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「素敵なフラ・スタイル」編集長:綛谷久美さんインタビュー

2007年4月25日 21:08 | オアフ島 学校、教室 日本で楽しむ 

ハワイの本を買おう!
「素敵なフラ・スタイル」
編集長:綛谷久美さんインタビュー
 アロハ!エイ子です。
今回はイカロス出版から年に4回発行されている、フラ愛好者に人気の情報誌「素敵なフラ・スタイル」の綛谷久美編集長がハワイ入りするとの情報を聞きつけ、急遽インタビューを実施。新刊「ハワイアンステンシル」とまもなく出版される「101曲のハワイアン・ソング」の話題を中心に、お話をうかがいました。


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「素敵なフラ・スタイル」とは…
  「フラ」を通してハワイの文化を学びたい、楽しみたいという人に人気のビジュアル情報誌。「行かなくてもそこで踊っている気分にさせるハワイ特集」や「フラを楽しむ日本のダンサー応援特集」、「読んですぐ実行できるハワイアン・ライフスタイル実用インフォ」、「ビギナーのためのスクールガイド」など、ハワイファン必見のディープな情報が満載です。

綛谷久美(かせや くみ)
千葉県出身。大学卒業後、ドイツ留学を経て1988年イカロス出版入社。語学雑誌編集部、スチュワーデスマガジン(現エアステージ)編集部から編集長へ。2002年にムック「はじめてのフラ」を出版。1カ月で完売となったため、フラ愛好者のための季刊誌「素敵なフラ・スタイル」を創刊。新企画が目白押しの2007年は、さらにフラ・ハワイ関連の書籍、ムックなどを出版予定。
⇒WEBフラ・スタイル www.hulastyle.jp/


■「素敵なフラ・スタイル」手作りシリーズ第1弾は
「ハワイアンステンシル」
アロハ ストリート(以下アロハ):
「素敵なフラ・スタイル」は「フラ」を中心にした情報誌ですが、なぜ今回「素敵なフラ・スタイル手作り第1弾」として、ステンシルにフォーカスした本を刊行することになったんですか?
綛谷 久美編集長(以下綛谷):
実は、ハワイファンでクラフト好きの人ってかなり多いんですよ。「素敵なフラ・スタイル」でもクラフトのページは人気があるのですが、その中でとても人気が高かったのがステンシルだったのです。ハワイアンキルトやリボンレイの本は多数出版されていますが、もっとオリジナリティあふれる方法でハワイを生活に取り入れることができるアイデアとして注目されたようですね。

▲「ハワイアンステンシル」イカロス出版
アロハ: たしかに日本って、クラフトファンが多い気がします。そういえば、ステンシルは以前、日本でブームでしたよね。
綛谷: そうですね。でも今はすっかりブームも下火(苦笑)。ステンシルは、もともとはアメリカが発祥の地だからか、前のブームの時にはアメリカン・カントリー調のデザインが多かったし、デザイン自体も大きくて大雑把なものが多かったんですよね。
アロハ: たしかに、ステンシルと聞くと「テディ・ベア」とか「カントリー・ハウス」とかのデザインが浮かびます(笑)。でも今回はハワイアンのデザインばかりですよね。
綛谷: プルメリアやヤシの木、カメなど、ハワイを感じさせるモチーフばかり全部で25種類を掲載しています。とくにプルメリア、ホヌ・オハナ(ウミガメの家族)、モンステラ、ウル柄の4つのモチーフは、写真付きで作り方をていねいに解説してあるので、初心者でも気軽にチャレンジできると思いますよ。「ハワイアン・ステンシル」から、ステンシル・ブームが復活してくれるとうれしいですね。
アロハ: 「素敵なフラ・スタイル」18号に掲載されている「タロの葉」がステンシルされた壁はとてもおしゃれで、私もステンシルに挑戦してみたくなりました。
綛谷: 実はあのステンシルを行った部屋は私の自宅なんですよ。
アロハ: ええっ、そうなんですか? 壁のステンシルが周りのインテリアともマッチして、とってもハワイアンな雰囲気ですよね。
綛谷: ありがとうございます(笑)。我が家の中にプランテーション・ハウスのような空間が登場して、とても気に入っています。
アロハ: 今回ステンシルを紹介して下さっているハワイアンステンシル作家の川島香織さんはどんな方ですか?
綛谷: 彼女は横浜在住で、ダイビングやウィンドサーフィンをやってらしたんですよ。
アロハ: ステンシル作家とマリンスポーツって、なかなか面白い組み合わせですよね。マリンスポーツ好きで横浜在住と聞いただけで、ハワイも好きなんだろうな〜って勝手に想像してしまいます(笑)。
綛谷: 彼女の自宅には、ステンシルが施さi´?れた大きなサーフボードが置いてあるんですよ。
アロハ: すてきですね〜。ぜひ拝見してみたいです。サーフボードにステンシルってちょっとビックリですが、どんなアイテムにもできるんですね。
綛谷: 壁はもちろん、バッグやクッションカバー、鏡まで、何にでも簡単にできるのが魅力です。今回出版される本には、すべてのパターンの原寸大の図案が付いているし、基本レッスンやワンポイント・レッスンのページでは、型の作り方から用具のお手入れ方法まで、ていねいに解説してあるので、慣れてきたら自分でパターンを考えるのも楽しいかもしれないですね。
アロハ: バッグや小物類にハワイアンステンシルをすれば、ほかの人とはちょっと違うオシャレも楽しめるし、フラの道具などにすれば、「ハワイ通」というイメージが一気にアップしそうですよね。でも、実際には絵の具とかスポンジなどの道具を手に入れるのが大変じゃないですか?
綛谷: それは大丈夫! 本には、絵の具、スポンジ、パターンが一緒になった「ステンシル・セット」の通販のインフォメーションもついています。
アロハ: それは便利ですね。私も小物くらいから始めて、いつかは壁の「タロの葉」のステンシルに挑戦してみたいです(笑)。

■ハワイアン・ミュージックのバイブル
「Na Mele o Hawaii Nei」の日本語版が登場
アロハ: もう1冊の本のタイトルは「101曲のハワイアン・ソング」となっていますが、ハワイアン・ソングの翻訳本ということになるんですか?
綛谷: 基本的にはそうですね。原作である「Na Mele o Hawaii Nei」は、アンティ・ノエことノエラニ・マエさんが1970年に出版したトラディショナル・ハワイアン・ソングの本で、現在も版を重ねているロングセラー・ブックです。
アロハ: ハワイアン・ソングの本ということは、歌詞や楽譜も載っているのでしょうか?
綛谷: 楽譜はありません。本書では、歌詞がハワイ語と日本語で併記されており、その歌の意味や作られた時の歴史的、文化的背景の紹介、ハワイ語特有の詩のスタイルや隠喩表現の解説など、かなり学術的な内容が濃くなっています。
アロハ: う〜ん、聞いているとなかなか難しそうですが、原書はどんな人が愛読しているんでしょう?
綛谷: ハワイ大学でハワイ語や民族音楽学などを勉強している学生から、フラの最高峰である「メリー・モナーク」に出場するクムフラたちまで、さまざまな人が参考書として名前をあげています。ハワイ語、フラを本格的に学んでいる人なら必ず知っている本と言っても過言ではないでしょうね。

▲「101曲のハワイアン・ソング」イカロス出版
アロハ: フラやハワイ語を学ぶ人たちにとってはバイブル的存在なんですね。そういえば、翻訳を担当した古川敏明さんと古賀まみ奈さんは、ハワイ大学院で言語学や民族音楽学を専攻している現役の学生さんだそうですね。
綛谷: そうです。ハワイのディープな部分を学んでいる研究者でありながら、フラダンサーでもあるんですよ。
アロハ: フラダンサー! それはハワイアン・ミュージックにもかなりの思い入れがありそうですね(笑)。
綛谷: 彼らに何かハワイらしい本がないかと相談したら、「ぜひこの本を日本語で出版したい」と言って持ち込んできたのが、アンティ・ノエの本だったのです。本書でハワイアン・ソングの基礎を理解したら、本書収録曲以外を読む時はもちろん、フラを踊る際にも大変役に立つことは間違いないと言えるほど、ハワイアン・ソングに関する情報がギッシリで。そのほか、原書にはない巻末のハワイ語基礎文法やハワイ王朝の解説も必見ですよ。
アロハ: ハワイ語やフラの真髄を学びたい人にとっては必読書となりそうですね。今回2冊の新刊本を紹介していただきましたが、ほかの本の出版予定などはありますか?
綛谷: 現在、「素敵なフラ・スタイル手作りシリーズ第2弾」としてリボンレイの本を出版する予定となっています。これからもフラだけでなく、フラを取り巻くバラエティ豊かな情報を提供して行ければと思っています。
アロハ: そちらも楽しみです。これからもディープなハワイを紹介してくださいね。ありがとうございました!

★日本語オンライン書店「アマゾン」での購入はこちら:

素敵なフラ・スタイル 2007 Spring号(No.18)
価格:1,100円
発行:イカロス出版
購入はこちら

ハワイアンステンシル
発行日:2007年4月19日
AB版/64ページ
価格:1,300円
発行:イカロス出版
購入はこちら

「101曲のハワイアン・ソング」
発行日:5月予定
B5版/212ページ
価格:2,400円
発行:イカロス出版

公開日 : 2007年 4月 25日

「ハワイBOX フラの本」近藤 純夫さんインタビュー

2006年12月27日 21:22 | オアフ島 ハワイ島・ネイバー 学校、教室 日本で楽しむ 

ハワイの本を買おう!
「ハワイBOX フラの本」
近藤 純夫さんインタビュー
 今や世界中で一番フラ人口の多い国となった日本。一見優雅なダンスに見えるフラも、その動きや歌、衣装、楽器などのすべてに、古代より育まれてきたハワイ文化のエッセンスが詰まっています。そんなハワイの生活に密接に関係しているフラの本当の姿を、さまざまな角度から紹介しているのが「ハワイBOX フラの本」です。著者は、ハワイ火山国立公園アドバイザーの肩書きを持つ近藤純夫さん。近藤さんが、美しい写真とともに綴った本には、どんな思いが込められているのでしょうか。20年のハワイ歴からたどりついたフラの魅力について、じっくりお話をうかがいました。
購入はこちら

近藤純夫(こんどう・すみお)
 札幌生まれ。フランスと日本の大学を卒業後、予備校講師、出版社勤務を経てエッセイスト、翻訳家に。洞窟調査を趣味とする。長期に渡るマウナロアでの調査を通じてハワイの自然に興味を持ち、日本とハワイを行き来する。 1983年よりハワイ在住。主著に「ハワイBOX フラの本」(講談社)、「ハワイアン・ガーデン」「ハワイ・トレッキング」「ハワイ・ブック」(以上、平凡社)、「おもしろハワイ学1、2」(JTB)ほか。主な翻訳に「イザベラ・バードのハワイ紀行」(平凡社)など。


■ハワイではすべてがフラにつながる…
アロハ: まずは、今回近藤さんがフラの本を出されたきっかけから教えてください。フラにはいつごろから興味を持たれたのでしょう?
近藤: 僕はもともと火山や洞窟に興味があって、それをきっかけにハワイの自然に関する本を出してきました。自然を学んでいくと気づくことがあるんです。それは、植物にしろ、火山にしろ、自然はいろいろな形でハワイの信仰や文化に関わっているということです。やがてそれらがフラにも深く関わっていることを知りました。
アロハ: 入り口は、やはり自然との関わりだったのですね。
近藤: ええ、フラといえばダンス、というのが今日の常識でしょうが、かつては信仰表現であり、伝達手段だったんです。ぼくはフラの専門家ではありませんが、本当のフラをお伝したいというのが、この本を書くきっかけでした。
アロハ: なるほど。今までのフラの本とは違って、単なる踊りの紹介ではなく、その成り立ちや歴史、フラの持つ意味から、生活にかかわる部分まで、わかりやすく解説していらっしゃいますよね。
近藤: そうですね。
アロハ: 著者の近藤さんから見て、この本の一番のポイントはどこだと思っていらっしゃいますか?
近藤: フラに限りませんが、すべての事柄は単独で成り立っているわけではない、ということでしょうか。フラには崇める神がいて、捧げる植物がある。フラの文化は神話や自然と密接に結びついている、ということを述べたつもりです。
アロハ: あと、見せ方や写真がとてもきれいで、フラを習っていない、または全然知らない人でも読みたくなるような魅力がありますが、とくに工夫された点は?
近藤: 写真の大半は僕の撮影ですが、やはり高砂淳二さんやニック加藤さんといった写真家の作品の力が大きいと思います。すべての写真についてこだわったのは、ハワイの空気感が出ているかということ。僕がハワイに滞在するとき、いつも感じるのがこの空気感なんです。
アロハ: なるほど。では、本を作る上で苦労されたことは何でしょう?
近藤: ハワイの伝統文化はすべて口承です。神話にしてもフラのスタイルにしても、書いた人の数だけバリエーションがあります。それをうまく消化してまとめるのは、いつも大変な作業です。
アロハ: この本は、フラ完全ガイドとあるだけあって、さまざまなコンテンツがあり、読み応えがありますね。
近藤: でも、読み方についてはとくに何も決まりはありません。どこでも、気に入ったところから読んでください。いつか、この本のどの項目もお互いに深く関わり合っていることに気づいていただければうれしいです。


■フラが結びつけてくれたもの
アロハ: 日本ではフラが大人気ですが、その現象についてはどう感じていらっしゃいますか?
近藤: 日本人は習い事というのが好きですが、とくにフラはハウマーナ(生徒)どうしの連帯感が高い気がします。それが次々と新しい仲間を呼び込む吸引力になっているのではないでしょうか。
アロハ: 単なるブームを超えた、もっと熱いものがあるのはハワイにも伝わってきます。
近藤: とくに最近は、フラの背景としての文化や自然を学ぶ人たちが増えているようですよ。
アロハ: そうなんですね。そういえば、男性のフラはハワイではとても人気がありますが、近藤さんも踊りたくなったのでは?
近藤: 日本ではつい先日、初めて大規模なカーネ(男性)の大会がありました。フラは女性の踊りというイメージがありますが、かつては男が踊っていたものですよね。大会も思っていた以上に迫力があり、楽しめました。でも、自分がやるのは苦手かなぁ…(笑)。
アロハ: ハワイと日本におけるフラの未来について、何か感じることがありましたら教えてください。
近藤: そうですね、フラが単なる踊りではなく、文化と自然を体現するものと考える人が増えていますから、フラ愛好者を中心に、ハワイと日本の精神的な結びつきがより深くなるかなと期待しています。
アロハ: ご自身がフラとつながったことで見つけた、新しい可能性などがありますか?
近藤: 本を書くという僕の仕事は、ハワイに関わる人たちが与えてくださった深い知識なくしてあり得ませんが、今回の本もまた、多くを教えていただきました。それはクム・フラ(フラの指導者)だけでなく、カフナ(祈祷師)であるとか、国立公園のレンジャーであるとか、あるいは植物学者であったり、一般の人であったりします。以前に気づかなかったことを知る、ということが、これからもずっと繰り返されていくのだと思います。
アロハ: ハワイに対する感じ方、見方はいかがでしょう? 今までと少しでも変わりました?
近藤: それはあまり変わりませんね。初めてハワイの本を出したときから、自然や文化は互いに深く交わっているという強い思いがあって、それをひとつひとつ確かめているという感じかな? でも、今回は多くのフラを見てパワーをもらいましたし、ハレマウマウの火山ガスのなかで演じられたフラは、深い衝撃がありました。
アロハ: それは貴重な経験をされましたね。では、近藤さんが本を書き進めていく上で感じたフラの魅力って何でしょう?
近藤: フラは信仰であり、コミュニケーションであり、芸術であり、歓びでもありましたが、それ以上に、フラに関わる人たちの生み出すオハナ(家族、仲間)の精神でしょうか。フラには人を活かす、何かがある気がします。


■仕事とプライベートでハワイに魅せられて…
アロハ: 近藤さんの肩書きの中には、ハワイ火山国立公園アドバイザーというのがありますが、それは実際にはどんなお仕事ですか?
近藤: 10年以上前から、マウナロアの山頂直下と、標高3,000メートル付近に分布する洞窟の調査をしてきました。洞窟調査をする者はだれでもそうですが、測量や岩石、水系、化石、人類学など、いくつかの調査をします。それらを日本語と英語でレポートにまとめて、国立公園に提出してきのですが、それを評価してくださった関係者が、僕と、イタリア人の方のふたりを国立公園のアドバイザーとして推薦してくれたのがきっかけです。レンジャーのように一般の方たちと接触することはありませんが、フィールドワークを通じて、国立公園の情報収集のお手伝いを続けていくことができればと思っています。
アロハ: なるほど。ハワイは今までに何回くらい行き来していらっしゃるのでしょう?
近藤: うーん、何度でしょう(笑)? 年に2回から6回くらい。それを20年以上続けています。
アロハ: それはすごい! 数えられないですね(笑)。では、その20年にわたるお仕事とプライベートの両面から見たハワイの魅力とは?

▲「ハワイ・ブック」
火山をキーワードに、ハワイの自然や文化を探る、近藤さんの著書。
近藤: ハワイは、とくに日本人にとっては、ほかの外国とは違う特別の場所というイメージがありますよね。みな、引き寄せられるようにハワイへ行く。飽きたという声はあまり聞きません。というより、病みつきになる人の方が多い気がする。僕はそのことに加えて洞窟もあるので、病みつきと闇つきの両方でしょうか(笑)。
アロハ: ハワイで個人的にお好きな場所、あるいは島はありますか?
近藤: ゆっくり何もせずに休暇を過ごすならモロカイ島の某所かな? 暮らすなら、ハワイ島のヒロですね。
アロハ: 某所?? 気になりますねぇ(笑)。では、ハワイに来たら必ずすることと言えば?
近藤: 仕事を兼ねていますが、いくつかの古書店と図書館で資料収集すること、それにお付き合いをしてくださっている植物学者や火山学者、洞窟仲間から情報を聞くことでしょうか。もちろん、土地のおいしいものを食べるのも忘れません(笑)。
アロハ: なるほど。趣味と実益を兼ねているんですね。これからのハワイでのお仕事のご予定は?
近藤: 来春に出す本(ハワイ学)のための追加取材と、その次に出す本の資料収集を行なう予定でいます。
アロハ: 来年もお忙しそうですね。それでは最後に、アロハストリート読者にメッセージをお願いいたします!
近藤: ひとつでいいから、何かに深く関心を持ってみてください。花でも鳥でもいいし、フラでもハワイ語でも神さまでもいい。僕のきっかけはオヒアレフアという花でした。花の名前を知るという簡単なことからはじめて、植物としての性質、オヒアレフアと共生する野鳥、島の景観とオヒアレフアの関係など、多くのことがらに関心が広がっていきました。みなさんそれぞれの「オヒアレフア」を持っていただけたら、とてもうれしいです。
アロハ: ありがとうございました。

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「ハワイBOX フラの本」
著者:近藤純夫
価格:¥1,785 (税込)
雑誌:208ページ
出版社:講談社
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公開日 : 2006年 12月 27日

「ハワイ留学ビート」小俣和也さんインタビュー

2006年9月20日 21:29 | ハワイで暮らす 学校、教室 

ハワイの本を買おう!
「ハワイ留学ビート!—疾風のホノルル550日」
小俣 和也さんインタビュー
 ハワイには、ハワイ大学をはじめとする大学や、コミュニティ・カレッジ(短大)、語学学校などで勉強に励んでいる日本人留学生がたくさんいます。今回は、2000年6月から2001年12月までの1年半、ハワイの大学に留学した小俣さんが、その時に体験した学校生活や、ハワイでの暮らしぶりなどを綴った本「ハワイ留学ビート!-疾風のホノルル550日」をご紹介します。
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小俣 和也(おまた・かずや)
 1975年1月東京生まれ。聖学院大学欧米文化学科を卒業。学生時代から人々のスピリチュアルな部分に関心を持ち、インドを多く旅する。2000年ハワイへと渡り、ハワイ・パシフィック大学でTESL(英語教授法)を学び、修了。帰国後、英語講師を経て「ハワイ留学ビート!-疾風のホノルル550日」を書き上げる。


■きっかけは9.11同時多発テロの特集
アロハ: ハワイは旅行先として人気で、気候もよく、日本語も通じるような気がするので「留学するならハワイがいい」と言う声をよく耳にしますが、小俣さんはどんな理由でハワイを選んだのですか?
小俣: もともとアメリカに留学することが高校生の時からの夢だったんですよ。世界中からさまざまな人種が集まり、自由に自分のペースで学べるというところに強く惹かれていました。私がその中でもハワイを選んだのは、やはり気候がいいのと(笑)、美しい自然があること。それに、私が行く大学の学びたい科目が高い評価を受けていたからです。
アロハ: 学校生活でのお話は後でたっぷり聞かせていただくとして、まずは本を書こうと思ったきっかけを聞かせていただけますか?
小俣: ハワイから戻って1年後、テレビで「9.11」の特集を見たのがきっかけですね。「ああ、去年のその日はハワイにいたなあ、激動の留学生活だったな」と思ったのと同時に、あの体験を書かなくてはと思ってしまったんです。
アロハ: と言いますと?
小俣: その時の自分のまわりに起こっていたことや、嘘いつわりない留学生としての気持ちです。ちょうど私が滞在していた時に起こった9.11、そして、えひめ丸事件などが浮かんできて、その時に感じたことなどを書いて残したかったのです。
アロハ: なるほど。えひめ丸の事件も衝撃 ?的でしたが、9.11後のワイキキは本当に閑散としていて、ワイキキがとてもさみしかったのを思い出します。この件については、大学でもさまざまな国の学生たちとディスカッションされたのでしょうね。
小俣: はい。やはりいろいろな意見がありましたね。そのことも含め、留学の理想と現実や、自分が実際に体験したことなどを書いていたら、気が付いたら原稿を完成するのに1年ほどかかっていました。書き上げた原稿が編集前で660枚という枚数になったのには自分でもビックリしました(笑)。
アロハ: 本を拝見させていただきましたが、到着してすぐホノルル空港で遭遇したハワイらしいハプニングや、大学のドミトリー(寮)での生活の様子、その後ルーム・シェアで体験した様々な国の人たちとのカルチャー・ギャップ、学生らしいアフター・スクールのお話など、人間模様もとても興味深かったです。
小俣: ありがとうございます。うまくいかなかったケースもありましたが、カルチャーギャップも理解して乗り越えることができる、というとても貴重な経験をしましたね。ハワイ留学を通し異文化とふれあうことで本当に多くのことを学びました。


■ひたすら宿題に追われた大学生活
アロハ: たいへん充実した550日の学校生活だったと思いますが、その中でとくに印象的だっ ?たこと、大変だったことを聞かせていただけますか?
小俣: 大変だったことと、印象に残っていることは同じなんですよ。それは、ペーパー(レポート)の多さですね。これに尽きます(笑)。これは僕ら外国人だけでなく、クラスメイトのアメリカ人も、日本で会った時に「もうあんなに書くのはイヤだ」と言ってましたから、それはもう相当の量でしたね。でも、そのおかげで英文を書く力はかなり上達しましたよ(笑)。
アロハ: ハワイ留学を夢見る方が多いと思いますが、実際に暮らしてみて、ハワイのことをどう感じましたか?
小俣: やっぱり自然が豊富で、海はきれいだし、知らない人でも気軽に話しかけてくるという大らかな場所なので、自然が好きな僕には合ってると思いました。たとえば、アラモアナ・ビーチに寝転んでいるだけで癒されますしね(笑) 。
アロハ: そうですね。知らない人から気軽に「ハロー」と声をかけられて、すっかり長話…なんてこともよくありますよね。そんなところがまるで昔の日本みたいで、どこかほっとするんですよね。
小俣: ええ、ハワイのすてきなところですね。私がハワイに着いてすぐに自然体になれたのもハワイのそういうところが大きかったのでしょうね。
アロハ: それでは最後に、これからハワイに留学をしようと思っている人たちにメッセージをいただけますか?
小俣: まずは、できるだけ英語のレベルを上げてから来た方がいいと思いますね。ワイキキで過ごす長期滞在なら、それほど英語も必 ?要ではないかもしれませんが、留学ともなれば話は別です。滞在していれば何とかなる、と思っていると伸びるのに時間がかかってしまいがちです。
  そして、具体的な目標を持った方が真剣に留学というものに取り組めますね。たとえば、ハワイの歴史を研究したいとか、そういった目標があると授業に取り組む姿勢も変わってきますよね。
 また、世界が広がるのでほかの国の友だちを作って欲しいなと思います。そのためにも地元のコミュニティに参加したりするのもおすすめですね。とにかく留学生活って終わってみるとあっという間なので、自分を信じて1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。
アロハ: どうもありがとうございました!

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「ハワイ留学ビート!—疾風のホノルル550日」
著者:小俣和也
価格:¥1,575 (税込)
単行本:344ページ
出版社:翔雲社
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公開日 : 2006年 9月 20日

「いっそイラスト・ハワイ単語帳」園田レナさんインタビュー

2006年4月12日 21:45 | オアフ島 学校、教室 日本で楽しむ 

ハワイの本を買おう!
「いっそイラスト・ハワイ単語帳」
著者:園田レナさんインタビュー
 アロハ! リカです。
 先週からスタートしたイラスト・コラム「いっそイラスト・ハワイ単語帳」はもうご覧いただきましたか? このコーナーは、同名の書籍とアロハストリートによるコラボレーションで実現したもの。書籍版の「いっそイラスト・ハワイ単語帳」には、なんと2,200ものかわいいイラストがぎっしり。絵本を読むような感覚でハワイ語を学ぶことができるのです。パラパラめくって楽しむもよし、じっくり勉強するもよし。本当にユニークな本ですね。
 今回はその著者であるイラストレーターの園田レナさんに、本の内容やハワイへの思いなどのお話をうかがいました。
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園田レナ(そのだ・れな)
 横浜生まれ。セツ・モードセミナー卒。編集プロダクションを経て、1999年にフリーランスのイラストレーターとして本格的に活動を始める。現在は広告、書籍、ファッション雑誌などで幅広く活躍中。2005年12月に出版した「いっそイラスト・ハワイ単語帳」が話題に。2006年4月より同名のコラムの連載をアロハストリート・ドットコムでスタート。


■2,200のイラストを書くのに3〜4カ月かかりました
リカ: 2,200の単語ってすごい数ですよね? どのくらいの時間をかけて、この数をイラストにしていったのですか?
園田: これはホントに、関係者の皆さま、編集者、デザイナー、印刷所など、にすっかりご迷惑お掛けしちゃったくらい時間がかかりましたね(苦笑)。思い出すとおなかが痛くなっちゃいますが、だいたい3〜4カ月くらいでしょうか。スーパーのろのろ作業でした…。
リカ: でも時間をかけた分、納得いくものになったのではないでしょうか? とてもほのぼのとした気持ちになりましたよ。
園田: ありがとうございます。ほのぼのしていただけたら、本当に幸いです。イラストは、視覚的に把握できるので、言いたいことが伝わりやすいのかな、と思います。私自身、話しててもどかしくなると、絵を描いて説明しちゃったりするので(笑)。
リカ: それはとてもうらやましいですね。たくさんのイラストのなかで、一番楽しい気分で書かれた作品は?
園田: どれも好きなのですが、強いて言うなら、133ページの「海の生き物」でしょうか。普段の仕事ではこういったモノはあまり描かないので、自分でも新鮮でした。海の中の世界観って、陸(波打ち際)やら、海底やらサンゴなどがあって、一言で海と言っても、バリエーションがあるので、描きながらおもしろいなあって。あと「家」も好きかな。生活感があり、奥に広がりが持てるような気分で描いたので。
リカ: 逆に苦労したイラストはありますか?
園田: 「マナ」とか「神様」とか抽象的な言葉が大変でしたね。あとは「正しい」とか「悪い」とか。
リカ: なるほど。
園田: こういう言葉は、イラストにしてしまうと「コレ!」って断定してしまう気がして…。何を持って「正しい」とか、どういうのが「神様」とか、人それぞれになってしまうところがあると思うんです。私個人の概念を出すわけにはいかないし、一般的にどうなのかなー、とリサーチしたりして、結構時間もかかりました。
リカ: ほのぼのとしたイラストの陰には、そんなご苦労があったんですね。


■実際の生活でもハワイ語を使っています!
リカ: イラストから、かなりのハワイ好きだとお見受けしましたが(笑)、ハワイのどんなところがお好きですか?
園田: 実はオアフしか行ったことがないのですが、好きなのはハレイワのようなローカルなところと、自然モリモリなところ。買い物とかにはあまり興味がないので、フラリと出かけてボーっとしてたり、現地のオバチャンと話したりするのが好きですね。次はビッグアイランドかカウアイ、ラナイあたりに行きたいですね!
リカ: イラストがすごくローカルっぽい理由もわかります。もし、第2弾を出すとしたら、今度はどんなイラストを描きたいですか?
園田: 季節とか、伝説や神話なんかを描いてみたいですね。雨だけでも何種類も呼び名があったりすると聞いて、本当は入れたかったのですが、描き分けるのが難しかったんです。言葉の裏にあるお話や由来などおもしろかったり、切なかったり、感心したりすることが、ハワイ語にはたくさんあるように思います。すごく自然を大事にしてる姿が感じられて、忘れちゃいけないなあと思うので。
リカ: すっかりハワイ語に詳しくなったご様子のレナさんですが、実際の生活でもハワイ語を使ったりするんでしょうか?
園田: もちろん! 例えば「感情と表現」や「あいさつ」のような単語を使って、周囲に「なんだって?」と聞かれて、ニヤリ…みたいな(笑)。「A hui ho!!」(またねー!)は、友だちの間に定着しましたよ。
リカ: すごいですね。この本を手に取る方には、どんな風に読んで欲しいですか?
園田: ヒマなときに、ダラ〜っと眺めていても、何だかおもしろいなあと思ってもらえるように描いたつもりなので、気楽に読んでもらえたらうれしいです。あとはひっそり現地で使ってみて「おー!使えるじゃん!」となってくれたらうれしいです。
リカ: 私も頑張って勉強させていただきます(笑)。これから3カ月間、アロハストリートの新イラスト・コラム「いっそイラスト・ハワイ単語帳」でもご紹介していきますので、よろしくお願いします。
園田: こちらこそよろしくお願いします!


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いっそイラスト・ハワイ単語帳
著者:園田レナ
価格:\1260(税込み)
雑誌:167ページ
出版社:小学館
購入はこちら

公開日 : 2006年 4月 12日

「アロハエクスプレス」編集長インタビュー

2006年2月22日 21:58 | オアフ島 オプショナルツアー サービス ショッピング ハワイで暮らす ハワイ島・ネイバー ビューティー ホテル レストラン 学校、教室 日本で楽しむ 

ハワイの本を買おう!
「アロハエクスプレス」
編集長:布施ひろみさんインタビュー
 ソニー・マガジンズから発売されているハワイをテーマとした雑誌「アロハエクスプレス」は、ハワイファンの圧倒的な支持を受けるバイブル的存在。実は2月10日発売のNo.83では、アロハストリートの上野編集長のインタビュー記事も掲載中なのです。
 毎号ディープで、かゆいところに手の届く徹底取材が圧巻のアロハエクスプレスをリードして4年。布施ひろみ編集長にお話をうかがいました。
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■最新号の特集は「ロコみたいに過ごすオアフ島滞在」
アロハ: いつも独特の切り口でハワイ徹底取材をして、読みごたえたっぷりの特集記事を掲載されていますよね。
布施: ありがとうございます。2月の号は、去年、その前と移住や長期滞在系のトピックに焦点を当てたのですが、今年はもっと身近なところで、実際にそれほど長期では行けないけれど、生活しているロコのように過ごすには、という角度から、さまざまな場所をご紹介しています。
アロハ: ディープなリピーターが読む本というイメージもありますが、読者の皆さんの平均滞在日数は、やっぱり長目なんでしょうか。

▲和気あいあいと、ハワイ好きのスタッフが集まって次の企画を出し合います。左から2番目が布施ひろみ編集長。
布施: 読者層でいえば、より親しみやすいデザインに変えたこともありまして、一度ハワイに行ってはまってしまった、というように、最近はリピート率の低い方々も読んでくださっているようです。反対に、コンドを持って行ったり来たりしている方までいらっしゃるので、読者層としてはとても広がりましたね。平均滞在を集計から出すと、10日くらいみたいです。
アロハ: やはり女性が多いですか?
布施: そうですね。30代後半以上の女性が多いと思います。
アロハ: 特集は、編集スタッフがアイデアを出し合って決めるんですか?
布施: はい。日本側の編集スタッフのほかに、私たちはハワイにもたくさんの協力スタッフがいますので、彼らとアイデアを持ち寄って、喧々諤々しながら決めています。
アロハ: 最近、ハワイも人気がどんどん高まって、移住系を含め、いろんな雑誌とかが出ていますよね。同じ日本発売ということで、意識されたりはしますか?
布施: いえ、それはあまりないですね。今年は19周年なのですが、私たちのスタンスはずっと変わらず「雑誌風のガイドブック」というユニークなものなので、あくまでも私たちの読者に喜ばれるものを、という視点のみで作っています。
アロハ: 見ていて、雑誌風であることが際立っているので、ガイドブックとしての役割を意識されている感じは持っていませんでした。ちょっと意外ですね。
布施: やはり日本で読んでいて、ハワイを感じるのもいいでしょうけど、いざ行くことが決まったときに、どこにあるか、どうやって行くかが分からなければ、あまり意味もないですし、リアル感も沸いてきませんよね。そういう意味で、ガイドブック的なアプローチも心がけているんですね。

▲19年の歴史は重みがあります。こうやって表紙を眺めているだけで、今すぐハワイに飛んで行きたい気分になりますよね。
アロハ: 真似しようとしても、そう簡単にはできない積み重ねや、現地のネットワークがありますからね。
布施: はい。やはり長年やってきたこともありまして、スタッフには本当に恵まれていると思います。これだけネイバーを徹底取材する媒体は見当たりませんし、カルチャーにしても、いち早く注目して深く掘り下げてきましたから、専門性という意味では、なかなか真似できないものはあるのではないかと思います。


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アロハ: ネイバーの徹底取材といえば、本当に毎回の取材は苦労されているんだろうなあと思いながら、いつも拝見しているんですよね。よくこれだけのベストショットが、集められたなあと。
布施: 本当にそれはそれは苦労の連続で(笑)。スタッフの辛抱強さとプロ精神のおかげですね。溶岩が流れているところを写真におさめたいと、1枚の写真のために明け方から何時間も溶岩の大地を歩いたり、トレッキングなどの取材も、本当に半日かかります。ハワイらしい写真を載せて、皆さんに気分を満喫してもらいたいと願うと、天候という、私たちではどうにもできない自然条件も関係してきますから、取材前はいつもドキドキなんです。
アロハ: そうですよね。私たちはハワイにいるからまだ柔軟性を持って対応できますが、日本からのクルーには時間制限がありますからね。
布施: その通りですね。日程の最初の方で回ったんだけど、天気が悪くて写真が今ひとつだったから、最後に時間を一生懸命作って、またチャレンジしたり。その辺の「ハワイの一番良い状態を伝えたい