アロハ!　CHIYOです。
　記録的な低温日が続いていた3月のハワイですが、ようやく常夏らしい暑さが戻ってきました。そんな中、今月もダウンタウンにソフトオープン中の新しいお店「スクエア・バレルズ」のご紹介です！

ロコに人気のガストロ・パブが
オフィス街に姉妹店をオープン！

　ここが中がひとめでわかるガラス張りの入り口です。一面ガラス張りで、外からバー･カウンターが丸見えというのも、考えてみるとちょっとめずらしいですよね。ビジネス街の真ん中に位置しているので、お客さんのほとんどがビジネスマン＆ウーマンですが、仕事をサボってちょっとバー･カウンターで一杯...というわけにはいかないくらい丸見えです（笑）。

　店内は意外に広く、右手にカウンター、左手にはやけに背の高い背もたれ...というよりほとんど壁で区切られたくらいの密室感がある（笑）、ボックス席になっています。場所柄、商談などにも便利かもしれません。

　が、私たちが通されたさらに奥にあるテーブル席は、12時を過ぎたら満席となり、ここでの商談は無理かもというくらいワイワイガヤガヤとにぎやかでした。キング・ストリートにある「パイント＋ジガー」という人気のガストロ・パブと、同じ人がオーナーということで、どちらかといえばカジュアルで気楽な感じのお店を目指しているのでしょうね。

　ランチなのに、ビールとワインのメニューが最初に出てきたのですが、取材中なので昼間から飲むわけにもいかず（笑）、パスタとバーガーをシェアしました。そして...このフンギ・フェトチーネというきのこのパスタですが、今までに食べたきのこのパスタの中でも、3本の指に入るくらいおいしかったです！　

　最初運ばれてきた時、パスタに何がまぶされているのかしら？と思ったのですが、それは多分フード・プロセッサーで細かくして、何かと混ぜ合わせたきのこなのです。そして飾り程度でそんなに味がついていないのかと思ったしいたけのようなきのこにも、しっかりと味がついていました。　

　さらに、ブロイルド・ベーコン・バーガーというバーガー。これまたスペシャルなバーガーで、メグミさんと私は「ベーコン・バーガーという名前なのに、ベーコンが入っていないのはなぜ？」と思ったのですが、ウェイターの説明によると、ビーフとポークのひき肉、そしてベーコンがミックスされているのだそうです。　

　そして付け合せのフレンチフライは、豚の油で揚げるか、お米の油で揚げるかを訊かれ、そんなことを訊かれたのは初めてで、どうしたらよいのかわからなかったのですが、なんとなく豚の油という響きがイヤで（笑）、ヘルシー...な気がじゃっかんするライス・オイルを選択。このレストランも、またしばらく頻繁に足を運ぶ予感です。

ランチの後は、古い駅のようなカフェで
手作りスコーンとラテでのんびり...

　ちなみに、このお店の並びには、ビルとビルの合い間に細長く、ビジネスマン御用達のお店が軒を連ねています。サンドイッチ、ピザ、お寿司、ヘルシー・ジュース、ベーカリーなど、どれもさくっとテイクアウトできるようになっていて、お昼時にはビジネスマンたちが列を作っています。　

　そこを抜けると噴水の広場があり、サンドイッチを片手に立ち話しているスーツ姿のキャリアウーマンがいたりして、一瞬ニューヨークにでもいるような気分...ハワイのビーチも山ももちろんすばらしいけれど、活気あふれるダウンタウンもやっぱり素敵♪

　さて、この日私たちはホノルル・カフェで、食後のコーヒーをいただくことにしました。ここでのランチは以前もご紹介しましたが、こちらの緑あふれる「憩いの広場」（勝手に命名）も、私の大好きな場所のひとつです。　

　ヨーロッパの古い駅を彷彿とさせるようなこのお店。天井が高く、天井に雲の絵が描かれているのも素敵です。　

　私はいつもエアコンが効いている室内に座るのですが、アメリカ人はここに限らずどこでも、外のテーブルが圧倒的に好きなようです。どんなに暑くても...（笑）。　

　ここには小さめのチーズケーキなどもあるのですが、私はレモン・スコーンをデザートに...ってスコーンは普通デザートじゃなくて朝食ですよね（笑）。メニューのサラダは無視し、パスタ、ハンバーガー、スコーンといただいて案の定ものすごくおなかがいっぱいになり、そしてグリーンティー・ラテをアイスで飲んだら、空調の下にいたせいもあってか、すっかり冷えて寒くなってしまいました（笑）。こういうことでよく風邪をひいたりするんですよね...。

　インターネット・ニュースや友人のブログを見て、日本の桜やチューリップや、ぽかぽかした春の日差しややわらかい空気や、春色の和菓子やケーキを懐かしみながら...それではまた来月！