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| 以前に、このコーナーで「がんばるぞ~!」という決意表明のような記事を載せていただいた手前、途中で辞めちゃおうかなという甘い気持ちが許されず、行ってきましたホノルルマラソン!無事完走できるか、実はとっても不安だったのですが…。 ⇒ 決意表明の記事は、こちらです。 |
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本名:はんつ遠藤 フードライター。1966年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。年に約7回海外に行き取材活動を行う。 週刊誌「TOKYO1週間」(講談社)等で執筆の他、 CATV葛飾ケーブルネットワーク「いい店見つけた!」というレギュラー番組を持つ。 隔月刊誌「海外航空券&ホテルガイド」(双葉社)にて連載中。HPはhttp://freezone.kakiko.com/hants/ |
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| ■ 最初は順調な滑り出しだった ■ | ||
| 僕はマラソンは初めてだし社会に出てからも何かスポーツをやっていた訳ではないんです。しかも練習を始めたのが10月と本番の2ヶ月前。なので今回はタイムよりもとにかく完走することを一番の目標にしました。最初は5分くらいしか走れなかったのですが練習を重ねるうちに自然と時間だけは長く続けられるようになっていくものなんですね。もっとも僕の場合はせっせと走るというよりもダラダラ走るというか早歩き程度と申しましょうか、30分やっても3.5km、1時間でようやく7kmというペースなものでして。 まあ、このペースで本番1ヶ月前の11月初め頃は数日おきに30分、もしくは1時間動いていた次第です。で、本番まであと2週間。この時期にHalfを一度走ってみたほうが良いという話を聞き、挑戦してみることにしました。最初の3.5kmを25分で。その後、3.5kmを30分位で5回くりかえし合計で21kmを3時間でした。走ってみて分かったのですが、最初の3.5kmの時は胸がゼーゼーヒューヒュー言って苦しくて大変でしたが(僕って器官が弱いようです)、2回目の3.5kmの時は治っていました。 その後、6回終えるまで全然平気。なんでなんだろう?これには何か医学的根拠があるのでしょうかね?ただ、回数を重ねるごとにだんだん足が痛くなってきて、最後の6回目は文字通り「足が棒」になってしまいました。膝も痛いです。 Halfを走ってみて分かった事は僕ぐらいの遅さだと心臓や肺が苦しいというのはあまりなかったです。足の指にマメもできませんでした。が! 足がホントに痛いです。フルマラソンは足の痛さとの戦いなのかも、そんなことをこの時点で感じました。 |
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| ■ 大誤算だ!日本出発まで ■ | ||
| 当初の予定ではマラソンの数日前にはホノルルに現地入りして爽やかな風を受けながらアラワイ運河のあたりを道端に咲くハイビスカスでも眺めつつ幸せ気分でジョギング、なんて1人でこっそり夢見てたのです。しかしふと現実を直視したところマラソンは12月9日。で、僕は12月前半に原稿を4本仕上げないといけない、しかも仕事先の編集部の忘年会が12月7日。ということで僕は結局、12月8日に日本を出て日付変更線があるので8日、つまりマラソンの前日にホノルル到着という過酷なスケジュールになってしまったのです。現地に着いた瞬間、超焦りましたね。マラソンスタートがもう明日の朝5時なんですから…。 | ||
| ■ ついに当日 ■ | ||
| 結局、ホテルにチェックインしてしばらくして寝て、起きたのが午前2時頃。当たり前ですがすでに当日です。予め用意しておいた朝食を取り、午前3時にホテルを出発。泊っていた場所がワイキキの西のほう、BeachWalkという通りに面したところでしたので真っ暗のワイキキをそのまま歩いてスタート会場のアラモアナへと向かいました。もっとぞろぞろ歩いているのかなって思っていたのですが、あまりいませんでした。わりと早めだったのかもしれません。 会場に着いたのは午前3時半頃。やっぱりまだそんなに混んでなかったです。せっかくなのでスタート地点を見に行ったり、プラカードを持った人と写真を撮ってもらったり、芸能人を探したり(結局1人も分からなかった)と忙しく動き回りながらスタートを待ちました(笑)。 |
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| ■ ホノルルマラソン・スタート ■ | ||
実はマラソンに出る前にいろいろと分析をしてみたんです。公式ページから昨年の完走者のデータが見れるので試しにEndoで検索してみたところ完走者35名。彼らのデータを全部足して35で割ってみると10kmの平均が1時間13分20秒、Halfが2時間37分36秒、30kmが3時間56分5秒、Finishが5時間43分40秒。これより計算するとHalfは10kmの2.16倍、30kmが3.25倍、Finishが4.72倍という数字が出ました。自慢するわけではないですが僕の10kmのタイムはだいたい1時間30分。これに4.72を乗じるに7時間04分48秒。これが僕の完走予想タイムということです。ホノルルマラソンって参加者が多いからゴール予想時間ごとに集合場所のようなのがあるのですね。僕は5~6時間あたりのところに並びました。本当ならもっと後ろじゃないといけないのかもしれませんがすでにこのあたりでも人がたくさん。あまり後ろだと全然走れないんじゃないかという不安があったのです。そしていざスタート。が、案の定、人が多すぎて中々前へ進みません。結局スタート地点を通過したのは約15分後。その後も人が多すぎてなかなか走れずみんな歩いています。「もっと前に並べばよかった」と後悔しましたが後の祭り。まあ仕方がないですね、少しずつ抜かしながら前へと進んでいきます。 最初の10kmを1時間半、20kmを3時間10分。ここまでは自分でも可笑しくなるくらい予定通過時間とほとんどピッタリでした。でもここまででした。Halfを過ぎたあたりから急に足が痛くて少しも走れなくなったんです。からだは元気なのが却って悔しい。単に歩いているだけなので徐々に予定タイムから遠ざかっていきます。コースには1マイル(1.6km)ごとに表示があるのですが20分以上かかってしまう有り様。この時点ですでに「来年はもう出るのはやめよう」を堅く心に誓いました。それでも何とか200歩走ったら200歩歩いていいという自分勝手なルールを編み出し、とぼとぼとゴールを目指します。その時点になるとUターンして戻ってくるたくさんの人たちとすれ違うんですね。僕がしょんぼり歩いていたらすでに折り返した人の中から「はんつさ~ん♪」と明るい声が聞こえてきました。はっとして顔を上げたら知り合いのキヨキヨさんという方でした!は、早い!彼女も今回がホノルルマラソン初参加。しかし、すでにUターンしてゴールを目指しています。「がんばって~♪」と言って走り去った彼女の笑顔を僕は今でも忘れられません…(ちなみに彼女は5時間45分位だったそうです)。 肝心の僕はまた重い足をひきずりながら前へと進みます。ゴール地点が近づくと、ところどころにカメラマンが待ち受けています。そのポイントの時だけ元気そうなふりをして通り過ぎてはみるものの足の痛みはどんどん増していきます。一枚だけ不意に写真を撮られてしまいました。うかつでした。そして最後の下り坂を過ぎ、25マイルを過ぎたあたりで「あと1km」の看板。最後の500mくらいは頑張ろうと、デレデレと走ってみました。そしてゴール。予想タイムよりも30分も遅い7時間35分12秒でゴザイマシタ。 |
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| ■ 最終結果 ■ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
マイル キロ 予定タイム 実際タイム 差 データから考察するにHalfくらいまでは予定通りのペースでしたが12マイル(19.2km)を過ぎたあたりで一度ガクンとペースが落ちてしまっています。足が痛くてずっと歩いていたせいです。その後もどんどん落ちて15マイル(24km)あたりまで、つまり結局5kmくらい歩いていました。その後はちょっとがんばって予定通りの速さ(遅さ?)で行っていますが20マイル(32km)を過ぎたところでまた倒れかけています。それから先はまたふらふらと予定よりも若干遅いスピードで動いていますが最後に来て、予定よりもペースが上がっています。これはきっともうすぐ終わりだという気持ちから単に意地になっていたのでしょう(笑)。
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| ■ 感想 ■ | ||
青いTシャツを着てたら目立つかなと思っていましたが人数の多さと個性的な人々が多くて全然目立ちませんでした。スタート会場にはスターウォーズに出てくるダースベーダーがいました。レース中には疲れ果てた僕を後ろからケンタッキーおじさんやマクドナルドが抜いていきました。背中に「有」「頂」「天」と書かれた赤いふんどしの三人組にも抜かされました。花嫁もいました。その中で一番ショックだったのは30kmを過ぎたあたりでしょうか、「70歳記念ホノルルマラソン出場」と背中に書いてあるオジサマがさっそうと僕を追い抜いていった事です。あぁ…。でも7時間35分もかかったとはいえ完走できたのはたくさんの給水所とボランティアの人たち、「Good Job!」と励ましてくれたりフルーツをくれたりタダで筋肉痛の薬を貸してくれた沿道の人々のおかげです。ハワイじゃなかったら絶対に僕は完走できなかったと思います。みんな、本当にありがとうございました。 え?来年ですか?もちろんまた挑戦します!(あれ?)すでに喉元過ぎたので熱さを忘れてしまいました。そろそろまた練習を再開です。次回の目標は優勝です!(笑) |
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