ハワイの本を買おう!
「あいらんどけいさつ★ロコモコップ」 作・プロデュース:宮島 伸浩
プロフィール
ニッポン放送オールナイトニッポンや広末涼子、テリー伊藤らのラジオ番組を手がけ、現在ハワイ101FM取締役。日本・ハワイ同時放送中のFM番組「ワイキキ・インザパーク・フロム・ ハワイ101FM」のプロデューサーとしてハワイローカルの最新情報を発信している。元々番組の朗読コーナーだった今回の絵本「ロコモコップ」では原作も担当。
編集長:
発売早々、紀伊国屋書店の玉川高島屋店では総合1位、渋谷店では2位(絵本1位)と絶好調だそうですね!
宮島:
ありがとうございます。本当に応援してくださった皆さんのおかげです。
編集長:
宮島さんはもともと日本で広末涼子さんやテリー伊藤さんのラジオ番組を手がけていらしたんですよね。ハワイテーマの絵本を出すようになったきっかけ、というのは何なのですか?
宮島:
話せば長くなるのですが、2007年の夏に、縁があってハワイで101FMという新しいFM放送局の起ち上げに関わらせていただいたのです。
編集長:
知人、友人も出演していたので、私も楽しませていただいてました。
宮島:
ありがとうございます。ハワイ発の番組を毎日制作する中で、リスナーの中心はハワイ在住の女性が多いことに気がついたんですね。とくに朝、お子さんを学校に送りに行きながら、一緒に車の中で聴いてくださる方が本当に多かった。なので、そういう層に向けて、何かおもしろい番組ができないかと思って、朗読コーナーとしてスタートしたのが「ロコモコップ」なんです。
編集長:
親子で楽しめるショートストーリーを読み上げる、ということですね。
宮島:
そうですね。5分くらいで一話完結することを基本に、お子さんのためになり、そしてお母さんにとっても聴き応えのある内容にしなくては、と思って、いろいろと苦心しました。
編集長:
とってもユニークなキャラクター「ロコモコップ」はどこからどう発想されたんですか?
宮島:
警察官を主人公に、というのは何となく最初からあったんですね。子供というのは、こういう正義のヒーロー像に憧れますし。ハワイらしさをどう取り入れていこうか、というところで、皆が大好きな名物ロコモコをモチーフにして、ロボコップならぬロコモコップが誕生したわけです。
編集長:
全部で20話くらいあるそうですが、その中から今回は5編を絵本にされたんですね。
宮島:
はい。キャラクターを絵に置き換えていくのは、とても楽しい作業でした。テレビのCGクリエイターとしてメジャーな場で活躍している北沢直樹さんにお願いして、すべてコンピュータ・グラフィックを使用してできたデジタルな絵本です。
編集長:
ロコモコップは、頭がロコモコなんですね(笑)。
宮島:
そうなんですよ(笑)。帽子が目玉焼きの黄味で、グレービーがかかっていて……。
編集長:
とても可愛いですよね。他にもスパム君とかハイビスカスちゃんとか、分かりやすくハワイっぽいキャラクターが散りばめられていて、ハワイファンすべての方がワクワクしてしまうような色彩とムードでいっぱいです。
宮島:
そう言っていただけると、とてもうれしいです。ストーリーひとつひとつには、子どもへのメッセージがシンプルに託されています。たとえばDreams come true。夢は叶うからあきらめないで、とか、人に迷惑をかけたらI am sorry と言おうね、とか。
編集長:
楽しくて感情移入しやすいストーリーにのせて語られるメッセージなので、とても効果的です。そしてさらにこれは英語の勉強本でもあるんですよね。
宮島:
はい、そうなんです。副題に「えいごとハートのおべんきょう」とあるように、せっかくハワイを題材にしていることもありますし、メッセージを英語のフレーズや単語にたくして、ひとつずつ、お子さんが覚えてくれたらいいなあと願っています。まだまだたくさんのストーリーがあるので、続編、続々編と出していけたらうれしいですね。
編集長:
驚いたのが、この絵本は携帯電話との連係で朗読を聞けるんですよね。
宮島:
はい。出版社であるCCRE株式会社が積極的に取り組んでくださって、従来の絵本の常識とは違うことをいろいろとさせていただけてありがたく思っています。もともとラジオの朗読で始まったということもありますし、絵本は両親が子どもに読んで聴かせるという特性もあると思うので、無料でアクセスできるようにしています。
編集長:
宮島さんも、絵の北沢さんも、絵本に携わるのは今回が初めてだそうですね。
宮島:
そうなんです。だからこそ、の良さをたくさん出したいと思って、あえて常識にこだわらずに、私たちなりにこうしたい、という思いを形にさせていただきました。キャラクターをモチーフにしたケータイ用のデコメも配信中ですので、どんどんご利用ください。
編集長:
3歳から10歳くらいのお子さんが対象ということですが。
宮島:
はい。なので、お母さんもまさに携帯世代。お子さんと一緒にロコモコップの世界を楽しんでいただけるかな、と思っています。あと、感想文コンクールも実施していまして、優勝の賞品がなんと親子ハワイ旅行なんです。10月末まで応募できますので、ぜひぜひたくさんの方にご応募いただきたいですね。
編集長:
ひとつひとつのストーリーが実は奥深いので、読んで聴かせているご両親にとっても学びがあったり、気づきが得られたり、という経験をされるかと思うんですね。暗いニュースも多い昨今ですが、こういうポジティブな言葉やストーリーを自分や子どもと共有していくのは大事ですよね。
宮島:
そんな風に親子で読んで、語り合っていただけたら本当に最高ですね! すでにたくさんの感想をいただいているのですが、本当に皆さんから熱いご支持をいただいていて、私も読ませていただくのが楽しみなんです。
編集長:
ラジオは今も形を変えて継続されていますよね。先日、私も出演させていただきましたが。
宮島:
101FMは、史上初の日本とハワイの両方でオンエアする番組「ワイキキ・インザパーク・フロム・ハワイ」をオンエア中です。ハワイでは毎週土曜の18時から、FM-FUJIでは、毎週日曜の14時から放送されています。どうぞよろしくお願いいたします!
編集長:
ハワイ在住の方には、日本の最新ヒット曲が満載の「アロハ・イブニング・ワールド」も好評ですね。
宮島:
はい、毎週土曜(ハワイ時間)の19時~20時までの1時間、ハワイ現地のスタッフが在住者の皆さんに向けて、生放送で番組制作をしていますので、ぜひ一度、お聴きください。
編集長:
最新J-POPもたくさん聴けるのが良いですね。今日はありがとうございました!

◆インタビューを終えて
子どもだけでなく、オトナにとっても、日々の生活で忘れがちな大切な価値観を思い出させてくれるステキな絵本「ロコモコップ」。カラフルで明るい色彩の絵本を眺めているだけで、元気が出てきます。音の世界だけではなく、ストーリーテラーとしても、そしてビジネスマンとしても活躍する多才な宮島さん、楽しいお話しをありがとうございました!
★ハワイでは、アラモアナ・センター、シロキヤ内「ブックオフ」にてお買い求めいただけます。