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「フィガロ ヴォヤージュ」編集長インタビュー

2006年03月29日 | オアフ島 ハワイで暮らす ハワイ島・ネイバー 

ハワイの本を買おう!
「フィガロ ヴォヤージュ 111人のマイ・ハワイ・ライフ」
編集長:牛島暁美さんインタビュー
 「フィガロ」から生まれた、新しい旅のカタチを追求するスペシャル・マガジン「フィガロ ヴォヤージュ」。「111人のマイ・ハワイ・ライフ」と題した最新号では、ハワイ各島で生活する人たちのライフスタイルやハワイを愛してやまない人たちが紹介するお気に入りを通して、ハワイの今を紹介しています。世界を飛び回り、ワクワクするような旅を提案し続ける「フィガロ ヴォヤージュ」の牛島暁美編集長に、ハワイ特集についてのお話をうかがいました。
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牛島暁美(うしじま あけみ)
 福岡県生まれ。白百合女子大学仏文科卒。フリーライターを経て、TBSブリタニカ(現阪急コミュニケーションズ)に入社。『フィガロジャポン』編集部に配属。同誌副編集長を経て、2005年4月に『フィガロ ヴォヤージュ』編集長に就任。


■111人のセレクションから見えてくる、本当のハワイ・ライフ
アロハ: 今回は、全6島にわたっての取材で大変だったと思いますが、まずはご苦労された点から教えていただけますか?
牛島: はい。今回のハワイ号は、すべての情報に推薦者をたてています。場所やお店の魅力は、人ぞれぞれの生活、趣味、嗜好などによって、感じ方が大きく異なりますよね。ですので、教えてもらった情報が、今回の特集の方向性・テイストに合うかどうかを判断するため、細かく下見をしながら自分たちの目で確かめ、その良さを引き出し、取材をするかどうかの最終決定していくことが、いちばん大変でしたね。
アロハ: なるほど。本当に細かい情報が満載で、ご苦労がうかがえます(笑)。
牛島: そうなんですよ。何十回とハワイへ通っている方であっても、ショップの名前や場所を正確に覚えていない場合もあって、下見に行ってみたけれど見つけられなかった…、というようなことも多々あり、探すのに苦労しました(笑)。
アロハ: 推薦者として登場している方は、どのようにして選ばれたのでしょうか?
牛島: まずは、仕事、プライベートを問わず何度となく足を運んでいる方、ハワイの魅力に誘われ移住した方、生まれ育ったハワイを愛してやまない方など、ハワイが大好きな方々です。中でも、比較的新しい情報が集まりやすいクリエイティブな仕事をしている方たちに、多くの情報を提供していただきました。
アロハ: それぞれの方の個性が出たセレクションが、今までにないハワイの雑誌となっていますね。
牛島: そうですか。そう思っていただければうれしいです。
アロハ: ちなみに、なぜ111人?
牛島: 100人では凡庸かな、と思いまして…。「111」は響きもいいし、ハッピーな感じがしたので。
アロハ: そうだったんですか(笑)。
牛島: はい。実は、この111人のプロフィールを紹介しているページには、取材した情報とは異なるレアな情報も満載なんですよ。
アロハ: 多彩な顔ぶれは圧巻ですね。
牛島: 読み飛ばすのはもったいない、と自信をもっておすすめするページですので、こちらもぜひ目を通してくださいね。
アロハ: 確かに、このページ、なかなか興味深いコラムに仕上がっていますね。そして、タイトルの「マイ・ハワイ・ライフ」ですが、今このテーマを選んだ特別な理由があったのでしょうか?
牛島: 何度も訪れている場所で、あきることなく過ごしている…。そんな人々の「ハワイ・ライフ」を探ることで、これまでにはない情報や過ごし方を伝えることが出来るのでは、と思ったのが1番の理由です。そして、今ある生活や過ごし方が全てではなく、現地の暮らしを見ることで、生活のかたち、幸福感、そこから夢を感じてもらえればと思いました。
アロハ: その中で、読者に1番伝えたかったことと言うと?
牛島: 1番伝えたかったのは「今のかたちが全てではない」ということです。


■ヘルシーなハワイのシンプル・ライフにスポット!
アロハ: 今までとは違う、シンプル、ヘルシー、オーガニックというイメージのハワイは、日本でどのように受け入れられると思われますか?
牛島: ハワイというと、まだイメージは「海」や「買い物」でしょうけれど、ハワイの人々はとってもヘルシーな生活を送っていますし、その生活はお手本にしたくなるもの。日本人にとって抵抗なく受け入れられると思います。
アロハ: スロー・ライフという考え方が注目されている今、まさにタイムリーな特集だったのではないでしょうか。
牛島: そうですね。オーガニックやヘルシーな生活が、世界中でブームなっている今、日本でもこの考え方は主流になりつつありますから。
アロハ: 取材を通して見えてきた、ハワイのライフスタイルから、日本でも学んだり、取り入れられる、と思われたことはありましたか?
牛島: おおらかさ、やさしさを持って接する、というアロハな心でしょうか。アロハな心を持つことで、自然と幸せな生活が得られるのだと感じました。
アロハ: ロハス、ということも意識して?
牛島: そうですね。ハワイでは、オーガニックが当たり前になっていて、野菜、魚、果物など、地元で採れたものを大切にしていますよね。島で作られたものを取り入れる…。それは自分たちが住む島を守ることにもつながっていると思いました。
アロハ: なるほど。今回取材されて、それぞれの島に対して、どんな印象を持たれましたか?
牛島: ハワイ島では、地元の方の家に泊まったりして、ホテル・ステイではできない体験をして、よりリアルに島の生活を感じることができました。マウイ、モロカイ、ラナイ島は、それぞれ距離が近いにもかかわらず、各島の個性が強く感じられましたね。とくにマウイ島は、アメリカ本土からの移住者が多く、みんな朝早く海に出かけるのが日課。昼はPCを持ち、東京と変わらないような仕事をして、夜は友だちと食事を楽しんだりと、快適な生活を送っているようでした。
アロハ: ハワイのリアル・ライフを肌で感じてこられたのですね。
牛島: おかげさまで。カウアイ島では「取材には向かないけれど…」と前置きがありつつも、たくさんの人がヒンズー・テンプルをすすめるので行ってみました。残念ながら中へは入れませんでしたが、入り口付近に「自分がいま嫌だと思っていることを、紙に書いて燃やすとそれが消える」と書いてある東屋のような場所があったので、取材班全員、それぞれ紙に書いて燃やしてきました(笑)。
アロハ: それは貴重な体験(笑)かも…。
牛島: 帰国日に離島からホノルルに戻ると、空港に「本日、日本便は欠航です」の張り紙があったんです。東京が大雪になった日、成田からハワイ行きが飛ばず、当然、日本行きの飛行機が来ない…。ということで、1泊ワイキキのホテルに宿泊しましたが、これが半月の取材旅行の中で、唯一予定なしで過ごすハワイ時間。すぐにマッサージの予約をしました!
アロハ: それはお疲れさまでした。6島回られて、個人的にはどの島がお好きですか?
牛島: どの島にもそれぞれ異なる表情があり、それぞれ魅力的ですからね…。
アロハ: それでは最後に、ハワイの魅力を一言で言うと?
牛島: それはもう、ポジティブな癒しがあるということに尽きますね!
アロハ: なるほど、本当にそうですね。ありがとうございました。


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フィガロ ヴォヤージュ 111人のマイ・ハワイ・ライフ
価格:\880(税込)
雑誌:138ページ
出版社:阪急コミュニケーションズ
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公開日 : 2006年 3月 29日