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第5回「才色兼備のロコジャパシンガー」
 体育会系フラはもういい。本当の意味で楽しくフラを踊りたい…そう思ってハワイに来ました。そんな時「ポン」と天から与えられたディナー・クルーズ「ナバテック」でのフラダンサーとしてのお仕事。ロコ・ダンサーや仕事仲間たちの素顔をご紹介しながら「ロコ風フラの楽しみ方」をこのコラムを通じて皆さんに伝えられたらいいなと思っています!
マリ・へイズ

 学習院大学卒。日本でフラを習い始め、キングカメハメハ・コンペティションなどの大会に出場。その時ハワイで本場のフラを目の当たりにし、ハワイでフラを学ぶことを決意。日本とハワイを行き来しながら、フラ・インストラクターを務める生活をする。ハワイでフラ留学中、ディナークルーズ船「アトランティス・クルーズ・ナバテック」のフラダンサーに抜擢され、現在はナバテックやパーティでプロのダンサーとして踊る傍ら、日本からの生徒に楽しくフラを教えている。ハワイ在住3年。

⇒マリ・ヘイズのホームページはこちら。:http://www.marihayes.com


■ノヘラニがディレクターに…
 今まで看板シンガーのひとりとしてナバテックで歌ってきたノヘラニが、ショーの「ディレクター」になることが決まりました。これからは歌うのではなく、ショー全般を指導する役割になったんです。彼女の歌が聴けなくなってしまって、悲しむ方もいらっしゃると思いますが、彼女にとってはとても良い昇進であったのです。おめでとう私たち^。^)、ノヘ!!

 この仕事を始めるまで、彼女のことをまったく知らなかった私…。ここハワイではとても有名なシンガーなんですよね。この仕事が決まる前、名前を聞いても、「知らない。誰なの?」って聞いている私を「ナンダ、このダンサーは…。まったく、ノヘのことも知らないで、よくフラダンサーなんかやってるよ。」っていう目で見られたのを今でも覚えています。キャー、申し訳ない。

 いつも、控え室ではそんな有名人であることを感じさせないほど、気さくにしゃべりまくっている彼女。カーラーを頭にたくさんつけたままで、息子さんの話をうれしそうにする彼女を見て「あー、ノヘも普通のひとりのお母さんなんだな~」って、ふと思った私でした。

 また、早口で次から次へと話している彼女なので、たまに私にとってそれがBGMとなる時があるんです。そんな時に限って「ねー、マリ?」って話を振られ「そうねー」って軽くあいづちを打ったら「それ、質問に答えていない。適当に返事したでしょ~!」って、バレバレな時もありました。ごめんなさい(笑)。
 ショーで歌が聴けなくなってしまったのはちょっと残念ですが、これからも、ショー・ディレクターとして頑張って下さいね~!
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▲ノヘがまだ歌っていた時に船上で撮ったもの。

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▲ノヘが歌っていた姿。懐かしい。

■取材第2弾がやってきた?!
 ある日のこと、私たちがお迎えする2階席へと向かう階段のところにすでにお客様が。私たちがあいさつしようとすると、それより先に「アローハ!!」と満面の笑みで手を振る男性2人。そしてその彼らが「それはどう見ても、ドジョウ踊りでしょう」というフラダンスをいきなり私たちに披露し始めたのです。それを見て大爆笑する私に「つかみはOK!」と満足したように2階へやっと上がってきたのでした。そして「I know you. Mari, right?(私たち君のこと知ってるよ。マリでしょ?)」と訪ねるのです。そう、その彼らはメインランドからの取材の方たちだったのです。

 彼らは、さすが情報のプロ! どこでどう調べたのか、私が出ている広告などを集めて持っていたのです。今回はTVでした。フラダンサーがハワイに遊びに来た時にナバテックに乗り、「日本人唯一のプロレギュラー・ダンサーが異国の地で頑張っている」ということで興味を持ち、自分の働くテレビ局に申し出たという事でした。感動…。

 メインランドにも、フラダンスのハラウ(教室) がいくつもあって、フラを楽しんでいる人たちがたくさんいて、みんなフラを愛しているのです。海を越えたメインランドのフラシスターに認められ、テレビの取材を受けることになったのは、私にとってかけがえの無いメモリーのひとつです。
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▲TV取材陣がどこかから集めてきた資料。

■才色兼備のロコジャパシンガー
 シンガーのひとりであるシェリーは、ロコジャパニーズ(日系人)で、証券会社で働くキャリアウーマン。日本へも仕事で時々行っている位、日本語がと~っても上手なのです。
 私がナバテックで働き初めた頃は、彼女と英語でしか話していなかったから、まさか彼女がそんなに日本語が上手いとは知らなかったんです。でもある日、控え室で隣に座っていた彼女が読んでいる本が目に入ってきてビックリ! なんと、宮沢賢治の本ではないですか! 何を読んでいるのかな~ってチラッと盗み見たつもりが、驚きを隠せなくて思わず「スゴイ!! こんな難しい漢字が入っている本が読めるの~?」って質問した私でした。
 そんな驚きの私に「今、日本語クラスで、これを読まなければならないの。もちろん辞書は必要よ」って、取り出したのが電子辞書。私はこれまたビックリ!! だって彼女が持っていたのは日本の電子辞書だったのです…。これが、彼女が日本語が上手いと、初めて判明した日の出来事。それ以来、気軽に日本語で話しかけてしまっているズウズウしいまりでした。

 さて今日は、明日日本語クラスのテストだという彼女に分からない所を教えてあげるため、我家で会社へ出勤前にお勉強です♪ 彼女は日本との取引があるため、勤務時間が12時~20時。だから午前中は時間があるらしい。まずテキストを見せてもらったら…なんと高校生レベルの内容でこれまたビックリ! こっちが「こんな字もあったな~」って勉強になったりして(笑)。

 彼女のその姿を見る度に、ビックリ×3の私も、英語をもっと頑張らねば…と毎回決意を新たにされる日々です。決意だけで、実行が伴わないんですけどね(笑)。こんな私とは違い、ここハワイのロコジャパニーズの人たちは、日本をこよなく愛し、日本文化・日本語も一生懸命知ろうとする人が多いですよね。そんな人たちの力になれたらなーと思う私でした。
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▲シェリーが我家に勉強しに来た。力になれたかしら?

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▲シンガーである彼女の姿。


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公開日 : 2004年 2月 25日



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