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第24回 2007年クリスマスキルト1

2007年11月14日 | オアフ島 学校、教室 

アン先生のハワイアンキルトなティータイム
 第24回
 2007年クリスマスキルト1
 皆さまアロハ!
 お久しぶりです。お元気でしたか? 今回は、11月、12月とクリスマスに飾るキルトをご紹介しましょう。
 今年こそは!と、自作のハワイアンキルトでクリスマスを迎えたい方に、ちょっとしたアイディアをお知らせしたいと思います。皆様も参考にしていただき、今年のクリスマスをいつもよりステキなイベントにして下さいね! 今から作り始めれば、まだまだ間に合います! 一緒にがんばりましょう!
プロフィール
本名:藤原小百合(アン/Anne)
藤原小百合(アン/Anne)  オハイオ州の高校に留学中、アメリカン・パッチワークを習い始める。 その後ハワイ移住。マウイ島のハナ・マウイ・ホテルを訪れた際にハワイアンキルトと出会い、そのすばらしさに感動。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族へ贈る「千羽鶴フレンドシップ・キルト」の製作をインターネットを通じて広くキルターに呼びかけ、「キルトハワイ2003」ではハワイローカルの人たちからの応援を受け完成。現在はハワイと東京で「アン工房」のスタッフとクラスやイベントで活動中。2004年にはレタスクラブムックより「のんびり、チクチク、ハワイアンキルト」を出版。

ホームページはこちら
アン先生のインタビュー記事はこちら

★今年はストッキングを手作りで!

▲市販されていたクレイジーキルトのストッキング

(Mission Houses Museum 2006)
 クリスマスには、靴下を枕元やツリーに掛けておくと、サンタクロースがプレゼントを入れてくれるそうです。でも、ただの靴下ではおもしろくないので、クリスマス風にアレンジしたストッキング(靴下)を作ってみましょう。アメリカでは、フエルトで作り、ラメやスパンコールで家族の名前などを入れたりします。また小さいギフトをストッキングに入れ、プレゼントすることもあります。
 私が最近ちょっと気になっているのが、クレイジーキルトです。クレイジーキルトとは、英国が発祥と言われているキルトの種類です。いろいろな生地を様々な形に切り、クレイジーに繋げていくので、このような名前が付いたと言われています。英国で生まれたので、ビクトリア調のサテンやレース、シルクで作られたきらびやかなクレイジーがとてもポピュラー。そこで、今年はクリスマス生地でクレイジー調のストッキングに挑戦です!
 家にある、今までクリスマスで使った生地の残りでOKです。何種類かの生地が用意できたら、クレイジーキルトでストッキングを作ってみましょう!

★思ったより簡単なクレイジーキルト

▲クレイジーキルトのパターン

▲生地をパターン通りに重ねて、しつけをします。
 まずはクレイジーキルトのパターンを作ってみましょう。ストッキングの大きさを決め、いくつかの線を入れていきます。きわめて簡単なラインが数本でいいのです。ブロックすべてにクリスマス生地を使うと、少しうるさい感じになるので、私はグリーンをベース地にすることにしました。そしてグリーン、ホワイト、レッドと、パターンに合わせて生地を重ねていきます。この作業は結構楽しいですよ。
 生地の下にはキルト芯を置き、生地を重ね終わったらしつけがけをします。見た目も楽しいストッキングになりそうですよね? クリスマス生地があまり手元にない時は、小柄な模様のコットン生地でも大丈夫ですよ。わざわざ新しく買わないで、家の奥から探してみましょう。

★クレイジーキルトのもうひとつの特徴

▲生地のつなぎ目の刺繍はいろいろ工夫して。ビーズをあしらうことも忘れずに!
 クレイジーキルトのもうひとつの特徴に、生地と生地のつなぎ目に刺繍していく、というのがあります。ハワイアンキルトのように、奥たてまつりではなく、表に見えるように、いろいろな刺繍のステッチを施していきます。刺繍をしたことがない方でも、簡単な刺繍ステッチの本を見たり、ウエブサイトでも刺繍のステッチの紹介があるので、そちらで研究すると何とかなるものです。簡単なステッチから結構複雑なものまで、いろいろ取り入れてみると楽しいですよ。私はかなりチャレンジをしてみました。その上、レースやリボンを使わなかったので、ビーズを刺繍の間に縫い込んでみました。面倒に思えるかもしれませんが、これが本当に楽しい作業なのです。
 刺繍が終わったら、しつけ糸を取り除きます。つなぎ目だけでなく、無地の部分にはヒイラギやヤシの木なども刺繍してみましょう。刺繍糸も生地に合わせ、グリーン、レッド、ホワイト、そして金糸を使ってみるとちょっと豪華になりますね。下書きをしてから刺繍すると、バランスが取れてきれいに仕上がります。

★ストッキングの裏は?
 表のクレイジーキルトができたら、今度は裏を少し工夫してみましょう。表にはキルティングはほとんどしていません。つなぎ目の刺繍はキルト芯を通していますが、あまり凹凸はない感じです。裏は1枚の生地だと表とのバランスが悪いので、ミシンでキルティングすることに。手縫いだと時間がかかり、なかなか完成できないし、裏ということもあり、ミシンでざっくりと仕上げます。
 キルトを制作する時に使う道具は、大変便利な物が多いのです。中でもキルト用の定規はとても使いやすく、チャコペンでまっすぐ平行にラインが引けるように、線がたくさん入っています。それに沿ってミシンをかけていくと、市販されているキルティング生地のようになるのです!
 また、ミシンにはキルト用のパーツがあるのもあります。そして3枚の生地をどんどん縫っていきましょう! 格子のような模様がキレイに浮かび上がってきますよ。

▲定規を使って、ラインを引いていきます。

▲ミシンで一気にキルティングしていきましょう。

▲出来上がりはこんな感じの裏に。

★仕上げはとても簡単!

▲仕上げのパイピング。

▲ハンドルも付けましょう。
 クレイジーキルトで作った表の生地と、ミシンでキルティングした裏の生地を中表に重ね、待ち針をうち、ミシンでストッキングの形に縫っていきます。そして内側を外にひっくり返すと、クリスマス・ストッキングの出来上がりです。ふちはバイヤスでパイピングし、最後は吊り下げられるように短いハンドルを縫い付けて完成です。簡単でステキなクリスマス・グッズでしょう? 今年は何足も作って、お友だちにプレゼントしてみてはいかがですか? とっても喜ばれますよ!

 次回もハワイアンキルトで作る、簡単クリスマス・グッズをご紹介しますね。クリスマスまでまだ時間があります。今年こそ何か手作りにトライしてみませんか? アイディアを練ったら、すぐに行動しましょうね。来月もお楽しみに!

Anne's Hawaiian Quilt
住所:307 Lewers St Suite 808
電話:922-3451
(ワイキキ、ルイヴィトンの山側、牛角レストランの8階)

■このコラムへのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで。たくさんのメールお待ちしています!!

公開日 : 2007年 11月 14日