIIAN SONG BIRD
レナ・マシャード / ハワイアン・ソングバード
(リスペクトレコード RES-136)

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 ジェノア・ケアヴェの先生でもある人。びっくりするのはここに収められたほとんどすべての曲は彼女が作曲しているということ。
「エイ・ネイ」「エ・クゥー・ベイビー・ホット・チャチャ」「ホーラウ」「クー・ワ・リイリイ」などなど今もずっと聴き継がれている名曲中の名曲ばかり。ピアノを織り交ぜたゴージャスな演奏がとってもよくて、これまたいい気持ちでお酒がすすみます…(1997年作品/音源は60年代中心)


フラにオススメ  8.9.10などなど
Title 2
■PETER AHIA / PETER SINGS
ピーター・アヒア / ピーター・シングス
 (ハワイ盤 GKCD‐105)

 時代は一気に70年代です。日本では「ダカイン・サウンド」と呼ばれるカラパナやセシリオ&カポノに代表されるサーフロックが大人気、そう雑誌「ポパイ」の時代です。でも、このピーターさんはジェノア・ケアヴェのレーベルからストイックなフラ・アルバムを出しました。とにかく声がいいんです。しかもその丁寧な歌いまわしには心打たれます。ナー・パラパライで大ヒットした「マハロ・オ・ヒロ・ハナカヒ」も、彼が歌うとまたぜんぜん違う雰囲気。
ちょうど今、外では雨が降り始めて、遠くで雷も聞こえる夏の終わりなんですが、このピーターの声と70年代の演奏が妙にマッチして、コーヒーをおかわりしたくなりました。(1977年作品)

■オススメナンバー 2.5.11
Title 2
■EDITH KANAKA'OLE / HI'IPOI I KA 'AINA ALOHA
イーディス・カナカオーレ / ヒーポイ・イカ・アイナ・アロハ
(ハワイ盤 CDHS-568)
 「ロパカ」の愛称で特にダンサーに人気の、カナカオーレのおばあちゃんです。 メリー・モナーク・フラ・フェスティヴァルが開かれる会場には、彼女の名前がしっかりと刻まれている重鎮です。フラの指導者としてはもちろん、彼女がミュージシャンとしても才能に恵まれていたことを証明する唯一のアルバムがこれ。
ハパで有名な「カ・ウルベヒ・オケカイ」は彼女の曲で、ハパのアップテンポで今風のアレンジとはまったく逆で、ジャケットのような畑仕事のお茶の時間に、「あーしばらく海も見てねえなぁ~」なんて言いながら、この海草取りの歌を歌う姿を想像させてくれます。全体にハワイアンって、こんな風に生まれる音楽なんだなぁと思わせてくれる、素朴で純粋な歌がわずか8曲、かわいく収まってます。(1979年作品)

■オススメナンバー 1.4.8
Title 2
■GENOA KEAWE / HANA HOU!
ジェノア・ケアヴェ / ハナ・ホウ!
(ユニヴァーサル CDHS-586)

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 最後はやはり、ジョノア・ケアヴェです。僕の中で、彼女はいつまでもいつまでも永遠に歌い続ける人で、木曜日ならいつでも彼女のステージは観ることが出来るのだと思い込んでいたんです。前回オアフに行った時も彼女が出ているワイキキ・マリオットに行こうとは思わず、だらだらと買い物していました。いつでも会えると思っている自分の親や祖母と同じ感覚だったんでしょうね。結局一度も生の彼女に触れることなく亡くなってしまいました…。さて、彼女のアルバムはすべて最高ですが、このアルバムを選んだのは「アリカ」「フラ・オー・マキー」「マキー・アイラナ」などなど全曲が今もダンサーが好んで踊る名演ばかりだからです。アルバムによってピアノが入ってジャズっぽい演奏もあるんだけど、ここではウクレレとスティールが前面に出ていてすごくカッコいいです。(1990年作品)

■オススメナンバー全部!
【藤崎 真一 Shinichi Fujisaki 】
■1980年代にタワーレコード株式会社入社。
■2000年の藤沢店勤務を機に、本格的にハワイアンCDの販売を始める。
■その後、聖蹟桜ヶ丘店店長を経て、現在は川崎店店長。
日々、ハワイアン・ミュージックの普及のため(ほんとは好きでやってるだけ)、「バウンス」「素敵なフラ・スタイル」「Rohe Rohe ハワイの音楽本」への執筆、ハワイアンCDのアドバイザーなど、楽しくできる範囲で色々活動中!
⇒ 最新のCD・DVDをチェックするにはこちら!
また、次回更新をお楽しみに!
更新日: 2008年 9月 5日