虹色ハワイのロコ遊び Colors of Hawaii
内田佐知子著
著者プロフィール
ハワイ在住。国立音楽大学理学科卒業。
大学在学中よりDJ、レポーター、通訳や翻訳、メディアコーディネーターとして活動を開始。現在、ハワイからの生放送番組J-Wave「Colors of Hawaii」(月~木 13:20 - 13:35)のナビゲーターを務める。
編集長:
念願の本の出版、おめでとうございます!
内田:
ありがとうございます。ずっと本が出せたら……と思っていたのですが、自分として理想の形で出版することができて、うれしいです。
編集長:
今回はご自身がDJを務める、ハワイ発のFM放送、J-Waveの「Colors of Hawaii」の取材体験をまとめたものですよね。
内田:
はい、日本でもJ-WaveでDJを務めさせていただいていたのですが、ハワイに移住してきてすぐにこのお話しをいただいて、ラッキーでした。番組が始まってから、もう3年と3カ月になりますねぇ。早いものです。
編集長:
その間、いろいろとご自身にも変化がありましたよね。
内田:
最初は都会生活とハワイの暮らしとのギャップもすごくて、寂しさを感じることもあったのですが、今はすっかりハワイの魅力にひたって幸せに暮らしています。この本は、3年間の番組の集大成ではあるのですが、その時、その時のことを思い出しながらパーソナルなタッチで書かせていただいているので、私自身のハワイ生活日記みたいな部分もあるんですよね。
最近はいつも愛犬ぺぺと一緒。表紙の写真にも登場していますね。
おとなしい癒し系のぺぺは取材中も本にもたれてのんびり。
編集長:
番組名が「カラーズ・オブ・ハワイ」というだけあって、内容もカラフルというか、バラエティ豊かな切り口ですよね。
内田:
番組の取材で毎日たくさんの方にお話しをうかがう機会がありますが、その中でもとくに印象に残っていることや、まだ放送もしていなかった、とっておき情報を集めつつ、人、自然、癒し、ヘルシー、ファッション、夜遊びというキーワードで分けていきました。全部で59のトピックスをご紹介しています。
編集長:
内田さんの番組は、ネイティブ並みの英語力を生かしたインタビュー力で、常に「人」にフォーカスを当てていくのが独特で面白いんですよね。
内田:
ありがとうございます。単なるお店紹介では他のメディアと同じになってしまいますし、私である必然性もないと思うんですよね。それにインタビューしていると、やはりそのお店ができた背景とか、その人なりの考え方とか、これからどうしたいんだとか、とてもユニークなストーリーが浮かび上がってきて、好奇心がムクムクとわき起こってくるんです。
編集長:
人に歴史あり、ですね。
内田:
本当に。で、J-Waveは番組それぞれにブログがありまして、リスナーの方々にビジュアルと文章でもメッセージを送れるんですね。もともとブロガーだった私にはピッタリで、番組の記録にもなりますし。今回の本はそのブログに掲載した写真やトピックスをまとめたものでもあるんです。
編集長:
本では、ブログからさらに一歩踏み込んで、内田さんがそこでどう感じたか、その時どんな生活を送っていたのかとかまで書かれていて、興味深かったですよ。悩んだときに、ここに行って救われた、とかね(笑)。
内田:
ラジオのリスナーの方が、この本を通じて私という人間をもっと身近に感じていただけたら、うれしいな、と思って、結構、素のままの私をさらけ出して書きました。その辺が伝わってくれたらいいですね~。
編集長:
ところで、「ハワイの虹は6色」というショッキングな帯のことなんですが。
内田:
ええ、私も実はこの本の企画会議をしていた時に初めてうかがったのですが、ハワイでは虹は6色という言い伝えなのですね。この本の冒頭では、「The Secret of Hawaiian Rainbow(ハワイの虹の秘密)」という神話を翻訳して、イラストでご紹介しているんです。車のナンバープレイトにもなるくらいハワイの象徴的な存在である虹に、こんな言い伝えがあるなんて、思わぬ発見でした。
編集長:
キュートで、本当にハワイらしいストーリーですよね。それでこの本の構成も、6つの柱に分かれているわけですね。さて、内田さんの今後ですが、7月28日から、なんとハワイのローカルテレビ(ケーブルテレビ:OC16)のゴールデンタイムでナビゲーターをされるんですよね。
内田:
そうなんです! ハワイに来たときにビックリしたんですけど、何年も前に終わったはずのTBS「そこが知りたい」という番組が再放送を繰り返していて、それがまたロコの間でとても人気だったんですよね。
編集長:
ロコの日本ファンって、すっごい多いですよね。
内田:
ええ、でもさすがにバブルの頃のトレンド紹介を「今」の日本として捉えられたりしていると困っちゃうので、何か本当の日本を紹介できるきっかけがあると良いなと漠然と思っていたのです。
編集長:
日本の人には本物のハワイ、そしてロコには本物の日本を紹介する……。すばらしいお仕事ですね!
内田:
本当にそう思います。私を成長させてくれたハワイに、何らかの形で恩返しができたらいいなあとずっと思っていたのですが、これが私のささやかな第一歩、という感じですね。
取材の楽しさを語る内田さん。まさに天職という感じです。
編集長:
とんでもない大きな一歩じゃないですか(笑)。
内田:
いえいえ(笑)。最近は取材もあって、とてもタイトなスケジュールで日本に行ったりする機会が増えました。何しろ「Colors of Hawaii」は毎週月~木までありますので、その合間を縫っての取材は、短期決戦でたいへんなんです。
編集長:
でも外国人の目線で日本を見るというのは、新鮮で楽しい経験ですよね。
内田:
ええ、まさに! 日本って本当に奥深い魅力があって、ネタはつきないですよね。
編集長:
テレビの方も楽しみにしています!
■インタビューを終えて
DJとして、ライターとして、そしてローカルテレビのパーソナリティとして、活躍の場がどんどん広がって、充実したハワイライフをエンジョイされている内田佐知子さん。とびっきりの笑顔の向こうに、幸せ~というオーラが浮かんでいます(笑)。都会派だった内田さんをも虜にしたハワイの奥深いエッセンスが、この本にはあふれています。ぜひぜひこの本を通じてカラフルなハワイの魅力を感じてみてください!
★なお、7月25日~27日まで開催される「ヨコハマ・ハワイイ・フェスティバル」の会場内、ハワイ州観光局のブースにて、内田佐知子さんの「虹色ハワイのロコ遊び」を販売しています。ハワイグッズと一緒に、何年分ものハワイ体験ができるこの本で、ハワイを目一杯お楽しみください!