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「ハワイBOX フラの本」近藤 純夫さんインタビュー

2006年12月27日 21:22 | オアフ島 ハワイ島・ネイバー 学校、教室 日本で楽しむ 

ハワイの本を買おう!
「ハワイBOX フラの本」
近藤 純夫さんインタビュー
 今や世界中で一番フラ人口の多い国となった日本。一見優雅なダンスに見えるフラも、その動きや歌、衣装、楽器などのすべてに、古代より育まれてきたハワイ文化のエッセンスが詰まっています。そんなハワイの生活に密接に関係しているフラの本当の姿を、さまざまな角度から紹介しているのが「ハワイBOX フラの本」です。著者は、ハワイ火山国立公園アドバイザーの肩書きを持つ近藤純夫さん。近藤さんが、美しい写真とともに綴った本には、どんな思いが込められているのでしょうか。20年のハワイ歴からたどりついたフラの魅力について、じっくりお話をうかがいました。
購入はこちら

近藤純夫(こんどう・すみお)
 札幌生まれ。フランスと日本の大学を卒業後、予備校講師、出版社勤務を経てエッセイスト、翻訳家に。洞窟調査を趣味とする。長期に渡るマウナロアでの調査を通じてハワイの自然に興味を持ち、日本とハワイを行き来する。 1983年よりハワイ在住。主著に「ハワイBOX フラの本」(講談社)、「ハワイアン・ガーデン」「ハワイ・トレッキング」「ハワイ・ブック」(以上、平凡社)、「おもしろハワイ学1、2」(JTB)ほか。主な翻訳に「イザベラ・バードのハワイ紀行」(平凡社)など。


■ハワイではすべてがフラにつながる…
アロハ: まずは、今回近藤さんがフラの本を出されたきっかけから教えてください。フラにはいつごろから興味を持たれたのでしょう?
近藤: 僕はもともと火山や洞窟に興味があって、それをきっかけにハワイの自然に関する本を出してきました。自然を学んでいくと気づくことがあるんです。それは、植物にしろ、火山にしろ、自然はいろいろな形でハワイの信仰や文化に関わっているということです。やがてそれらがフラにも深く関わっていることを知りました。
アロハ: 入り口は、やはり自然との関わりだったのですね。
近藤: ええ、フラといえばダンス、というのが今日の常識でしょうが、かつては信仰表現であり、伝達手段だったんです。ぼくはフラの専門家ではありませんが、本当のフラをお伝したいというのが、この本を書くきっかけでした。
アロハ: なるほど。今までのフラの本とは違って、単なる踊りの紹介ではなく、その成り立ちや歴史、フラの持つ意味から、生活にかかわる部分まで、わかりやすく解説していらっしゃいますよね。
近藤: そうですね。
アロハ: 著者の近藤さんから見て、この本の一番のポイントはどこだと思っていらっしゃいますか?
近藤: フラに限りませんが、すべての事柄は単独で成り立っているわけではない、ということでしょうか。フラには崇める神がいて、捧げる植物がある。フラの文化は神話や自然と密接に結びついている、ということを述べたつもりです。
アロハ: あと、見せ方や写真がとてもきれいで、フラを習っていない、または全然知らない人でも読みたくなるような魅力がありますが、とくに工夫された点は?
近藤: 写真の大半は僕の撮影ですが、やはり高砂淳二さんやニック加藤さんといった写真家の作品の力が大きいと思います。すべての写真についてこだわったのは、ハワイの空気感が出ているかということ。僕がハワイに滞在するとき、いつも感じるのがこの空気感なんです。
アロハ: なるほど。では、本を作る上で苦労されたことは何でしょう?
近藤: ハワイの伝統文化はすべて口承です。神話にしてもフラのスタイルにしても、書いた人の数だけバリエーションがあります。それをうまく消化してまとめるのは、いつも大変な作業です。
アロハ: この本は、フラ完全ガイドとあるだけあって、さまざまなコンテンツがあり、読み応えがありますね。
近藤: でも、読み方についてはとくに何も決まりはありません。どこでも、気に入ったところから読んでください。いつか、この本のどの項目もお互いに深く関わり合っていることに気づいていただければうれしいです。


■フラが結びつけてくれたもの
アロハ: 日本ではフラが大人気ですが、その現象についてはどう感じていらっしゃいますか?
近藤: 日本人は習い事というのが好きですが、とくにフラはハウマーナ(生徒)どうしの連帯感が高い気がします。それが次々と新しい仲間を呼び込む吸引力になっているのではないでしょうか。
アロハ: 単なるブームを超えた、もっと熱いものがあるのはハワイにも伝わってきます。
近藤: とくに最近は、フラの背景としての文化や自然を学ぶ人たちが増えているようですよ。
アロハ: そうなんですね。そういえば、男性のフラはハワイではとても人気がありますが、近藤さんも踊りたくなったのでは?
近藤: 日本ではつい先日、初めて大規模なカーネ(男性)の大会がありました。フラは女性の踊りというイメージがありますが、かつては男が踊っていたものですよね。大会も思っていた以上に迫力があり、楽しめました。でも、自分がやるのは苦手かなぁ…(笑)。
アロハ: ハワイと日本におけるフラの未来について、何か感じることがありましたら教えてください。
近藤: そうですね、フラが単なる踊りではなく、文化と自然を体現するものと考える人が増えていますから、フラ愛好者を中心に、ハワイと日本の精神的な結びつきがより深くなるかなと期待しています。
アロハ: ご自身がフラとつながったことで見つけた、新しい可能性などがありますか?
近藤: 本を書くという僕の仕事は、ハワイに関わる人たちが与えてくださった深い知識なくしてあり得ませんが、今回の本もまた、多くを教えていただきました。それはクム・フラ(フラの指導者)だけでなく、カフナ(祈祷師)であるとか、国立公園のレンジャーであるとか、あるいは植物学者であったり、一般の人であったりします。以前に気づかなかったことを知る、ということが、これからもずっと繰り返されていくのだと思います。
アロハ: ハワイに対する感じ方、見方はいかがでしょう? 今までと少しでも変わりました?
近藤: それはあまり変わりませんね。初めてハワイの本を出したときから、自然や文化は互いに深く交わっているという強い思いがあって、それをひとつひとつ確かめているという感じかな? でも、今回は多くのフラを見てパワーをもらいましたし、ハレマウマウの火山ガスのなかで演じられたフラは、深い衝撃がありました。
アロハ: それは貴重な経験をされましたね。では、近藤さんが本を書き進めていく上で感じたフラの魅力って何でしょう?
近藤: フラは信仰であり、コミュニケーションであり、芸術であり、歓びでもありましたが、それ以上に、フラに関わる人たちの生み出すオハナ(家族、仲間)の精神でしょうか。フラには人を活かす、何かがある気がします。


■仕事とプライベートでハワイに魅せられて…
アロハ: 近藤さんの肩書きの中には、ハワイ火山国立公園アドバイザーというのがありますが、それは実際にはどんなお仕事ですか?
近藤: 10年以上前から、マウナロアの山頂直下と、標高3,000メートル付近に分布する洞窟の調査をしてきました。洞窟調査をする者はだれでもそうですが、測量や岩石、水系、化石、人類学など、いくつかの調査をします。それらを日本語と英語でレポートにまとめて、国立公園に提出してきのですが、それを評価してくださった関係者が、僕と、イタリア人の方のふたりを国立公園のアドバイザーとして推薦してくれたのがきっかけです。レンジャーのように一般の方たちと接触することはありませんが、フィールドワークを通じて、国立公園の情報収集のお手伝いを続けていくことができればと思っています。
アロハ: なるほど。ハワイは今までに何回くらい行き来していらっしゃるのでしょう?
近藤: うーん、何度でしょう(笑)? 年に2回から6回くらい。それを20年以上続けています。
アロハ: それはすごい! 数えられないですね(笑)。では、その20年にわたるお仕事とプライベートの両面から見たハワイの魅力とは?

▲「ハワイ・ブック」
火山をキーワードに、ハワイの自然や文化を探る、近藤さんの著書。
近藤: ハワイは、とくに日本人にとっては、ほかの外国とは違う特別の場所というイメージがありますよね。みな、引き寄せられるようにハワイへ行く。飽きたという声はあまり聞きません。というより、病みつきになる人の方が多い気がする。僕はそのことに加えて洞窟もあるので、病みつきと闇つきの両方でしょうか(笑)。
アロハ: ハワイで個人的にお好きな場所、あるいは島はありますか?
近藤: ゆっくり何もせずに休暇を過ごすならモロカイ島の某所かな? 暮らすなら、ハワイ島のヒロですね。
アロハ: 某所?? 気になりますねぇ(笑)。では、ハワイに来たら必ずすることと言えば?
近藤: 仕事を兼ねていますが、いくつかの古書店と図書館で資料収集すること、それにお付き合いをしてくださっている植物学者や火山学者、洞窟仲間から情報を聞くことでしょうか。もちろん、土地のおいしいものを食べるのも忘れません(笑)。
アロハ: なるほど。趣味と実益を兼ねているんですね。これからのハワイでのお仕事のご予定は?
近藤: 来春に出す本(ハワイ学)のための追加取材と、その次に出す本の資料収集を行なう予定でいます。
アロハ: 来年もお忙しそうですね。それでは最後に、アロハストリート読者にメッセージをお願いいたします!
近藤: ひとつでいいから、何かに深く関心を持ってみてください。花でも鳥でもいいし、フラでもハワイ語でも神さまでもいい。僕のきっかけはオヒアレフアという花でした。花の名前を知るという簡単なことからはじめて、植物としての性質、オヒアレフアと共生する野鳥、島の景観とオヒアレフアの関係など、多くのことがらに関心が広がっていきました。みなさんそれぞれの「オヒアレフア」を持っていただけたら、とてもうれしいです。
アロハ: ありがとうございました。

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「ハワイBOX フラの本」
著者:近藤純夫
価格:¥1,785 (税込)
雑誌:208ページ
出版社:講談社
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公開日 : 2006年 12月 27日

「エスクァイア日本版7月号 クラシック・ハワイの魔力」

2006年6月 7日 21:32 | オアフ島 オプショナルツアー サービス ショッピング ハワイ島・ネイバー ホテル レストラン 

ハワイの本を買おう!
「エスクァイア日本版7月号 クラシック・ハワイの魔力」
副編集長、竹内 大さんインタビュー
 アメリカで1933年に創刊した、由緒正しき老舗雑誌「エスクァイア」。日本版もクオリティライフを求める大人の読者に大人気です。そのエスクァイア誌が、このたび60ページにも及ぶ大ハワイ特集を掲載。5月24日に発売以来、話題となっています。
 今週は、この特集の取材でマウイ島とハワイ島に滞在された竹内副編集長にお話をうかがいました。


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■「エスクァイア日本版7月号 クラシック・ハワイの魔力」
  ハワイは独自の神話と伝説を数多く持つ、神秘的な島。しかし、リゾートホテルでの滞在と、ワイキキでのショッピングと、 ゴルフなどのアクティビティだけでは、知れば知るほど趣深いハワイの魅力を到底知ることはできない…。エスクァイアのハワイ特集では、ハワイの神髄を紹介すべく、かつてのハワイの面影を求める旅を提案しています。

⇒ エスクァイアの公式サイトはこちら


■特集テーマ「クラシック・ハワイの魔力」について
編集部: もともとアメリカの超有名雑誌であるエスクァイアさんですが、ハワイの特集記事は実に5年ぶりとか?
竹内: そうなんです。アメリカの都市を紹介する特集は年に1、2号、企画としてお届けしているんですけど、ハワイはなかなか、エスクァイアらしい新しいテーマが見つからず、気がついたら5年もたっていたという感じなんです。
編集部: 語られすぎて、新しい切り口が見えないということでしょうか?

▲忙しそうに働く編集スタッフ。手前が竹内さん。
竹内: 私たちもやるのであれば、通り一遍の特集ではなく、独自の視点から「え、こんなハワイの魅力があったの?」というような記事にまとめたいという思いがありますので、じっくりと時期とテーマを見据えていたんですね。
編集部: この時期についに60ページもの大特集が実現したわけですが、その背景は?
竹内: 日本では相変わらずのハワイ人気で、通と呼ばれる人の数はものすごい。でも反面、日本人がたくさんいるというイメージが先行して、行かず嫌いの人もとても多いと思うんです。ところが、そういう人たちも何かのきっかけで行ってみたらはまってしまう、というのはよくあるパターンですよね。
編集部: リピート率がきわめて高いデスティネーションですよね。
竹内: 実は私もそのひとりだったんです(笑)。こんな頑固な行かず嫌いでさえも、瞬時に虜にしてしまう「魔力」を持ったハワイというのは、やっぱりスゴイと思います。で、その憧れの原点はと、さかのぼっていくと、1960年代、日本人がハワイに行き始めた頃へと戻っていく。その時代に日本人が見いだしたハワイの魅力を「再発見」することで、魔力の源に近づけるような気がしたんですね。
編集部: それでテーマが「クラシック・ハワイ」ということなんですね。
竹内: はい。華美なハワイアン王朝時代、アメリカの文化の影響が色濃く伝わってきた時代、そして日系人などの移民文化が根付いてという、変遷を見ると、ハワイは外からの影響を受けて劇的な変化をとげてきた。そしてそれらが複合的に、渾然一体になったまま、現代にも残っているわけです。そこが、ハワイならではのクラシックな魅力を作り上げているように思います。
編集部: 「歴史と文化が教えてくれる」という特集のキャッチは、そこから来てるんですね。
竹内: 今回、「クラシック」という言葉には、単に古い、という意味だけではなくて、「本物」「本質」という意味合いも込めているんです。


■「テーマ重視で紹介」した王族、セレブが愛した館
編集部: 王族、セレブが愛した館、というアコモデーションの特集。すごく写真もすてきで、いつもとは違う角度からホテルやB&Bを見ることができました。
竹内: 普通はラグジュリーから、リーズナブルな宿泊へ、という風にカテゴリやランクで区切ってしまうものかもしれませんが、エスクァイアでは、「テーマ重視」ということで、その辺はすべて並列にして考えました。
編集部: ハワイ島、マウイ島、そしてオアフ島と、それぞれに歴史や文化の香りが濃厚な宿泊地ばかりで、新鮮な驚きでした。

▲エスクァイア編集部の入り口。おしゃれですね〜。
竹内: ハワイ島のヒロにあるシップマン・ハウスというB&Bなどは、いわゆるB&Bのイメージをくつがえす白亜のお城みたいな建築様式なんです。1900年当初の富裕層が建てたものだそうで、ハワイ上流社会の歴史がぎっしりと詰まっている感じ。とても印象に残りましたね。
編集部: 各島の「ノスタルジック・タウン」ということで、ひなびた感じの町並みがいくつか紹介されていますが、これはもう、ハワイファンの心をキュンとさせるような雰囲気の、いい味した町ばかりですね(笑)。
竹内: 今回選んで紹介したのは、住んでいる人々の意識がとても高くて、良い文化がこれからきっと根付いていくだろうなあと思われるエリアなんですね。古さと新しさがとても上手に融合していて、良い空気が流れていました。
編集部: アロハストリートをご覧の皆さんに一番なじみが深いのが、たぶんカイムキだと思いますが、ワイアラエ通りを中心とするこの区域は、確かにどんどん新しいお店ができるし、以前のキング通りにかわって、すっかりグルメ通りに変身しました。
竹内: でも、散歩をしてみると、あちらこちらに古き良き日の面影が色濃く残っている、という、そのギャップが面白いんですね。


■アロハストリート編集長も登場。「日本人ニューハワイアンの肖像」
編集部: 今回は、移住したエスクァイア世代の日本人、合計10名ほどが登場していますが、アロハストリートの上野編集長もとりあげていただき、ありがとうございました。
竹内: こちらこそお世話になりました。特集のテーマにあわせて、歴史や文化、アート、アカデミックな分野に関わる皆さんを中心に人選をさせていただいたのですが、それぞれユニークな経歴の持ち主ですし、今やられていることも全然違うので、興味深いインタビュー集になったと思います。
編集部: エスクァイアの読者層にも近い感じで、登場する皆さんのライフスタイルに対する共感も得られそうですね。
竹内: まさにそうですね。今回はお仕事の現場というのではなく、上野編集長をはじめ、皆さんが自宅でくつろいでいらっしゃるところをメインのカットにさせていただいているんです。そこでのインタビューということで、皆さん、ご自分の生き方を素直に表現してくださいました。
編集部: 本当にバラエティにあふれた人選です。
竹内: おもしろかったのが、意外と静かな方が多かったのですが、それでもお話ししていると、芯にある熱さみたいなものが感じられて、そういうさりげない表現の仕方にも、ハワイらしさを見いだしたりしていました。


■イベントも同時開催! 五感で楽しむ特集
編集部: このところ、エスクァイアさんでは、特集と合わせて、よくイベントを開催されていますね。
竹内: ええ。今回で言うと、カバンでおなじみのTUMIさんとのコラボレーションで、表参道でイベントを展開しました。残念ながら、この間の週末で終わってしまったのですが、会場となった「フジママズ東京」のスタッフ全員がアロハシャツだったり、BGMにハワイアンがかかったり、ハワイアン・ミュージックやペインティングのライブがあったり…。
編集部: オリジナル・カクテルやメニューもあったそうですね。そしてなんと、ハワイ旅行プレゼントまで!

▲数々のユニークな特集がここから生まれています。
竹内: 雑誌という紙媒体で目に訴える、ということはもちろん、そのほかに、舌であったり、耳であったり、肌であったり、人間の五感すべてを使って、この特集を楽しんでいただきたいなあ、というのが私たちの願いなんです。
編集部: アロハストリートの読者は、すでにハワイの大ファンばかりなのですが、メッセージをいただいてもよろしいですか?
竹内: 皆さん、過去にいろんな形の旅行をして、いろんなハワイ体験をされていると思いますが、今回は、「行かず嫌いの人」も行きたいと思わせてしまうような、新しい切り口を提案してみました。でもそれは、すでに行き慣れた人にとっても、同じように新鮮なアングルなのではないかと思っているんです。
編集部: そうだと思います。
竹内: 行ったことがない人には、行くためのきっかけ作りとして。そしてリピーターの皆さんには、次の旅行のヒントとなる新しい視点の発見という形で、この特集号をお読みいただければうれしいです。
編集部: では最後に、竹内さんが今回一番印象に残られたところは?
竹内: とてもありきたりですみませんが(笑)、やはり人のすばらしさにつきますね。私にとっては、それを再発見させていただいた、貴重な取材旅行でした。
編集部: 今日はどうもありがとうございました!

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「エスクァイア7月号 クラシック・ハワイの魔力」
価格:\700(税込)
出版社:エスクァイア マガジン ジャパン

公開日 : 2006年 6月 7日

「フィガロ ヴォヤージュ」編集長インタビュー

2006年3月29日 21:55 | オアフ島 ハワイで暮らす ハワイ島・ネイバー 

ハワイの本を買おう!
「フィガロ ヴォヤージュ 111人のマイ・ハワイ・ライフ」
編集長:牛島暁美さんインタビュー
 「フィガロ」から生まれた、新しい旅のカタチを追求するスペシャル・マガジン「フィガロ ヴォヤージュ」。「111人のマイ・ハワイ・ライフ」と題した最新号では、ハワイ各島で生活する人たちのライフスタイルやハワイを愛してやまない人たちが紹介するお気に入りを通して、ハワイの今を紹介しています。世界を飛び回り、ワクワクするような旅を提案し続ける「フィガロ ヴォヤージュ」の牛島暁美編集長に、ハワイ特集についてのお話をうかがいました。
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牛島暁美(うしじま あけみ)
 福岡県生まれ。白百合女子大学仏文科卒。フリーライターを経て、TBSブリタニカ(現阪急コミュニケーションズ)に入社。『フィガロジャポン』編集部に配属。同誌副編集長を経て、2005年4月に『フィガロ ヴォヤージュ』編集長に就任。


■111人のセレクションから見えてくる、本当のハワイ・ライフ
アロハ: 今回は、全6島にわたっての取材で大変だったと思いますが、まずはご苦労された点から教えていただけますか?
牛島: はい。今回のハワイ号は、すべての情報に推薦者をたてています。場所やお店の魅力は、人ぞれぞれの生活、趣味、嗜好などによって、感じ方が大きく異なりますよね。ですので、教えてもらった情報が、今回の特集の方向性・テイストに合うかどうかを判断するため、細かく下見をしながら自分たちの目で確かめ、その良さを引き出し、取材をするかどうかの最終決定していくことが、いちばん大変でしたね。
アロハ: なるほど。本当に細かい情報が満載で、ご苦労がうかがえます(笑)。
牛島: そうなんですよ。何十回とハワイへ通っている方であっても、ショップの名前や場所を正確に覚えていない場合もあって、下見に行ってみたけれど見つけられなかった…、というようなことも多々あり、探すのに苦労しました(笑)。
アロハ: 推薦者として登場している方は、どのようにして選ばれたのでしょうか?
牛島: まずは、仕事、プライベートを問わず何度となく足を運んでいる方、ハワイの魅力に誘われ移住した方、生まれ育ったハワイを愛してやまない方など、ハワイが大好きな方々です。中でも、比較的新しい情報が集まりやすいクリエイティブな仕事をしている方たちに、多くの情報を提供していただきました。
アロハ: それぞれの方の個性が出たセレクションが、今までにないハワイの雑誌となっていますね。
牛島: そうですか。そう思っていただければうれしいです。
アロハ: ちなみに、なぜ111人?
牛島: 100人では凡庸かな、と思いまして…。「111」は響きもいいし、ハッピーな感じがしたので。
アロハ: そうだったんですか(笑)。
牛島: はい。実は、この111人のプロフィールを紹介しているページには、取材した情報とは異なるレアな情報も満載なんですよ。
アロハ: 多彩な顔ぶれは圧巻ですね。
牛島: 読み飛ばすのはもったいない、と自信をもっておすすめするページですので、こちらもぜひ目を通してくださいね。
アロハ: 確かに、このページ、なかなか興味深いコラムに仕上がっていますね。そして、タイトルの「マイ・ハワイ・ライフ」ですが、今このテーマを選んだ特別な理由があったのでしょうか?
牛島: 何度も訪れている場所で、あきることなく過ごしている…。そんな人々の「ハワイ・ライフ」を探ることで、これまでにはない情報や過ごし方を伝えることが出来るのでは、と思ったのが1番の理由です。そして、今ある生活や過ごし方が全てではなく、現地の暮らしを見ることで、生活のかたち、幸福感、そこから夢を感じてもらえればと思いました。
アロハ: その中で、読者に1番伝えたかったことと言うと?
牛島: 1番伝えたかったのは「今のかたちが全てではない」ということです。


■ヘルシーなハワイのシンプル・ライフにスポット!
アロハ: 今までとは違う、シンプル、ヘルシー、オーガニックというイメージのハワイは、日本でどのように受け入れられると思われますか?
牛島: ハワイというと、まだイメージは「海」や「買い物」でしょうけれど、ハワイの人々はとってもヘルシーな生活を送っていますし、その生活はお手本にしたくなるもの。日本人にとって抵抗なく受け入れられると思います。
アロハ: スロー・ライフという考え方が注目されている今、まさにタイムリーな特集だったのではないでしょうか。
牛島: そうですね。オーガニックやヘルシーな生活が、世界中でブームなっている今、日本でもこの考え方は主流になりつつありますから。
アロハ: 取材を通して見えてきた、ハワイのライフスタイルから、日本でも学んだり、取り入れられる、と思われたことはありましたか?
牛島: おおらかさ、やさしさを持って接する、というアロハな心でしょうか。アロハな心を持つことで、自然と幸せな生活が得られるのだと感じました。
アロハ: ロハス、ということも意識して?
牛島: そうですね。ハワイでは、オーガニックが当たり前になっていて、野菜、魚、果物など、地元で採れたものを大切にしていますよね。島で作られたものを取り入れる…。それは自分たちが住む島を守ることにもつながっていると思いました。
アロハ: なるほど。今回取材されて、それぞれの島に対して、どんな印象を持たれましたか?
牛島: ハワイ島では、地元の方の家に泊まったりして、ホテル・ステイではできない体験をして、よりリアルに島の生活を感じることができました。マウイ、モロカイ、ラナイ島は、それぞれ距離が近いにもかかわらず、各島の個性が強く感じられましたね。とくにマウイ島は、アメリカ本土からの移住者が多く、みんな朝早く海に出かけるのが日課。昼はPCを持ち、東京と変わらないような仕事をして、夜は友だちと食事を楽しんだりと、快適な生活を送っているようでした。
アロハ: ハワイのリアル・ライフを肌で感じてこられたのですね。
牛島: おかげさまで。カウアイ島では「取材には向かないけれど…」と前置きがありつつも、たくさんの人がヒンズー・テンプルをすすめるので行ってみました。残念ながら中へは入れませんでしたが、入り口付近に「自分がいま嫌だと思っていることを、紙に書いて燃やすとそれが消える」と書いてある東屋のような場所があったので、取材班全員、それぞれ紙に書いて燃やしてきました(笑)。
アロハ: それは貴重な体験(笑)かも…。
牛島: 帰国日に離島からホノルルに戻ると、空港に「本日、日本便は欠航です」の張り紙があったんです。東京が大雪になった日、成田からハワイ行きが飛ばず、当然、日本行きの飛行機が来ない…。ということで、1泊ワイキキのホテルに宿泊しましたが、これが半月の取材旅行の中で、唯一予定なしで過ごすハワイ時間。すぐにマッサージの予約をしました!
アロハ: それはお疲れさまでした。6島回られて、個人的にはどの島がお好きですか?
牛島: どの島にもそれぞれ異なる表情があり、それぞれ魅力的ですからね…。
アロハ: それでは最後に、ハワイの魅力を一言で言うと?
牛島: それはもう、ポジティブな癒しがあるということに尽きますね!
アロハ: なるほど、本当にそうですね。ありがとうございました。


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フィガロ ヴォヤージュ 111人のマイ・ハワイ・ライフ
価格:\880(税込)
雑誌:138ページ
出版社:阪急コミュニケーションズ
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公開日 : 2006年 3月 29日

「アロハエクスプレス」編集長インタビュー

2006年2月22日 21:58 | オアフ島 オプショナルツアー サービス ショッピング ハワイで暮らす ハワイ島・ネイバー ビューティー ホテル レストラン 学校、教室 日本で楽しむ 

ハワイの本を買おう!
「アロハエクスプレス」
編集長:布施ひろみさんインタビュー
 ソニー・マガジンズから発売されているハワイをテーマとした雑誌「アロハエクスプレス」は、ハワイファンの圧倒的な支持を受けるバイブル的存在。実は2月10日発売のNo.83では、アロハストリートの上野編集長のインタビュー記事も掲載中なのです。
 毎号ディープで、かゆいところに手の届く徹底取材が圧巻のアロハエクスプレスをリードして4年。布施ひろみ編集長にお話をうかがいました。
購入はこちら


■最新号の特集は「ロコみたいに過ごすオアフ島滞在」
アロハ: いつも独特の切り口でハワイ徹底取材をして、読みごたえたっぷりの特集記事を掲載されていますよね。
布施: ありがとうございます。2月の号は、去年、その前と移住や長期滞在系のトピックに焦点を当てたのですが、今年はもっと身近なところで、実際にそれほど長期では行けないけれど、生活しているロコのように過ごすには、という角度から、さまざまな場所をご紹介しています。
アロハ: ディープなリピーターが読む本というイメージもありますが、読者の皆さんの平均滞在日数は、やっぱり長目なんでしょうか。

▲和気あいあいと、ハワイ好きのスタッフが集まって次の企画を出し合います。左から2番目が布施ひろみ編集長。
布施: 読者層でいえば、より親しみやすいデザインに変えたこともありまして、一度ハワイに行ってはまってしまった、というように、最近はリピート率の低い方々も読んでくださっているようです。反対に、コンドを持って行ったり来たりしている方までいらっしゃるので、読者層としてはとても広がりましたね。平均滞在を集計から出すと、10日くらいみたいです。
アロハ: やはり女性が多いですか?
布施: そうですね。30代後半以上の女性が多いと思います。
アロハ: 特集は、編集スタッフがアイデアを出し合って決めるんですか?
布施: はい。日本側の編集スタッフのほかに、私たちはハワイにもたくさんの協力スタッフがいますので、彼らとアイデアを持ち寄って、喧々諤々しながら決めています。
アロハ: 最近、ハワイも人気がどんどん高まって、移住系を含め、いろんな雑誌とかが出ていますよね。同じ日本発売ということで、意識されたりはしますか?
布施: いえ、それはあまりないですね。今年は19周年なのですが、私たちのスタンスはずっと変わらず「雑誌風のガイドブック」というユニークなものなので、あくまでも私たちの読者に喜ばれるものを、という視点のみで作っています。
アロハ: 見ていて、雑誌風であることが際立っているので、ガイドブックとしての役割を意識されている感じは持っていませんでした。ちょっと意外ですね。
布施: やはり日本で読んでいて、ハワイを感じるのもいいでしょうけど、いざ行くことが決まったときに、どこにあるか、どうやって行くかが分からなければ、あまり意味もないですし、リアル感も沸いてきませんよね。そういう意味で、ガイドブック的なアプローチも心がけているんですね。

▲19年の歴史は重みがあります。こうやって表紙を眺めているだけで、今すぐハワイに飛んで行きたい気分になりますよね。
アロハ: 真似しようとしても、そう簡単にはできない積み重ねや、現地のネットワークがありますからね。
布施: はい。やはり長年やってきたこともありまして、スタッフには本当に恵まれていると思います。これだけネイバーを徹底取材する媒体は見当たりませんし、カルチャーにしても、いち早く注目して深く掘り下げてきましたから、専門性という意味では、なかなか真似できないものはあるのではないかと思います。


■最新号には上野編集長のインタビュー記事も掲載中!
アロハ: ネイバーの徹底取材といえば、本当に毎回の取材は苦労されているんだろうなあと思いながら、いつも拝見しているんですよね。よくこれだけのベストショットが、集められたなあと。
布施: 本当にそれはそれは苦労の連続で(笑)。スタッフの辛抱強さとプロ精神のおかげですね。溶岩が流れているところを写真におさめたいと、1枚の写真のために明け方から何時間も溶岩の大地を歩いたり、トレッキングなどの取材も、本当に半日かかります。ハワイらしい写真を載せて、皆さんに気分を満喫してもらいたいと願うと、天候という、私たちではどうにもできない自然条件も関係してきますから、取材前はいつもドキドキなんです。
アロハ: そうですよね。私たちはハワイにいるからまだ柔軟性を持って対応できますが、日本からのクルーには時間制限がありますからね。
布施: その通りですね。日程の最初の方で回ったんだけど、天気が悪くて写真が今ひとつだったから、最後に時間を一生懸命作って、またチャレンジしたり。その辺の「ハワイの一番良い状態を伝えたい」という意識はすごいあります。
アロハ: 発売中の83号では、実はアロハストリートの編集長へのインタビュー記事も1ページ、写真つきで掲載していただいています。ありがとうございました!
布施: いえいえ、こちらこそありがとうございました。
アロハ: 「アロハストリート・ネイチャー・プロジェクト」ということで、ハワイの環境保護団体さんたちと協力して、自然の大切さを皆さんと考えていけたらと思っているんですよね。ひとりでも多くのハワイファンと一緒になって続けて行きたいプロジェクトなので、掲載いただいて本当に感謝しています。

▲アロハストリート・ネイチャー・プロジェクトへの思いなどを上野編集長が語るインタビュー記事が掲載中!
布施: 私たちも応援させていただきます!
アロハ: さて、やれることは全部やった、みたいなアロハエクスプレスですけど(笑)、この先にはどんなことがあるのでしょう?
布施: よく「もうネタないでしょう?」と言われたりするんですけど、決してそんなことはないんですよね。私たちもチャレンジ精神旺盛ですから、「おお、今度はそう来たか!」と皆が驚き、感動してくれるような切り口で、新鮮なハワイを紹介していきたいなと思っています。
アロハ: 最近では、「Gokutabi」という雑誌も出されて、ハワイ以外のデスティネーションも展開していらっしゃいますよね。
布施: はい。HISさんとのコラボレート・ブックということで、「あ、いいな」と思ったら、即、予約ができるというような、新しい形のガイドブックを目指して制作しています。ハワイ版も1月に出たばかりですので、ぜひ一度ご覧ください。
アロハ: 今後の展開は、アロハストリートの読者も、きっと楽しみにしていることと思いますよ。
布施: そうですね。日本ではアロハエクスプレスでめいっぱいハワイ気分を満喫していただき、ハワイに行ったら、アロハストリートの便利な地図やクーポンで旅行をお楽しみいただけたら最高ですね(笑)!
アロハ: 本当にそうですね。これからも貪欲なハワイファンの皆さんのためにがんばりましょう(笑)! 今日はありがとうございました。


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アロハエクスプレス No. 83
価格:¥1,380 (税込)
雑誌:164ページ
出版社:ソニー・マガジンズ
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Gokutabi HAWAII—徹底的に自分流ハワイ自由旅行
小冊子付録つき
価格:¥1,380 (税込)
雑誌:128ページ
出版社:ソニー・マガジンズ

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公開日 : 2006年 2月 22日

「ハワイ時間」編集長インタビュー

2005年11月 2日 22:11 | オアフ島 ハワイ島・ネイバー 

ハワイの本を買おう!
「ハワイ時間〜海と風と光でつむぐ永遠の夢」
編集長:工藤尚廣さんインタビュー
 アロハ! タカシです。
 以前、アロハタワーにごった返すメインランドからのクルーズ客を見て「こんなにたくさんの人がクルーズに乗って旅をしてるのか…」と、とても新鮮に思った覚えがあります。性格がせっかちだ