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第7回サンプラーズ・キルト[1] バード・オブ・パラダイス

2005年11月23日 | オアフ島 学校、教室 

アン先生のハワイアンキルトなティータイム
 第7回
 サンプラーズ・キルト パート1
 「バード・オブ・パラダイス」
 皆さまアロハ!
 お久しぶりです。ハワイもすっかり気温が下がり、気持ちのよい季節がやってきました。今回から6回続けて、ハワイでティー・タイム(コーヒー・タイム)が楽しめるすてきな場所をご案内するとともに、その場所からインスピレーションを得たモチーフで、ハワイアンキルトを制作してみたいと思います。まず1回目は、マノア地区のワイオリ・ティールームと、そこで出会った「バード・オブ・パラダイス」をご紹介しましょう。
 キルトは毎月1枚づつ制作し、7回目には大きなサンプラーズ・キルトが完成する予定です。どうぞお楽しみに!
プロフィール
本名:藤原小百合(アン/Anne)
Profile  オハイオ州の高校に留学中、アメリカン・パッチワークを習い始める。 その後ハワイ移住。マウイ島のハナ・マウイ・ホテルを訪れた際にハワイアンキルトと出会い、そのすばらしさに感動。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族へ贈る「千羽鶴フレンドシップ・キルト」の製作をインターネットを通じて広くキルターに呼びかけ、「キルトハワイ2003」ではハワイローカルの人たちからの応援を受け完成。現在はハワイと東京で「アン工房」のスタッフとクラスやイベントで活動中。2004年にはレタスクラブムックより「のんびり、チクチク、ハワイアンキルト」を出版。

ホームページはこちら
アン先生のインタビュー記事はこちら

■ワイオリ・ティールーム
 ワイオリ・ティールームは、閑静な佇まいのマノア地区にある、歴史ある建物です。私はマノアが大好きで、ちょっと時間があると出かけて行きます。そしてお茶をする時は、必ずこのワイオリ・ティールームにしています。
 このティールームは、1922年に子どもの学校の教室として建てられ、今ではハワイ州の歴史建造物に指定されています。お隣のチャペルで式をされた方々も、こちらのティールームでレセプションできるそうですよ。

■ティー&デザート
 ウィーク・デイは、10:00からお茶ができますが、土曜日は8:00から朝食がいただけます。デザートは常時6~8種類あり、すべてここのオリジナル・ホームメイド。1番人気は、バタースコッチ・ブラウニーだそうで、私はこれをアラモードにしてもらうのです。ブラウニーは必ず暖めて、その上にバニラ・アイスクリームをのせていただきます。そして、ここでは必ず外のポーチ側に座りましょう。でも天候によっては、蚊が多いので、虫除けスプレーも忘れないで下さいね!

■バード・オブ・パラダイス
 ワイオリ・ティールームの隣には、結婚式が挙げられるチャペルがあります。この小さなチャペルの中には、かわいいステンドグラスもあるんですよ。ここから、たくさんの幸せなカップルが誕生したことでしょうね。
 ここの庭にはたくさんの植物があって、まるでハワイの植物の宝庫のようです。モンステラ、レッド・ジンジャー、ブルー・ジンジャー、マンゴー、ハイビスカス、タロなどなど…。そして今回1番印象に残った植物は「バード・オブ・パラダイス(ゴクラクチョウカ)」でした。
 細長く先のとがった葉が特徴で、その中から赤味のあるオレンジ色や山吹がかった黄色、そして鮮やかなブルーが極楽鳥を連想させる、とても印象的な花ですよね。1度見たら、絶対に忘れることの出来ない存在です。ホテルのロビーにも、ハワイアン・フラワーのアレンジメントとして、よく飾られていますし、アロハ航空の尾翼にも、ロゴとして使われているのはご存知でしょうか? 次回ハワイにいらした時には、じっくりご覧下さいね。

▲ブルー・ジンジャー

▲バード・オブ・パラダイス

■バード・オブ・パラダイスのモチーフ
 私はハワイアンキルトのパターンを描くとき、太い線と丸いパターンを心がけています。全体に丸みを帯びたパターンの方がかわいいと思うからですが、今回のモチーフは細長く、鋭い感じがするので、描くのに苦労しました。細長い部分が1番の特徴となるので、なるべく細い線を描くようにしたのですが…。花の部分は2色使っているので、通常のハワイアンキルトより少し複雑になっています。花の部分の色を変えるモチーフは手間がかかるのですが、完成するといっそう豪華に見えますよね。
 また、サンプラーズ・キルトを作る時、私がいつも気をつけているのは、パターンのどこかに統一感を出すことです。今回は葉の部分に使ったくすんだ緑を、必ず次回のキルトにも使うつもりです。デザインでも、花の色でも、まわりのパイピングでも、どこでもいいので、統一感を出せば、サンプラーズ・キルト全体のバランスがよくなると思いますよ。

■サンプラーズ・キルト
 さて、サンプラーズ・キルトと言っても、ご存知ない方もいらっしゃると思うので、少しご説明しましょうね。
 サンプラーズとは、サンプル用にいろいろなパターンをつなげて作るキルトのことを言い、ハワイアンキルトでも、アメリカン・パッチワーク・キルトでも作ることができます。いつもはひとつのモチーフでしか作れない大きなキルトも、何種類かの違うモチーフをつなげて、楽しめるという利点があります。小物を作ってから、大きな作品に挑戦してみたいという方にも、ちょうどいい大きさですよね。私が作っているのは、45センチ四方のサイズなので、6枚つなげると、135センチ×90センチの大きなウォールハンギングやベビーキルトにもなります。
 さらに、12枚つなげると180センチ×135センチのベッドカバーにも。工夫次第では、自分でもびっくりするほどの大作になるんですよ。
 皆さんも、写真のような大きなキルトを想像して、ちくちく毎日作りましょう!

 次回も気軽に立ち寄れる、ティータイム・スポットをご紹介しますね。そして、そこからインスピレーションを得たモチーフでハワイアンキルトを制作し、ご紹介しましょう。あなたも同じペースで1カ月に1枚、私と一緒にサンプラーズ・キルト作りに挑戦してみませんか?

■このコラムへのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで。たくさんのメールお待ちしています!!

公開日 : 2005年 11月 23日