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第17回クリスマス編[終] 「テーブルランナー」

2006年12月13日 | オアフ島 学校、教室 

アン先生のハワイアンキルトなティータイム
 第17回
 ハワイアンキルトで演出するクリスマス
 「テーブルランナー」
 皆さまアロハ!
 いよいよクリスマスも間近になりました。今回がハワイアンキルトで演出するクリスマス・キルトの最後となります。
 今年こそは、自作のハワイアンキルトでクリスマスを迎えたい! という方に、ちょっとしたアイデアもお伝えできればうれしいです。ぜひ参考にしていただいて、今年のクリスマスは、いつもよりステキなイベントにして下さいね。今から作り始めれば、まだまだ間に合いますよ!
プロフィール
本名:藤原小百合(アン/Anne)
藤原小百合(アン/Anne)  オハイオ州の高校に留学中、アメリカン・パッチワークを習い始める。 その後ハワイ移住。マウイ島のハナ・マウイ・ホテルを訪れた際にハワイアンキルトと出会い、そのすばらしさに感動。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族へ贈る「千羽鶴フレンドシップ・キルト」の製作をインターネットを通じて広くキルターに呼びかけ、「キルトハワイ2003」ではハワイローカルの人たちからの応援を受け完成。現在はハワイと東京で「アン工房」のスタッフとクラスやイベントで活動中。2004年にはレタスクラブムックより「のんびり、チクチク、ハワイアンキルト」を出版。

ホームページはこちら
アン先生のインタビュー記事はこちら

★クリスマスのテーブルランナー
 クリスマスの花と言えば、ポインセチアですよね。白や薄いグリーンのポインセチアもありますが、やっぱり赤いポインセチアが、一番クリスマスらしい感じがします。数年前にサンフランシスコで、大きなポインセチアの木を発見しました。あんなに大きな木を見たのは初めてだったので、とても感動しました。
 今回は、このクリスマスの定番であるポインセチアを使って、テーブルランナーを作ってみましょう。テーブルクロスとは違い、テーブルの真ん中に飾るものなので、キルティングもすることにしました。キルティングをするだけで、かなり豪華な作品に仕上がりますよ。
 まずはテーブルの長さを計り、それに合うような大きさにしましょう。クリスマス・カラーのグリーンと赤、そしてポインセチアの中心である花弁に黄色を入れ、プカ(穴)を作ってみました。ワンポイントになって、楽しいと思います。

▲ポインセチアの部分は赤で。

▲花弁の部分は黄色を入れ、プカ(穴)をアップリケします。

★黄色のプカがポイント
 少し大きな作品になりますが、まずは赤の部分からアップリケを始めましょう。そして1周回り終えたら、プカ(穴)の部分をアップリケします。通常プカの部分は下地のグリーンが見えるのですが、この場所に、花弁である黄色の布を穴より少し大きめにカットし、プカの中に入れます。そして赤の丸い部分は、よく切れるはさみで切り込みを1周入れ、黄色の上に丸く、きれいなプカをアップリケしていきます。プカは、数をこなせばこなすほど、上手になりますよ。生地にもよるのですが、切り込みを入れることが大切なポイント。上手に丸くできると、とっても気持ちいいですよね。

▲しつけをしたらこんなに大きなポインセチアに!

▲ポインセチアの赤の部分からアップリケを始めます。

▲花の中心は黄色のプカがポイント。

★ポインセチアの飾りキルトは金糸を使って
 アップリケが終了したら、下と同じグリーンで落としキルトをしていきます。落としキルトとは、モチーフの周りの端をキルティングしていくことです。このキルティングをすることにより、モチーフが浮き上がり、ハワイアンキルトらしくなるのです。
 モチーフを1周縫ったら、次は飾りキルトの番。飾りキルトとは、赤い花の部分のキルトのことで、今回は華やかに、金糸の2本取りでやってみました。前にもお話しましたが、金糸は切れやすいので、扱いが大変難しいのです。糸を長く使っていると切れてしまうので、短く使うことが何よりのポイントになるでしょう。
 飾りキルトをすることにより、花のディテールが表現され、ポインセチアらしく浮き上がってきます。キルティングが大変ですが、仕上がりはかなり豪華になるので、がんばった甲斐がありますよ!

▲落としキルトをラップフープで始めたところ。

▲金糸の2本取りで花の飾りキルトを。

▲花のディテールが完成すると、ポインセチアらしくなります。

★主役はドーンとテーブルの真ん中に!

▲裏生地はクリスマス柄で

▲テーブルの中心に主役となるテーブルランナー。
 テーブルランナーは、テーブルの真ん中に飾るので、本当に主役になりますね。とても目立つので、キルティングの針目もちょっと緊張して、いつもより細かくしてみてはいかがでしょうか? せっかくの手作りクリスマス・グッズなので、ぜひ他の人にも見てもらいましょうね! 家でのクリスマス・パーティはもちろん、クリスマスの前にお友だち同士でティー・パーティを開いてみても楽しいかも…。
 テーブルランナーの裏地は、クリスマス生地にしてみました。汚れも目立たないし、作成中もウキウキした気分が楽しめますよ。

★クリスマス小物のポイント
 クリスマス・グッズを作るポイントですが、クリスマス柄の生地を少しづつ探してみましょう。思った通りの色や柄はなかなかないものですが、かわいい生地を見つけた時に1メートルずつでも購入しておくと、いざという時にとても便利です。クリスマスの柄は、小さい方がキルトには使い回しがききます。また白地、緑地、赤地がベースのものを集めておくと、いろいろ利用できて重宝します。クリスマス・ツリー、キャンディー・ケーン、ベル、ポインセチア、サンタクロースなど、毎年集めるクリスマス生地のコレクションも、私の宝物のひとつになっています。

 いよいよクリスマスですね! 今年のクリスマスは、キルトグッズをいくつ完成できましたか? 今からでもまだ間に合いますので、ちょっとしたクリスマス・グッズを完成させて、楽しく思い出に残るクリスマスをお過ごし下さいね。
 来年はまた違う企画で、皆さまにハワイアンキルトの楽しさをお伝えしたいと思います。2006年もコラムを読んでいただき、本当にありがとうございました。そしてたくさんのご意見、コメントありがとうございました! 2007年もどうぞよろしくお願いいたします。そして幸せな、すてきな新年をお迎えくださいね!

Anne's Hawaiian Quilt
住所:307 Lewers St Suite 808
電話:922-3451
(ワイキキ、ルイヴィトンの山側、牛角レストランの8階)

■このコラムへのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで。たくさんのメールお待ちしています!!

公開日 : 2006年 12月 13日