朱美カウラオヒ 著
著者プロフィール
1994年に家族7人で渡米。ワイキキの人気サロン「
朱いハイビスカス」主宰。サロンでは、ロミロミ・マッサージやマナワーク、カードセッションなどに加え、オアフ在住の日本人初のプラクティショナーとして、リコネクションのコースも行っている。
編集長:6月下旬に発売してから売れ行きも好調で、すでに増刷も決まったそうですね。おめでとうございます!
朱美:本当にありがとうございます。念願だった本を出版できただけでもうれしかったのに、たくさんの方にご支持いただいて、しあわせです。
編集長:出版のきっかけは何だったのですか?
朱美:実業之日本社の編集者である高森玲子さんが、雑誌の記事やアロハストリートのクチコミ情報などをご覧になって、私のサービスに興味を持ってくださったんですね。ご自身でハワイに来られたときにお会いして、その後は私が開催するセミナーにまでお越しいただいたりして、懇意になりました。それから本のお話しをいただいたというわけです。
編集長:2001年頃からヒーリングとかエナジーワークというような言葉で登場されて、ちょっと当時はセンセーショナルでしたよね(笑)。
朱美:ええ、今でこそスピリチュアルなことへの関心は一般の方へも広がっていますが、まだあの頃はとてもとても。だから正直、勇気がいりましたよ。アロハストリートさんで取り上げていただいて、そこからクチコミが広がって、という形で多くの方に知っていただけるようになりました。
編集長:本のまえがきにも私たちのことを書いていただいて、光栄です。ありがとうございます。それにしてもこの本の中では、ハワイアン・マナのお話しが、とても分かりやすいシンプルな言葉で説明されているので読みやすかったですね。
朱美:今、私のサロンにいらっしゃる日本の方たちは、やっぱりとても疲れていらっしゃるんですね。仕事のことで行き詰まっていたり、人間関係で悩まれていたり。ハワイに来て、違う環境でリセットしたい、という希望を持たれて訪れる方が多いんです。
編集長:なるほど。
朱美:そういう人たちの割合がどんどん増えているのが残念ですね。心がとても疲れていて、言ってみれば「マナが弱っている」状態なんです。
編集長:この場合、マナとはどういう風に考えればいいんですか?
朱美:生命力、という風に言っても良いと思います。人も自分も幸せにするスピリチュアルなエネルギーということですね。マナを増やす生活のヒントをもっともっと多くの方に知っていただきたくて、この本を書きました。
編集長:マナが弱るとどうなるんですか?
朱美:例えば一例ですが、ひとつの考え方や価値観に縛られて行き場を見失ってしまっているような状態があります。そんな時は、「やらなきゃいけない」「こうでなければいけない」という固定概念から抜け出せないのですね。そこをフッとハワイのやさしい気候の中で、枠組みをはずして差し上げると、肩の力が抜けて、進路を見いだしていただけることが多いですね。
編集長:この本の中には、古代ハワイから伝わる哲学である「フナ」の原則についても書かれていますね。
朱美:はい。ハワイに来てから、いろいろと困ったり悩んだりしていたときに出会いまして、これは何てすばらしい考え方なのだろう、と感動したんです。自己啓発とか成功について書かれている本などで言っていることが、言葉は違ったりしますが、原理原則としてすべて含まれているんですね。古代ハワイの人たちの叡知ってすごいなあ、この土地にまつわる何かがそういう宇宙の法則の原点とも言える思想を育てていったのかな、とますますのめり込んで、自分でも皆さんに伝えていくようになりました。
編集長:引き寄せブームを作った「ザ・シークレット」で表現されているようなことも、多々含まれていますよね。
朱美:本当にその通りですね。
編集長:本で書かれている7つの原則の中で、朱美さんが最も好きなものは何ですか?
朱美:私は「MANAWA(マナワ)」という言葉で表現される、「今が力の時である」という概念が好きですね。過去にばかりこだわっていても、何も解決しませんよね。でも「あの時ああしておけば」とか「あんなことを言わなければ」と自分を責めたり、「あの人があの時こうしたから」といつまでも根に持ったりしていては、マナは弱るばかりです。逆に、まだ起こってもいない未来のことを心配したり、憂えてみたりしてもムダなだけ。
編集長:とにかく「今」を楽しむこと、ということですね。
朱美:はい。目の前にいる人たちや、自分の今の環境に感謝をして、今を精一杯楽しむことでマナは磨かれていきます。
編集長:マナはものにも宿るのだというお話しが印象に残ったのですが。
朱美:そうなんですよ。この机やお財布や置物や、すべてにマナは宿っています。ものを大切にしましょう、というのは、そういうことからも来ているんですね。手入れをしなかったり、ぞんざいに扱ったりすると壊れたりしますよね。雑然とした部屋にいると、落ち着かないとか。お掃除の習慣も、重要なんです。私もサロンの周りを必ずきれいにしていますし、周辺にゴミが落ちていたりしたら、自分の敷地でなくてもお掃除をします。
編集長:自分の机はきれいにするけれど、共有部分はゴミが落ちていても放ったらかし、というのではダメだということですね。
朱美:はい。隣人のゴミの出し方が汚かったりしても、さりげなく自分が直してあげたり、掃除をしてあげ続けていれば、隣人が入れ替わったり、彼らが掃除をし始めたり、良い循環が生まれるものなのです。人の分までやったら損をするとか思って何もしないでいると、マナは増えていきません。
編集長:部屋を片付けると、確かにとてもスッキリと気持ち良いですよね。エネルギーの流れが変わる、というのも、何となく感覚として分かる気がするんですよね。
朱美:机にもテーブルにも、マナは宿る、というのがハワイアンの考え方です。私も毎日、部屋を出る時には、「今日も一日ありがとうございました」と深々と部屋にお辞儀をして帰るんですよ。
編集長:お財布の話しも、とても面白かったです。今度、試してみようと思います(この後、詳しい話しが続きましたが、その辺は本をご覧くださいませ。)
朱美:今回はかなり私が今、書けることを、すべて出し切った、という感じなんですね。でも早速2冊目のお話しもいただいているので、ゆっくりと新たな構想を練りたいと思っています。夏はバケーションでカンクーンに行ってきます。屈指のパワースポットでもあるので、また新しい刺激を得られるかなと思って、楽しみにしているんです。
編集長:ほんの少しのことで幸せを感じられるヒントにあふれた「ハワイアン・マナ71の教え」。私も読後、とてもリフレッシュして元気になりましたし、新しく習慣にさせていただいたこともあります。今日は、本当にありがとうございました!
◆インタビューを終えて
涼しい貿易風が吹き抜けるサロンでのインタビューは、その後、私の運気を占うカードリーディングにまで発展して、2時間以上にも及びました。新しいことを学ぶのが大好きで、十万円を超えるようなセミナーを受けに日本にまで行ってしまう朱美さん。ミクシィのコミュニティでも大人気です。今後のますますの活躍が楽しみですね。
※ハワイでは、「朱いハイビスカス」のサロンで販売中です。