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第3回 ハイビスカスのティーセット
(2005年06月22日)


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第3回 ハイビスカスのティーセット

2005年06月22日 | オアフ島 学校、教室 

アン先生のハワイアンキルトなティータイム
 第3回
 ハイビスカスのティーセット
 皆さま、こんにちは! ハワイアンキルターのアンです。「ハワイアンキルトなティータイム」では、6回に渡って、キッチンに飾って、しかも使えるオリジナルのハワイアンキルトを毎回ご紹介しています。
 ここでは、キルトの作り方などのいわゆる教本的な内容は一切なし! デザインされている植物の説明や、デザインはどこからヒントを得ているのか、などといったキルターでなくても楽しめるお話がいっぱいです。最後には、その植物を食べてみましょう、ということで、これまたお手製のお菓子も登場します。私の部屋でハワイアン・ティー・タイムを楽しんでいる気分で読んでいただければうれしいです。

 私の住んでいるオアフ島ホノルルは夏本番です。シャワー・ツリーの花が満開です。ハワイにも微妙に季節があるので、 今ハワイに来られる方は、是非あざやかなシャワー・ツリーをご覧下さいね。
プロフィール
本名:藤原小百合(アン/Anne)
Profile  オハイオ州の高校に留学中、アメリカン・パッチワークを習い始める。 その後ハワイ移住。マウイ島のハナ・マウイ・ホテルを訪れた際にハワイアンキルトと出会い、そのすばらしさに感動。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族へ贈る、「千羽鶴フレンドシップ・キルト」の製作をインターネットを通じて広くキルターに呼びかけ、「キルトハワイ2003」ではハワイローカルの人たちからの応援を受け完成。現在はハワイと東京で「アン工房」のスタッフとクラスやイベントで活動中。2004年にはレタスクラブムックより「のんびり、チクチク、ハワイアンキルト」を出版。

ホームページはこちら
アン先生のインタビュー記事はこちら

■ハワイの代表花、そして思い出のハイビスカス
 ハイビスカスの花は、私が物心ついたころからハワイをイメージする花でした。小学生の時に、お隣のおばさんがハワイみやげとしてハイビスカスの香水をプレゼントしてくれたのです。生まれて初めての香水とハイビスカス。このコンビネーションがなんとうれしかったことでしょう。香水は小さな透明のケースに入っていましたが、ケース内には香水と一緒に赤いプラスチックのハイビスカスも入っていました。花弁の部分が黄色かったことまで目に焼き付いています。

 それから数年後、ピアノの先生がハイビスカスの紅茶が大好きで、レッスン後によく飲ませていただきました。普通、紅茶の色は茶色なのに、ハイビスカス・ティーは真っ赤だったのです。それは今思えばハーブティーで、味には少し酸味がありました。あの色と味は今でも良く覚えています。このふたつの出来事は、私の大切なハイビスカスの思い出になっています。

■ハイビスカスの色とデザイン
 これらの思い出は私の中で深いところに眠っていたのですが、コラムで書いたことにより思い起こされて、少しノスタルジックになってきました(笑)。さて、思い出深いハイビスカスのカラーは情熱的な赤でしたが、私が今とても気に入っているのはピンクのハイビスカスです。
ハワイの家の庭に咲いているピンクのハイビスカスの木は少し背が高く、花が小さめです。ワイキキのダイアモンドヘッド側にある「クイーン・カピオラニ・ガーデン」にもピンクのハイビスカスが咲いています。また、ハワイではめずらしい八重に咲いているハイビスカスに出会うこともできます。

 ここで、ひとつためになるお話。ハワイの代表花であるハイビスカスですが、実は耳に飾ったりすることはあっても、切り花やレイには使われません。なぜか皆さんご存知ですか? それは、他の花のように長持ちせず、茎を切ってしまうとすぐにぐったりとしてしまうからなんです。

 ビジュアル的にもすてきなハイビスカス。今回のデザインは花びらが1枚づつ離れている、少し難しいデザインにして、花の内側には濃い赤紫色でハートをアップリケしました。ハートが小さいのでアップリケが大変ですが、かわいらしく出来上がったでしょう? また花弁には刺繍を施しました。こういったいろいろな工夫をすると、ちょっと違った感じの作品が完成しますね。

■家でもできるアフタヌーン・ティー
 今回は家でのアフタヌーン・ティーを演出する、すてきなティーコゼーとおそろいのティーマットをセットで作ってみました。ピンクのラブリーなハイビスカスの花に、ジェイド(ヒスイ)色の葉と、はっきりとしたビビッドな色使いがポイントです。お友だちを家に呼んで、持ち寄りアフタヌーン・ティーも楽しいですよね。おしゃべりが目的? 自分のお菓子自慢が目的? それともキルトを見せるのが目的? と、いろいろな目的があるであろうアフタヌーン・ティーでは、みんなを驚かせるようなかわいティーコゼーとマットのセットが、話題の中心になること間違いなし!本当は、ティーマットが汚されないかと心の中ではドキドキしていますが…(笑)。

■アフタヌーン・ティーの主役と脇役
 今回は、私にとってなつかしいハイビスカス・ティーを主役にしてみました。ですが、当時飲んだものとまったく同じハイビスカス・ティーは見つからない! というわけで、いろんなお店に行き、何種類かのハイビスカス・ティーを選んでみました。ミントとのミックスや、ハニーとのミックス、セイロン・ティーとのブレンドが私のお気に入りです。 ハイビスカスは天然のクエン酸が豊富で、体内にある疲労物質を燃やし、疲労を回復すると言われています。また病気への抵抗力もつくようです。美味しいだけでなく、健康にも良いなんて得した気分! 紅茶好きな私は、その時の気分によって紅茶選びを楽しんでいます。

 最近は、ハワイの紅茶にもたくさんの種類が誕生しています。フルーツの香りがするアイスティーもお気に入りのひとつです。また、紅茶により色もかなり変わってきますが、私的には、ルーズ・ティーが一番香りが高く、濃くもあり美味しくておすすめですね。紅茶の味を楽しむためには、やはりブラックで飲むのが一番! 忙しい毎日の中にも、お茶を楽しむひとときを持つことで、生活に余裕を持つことにも繋がると思っています。

 家族が寝静まった夜、キルトを楽しむ時にはカフェインの入っていない、心を落ち着かせてくれるハーブティーがぴったり。そして、お茶の時間にはスコーンが似合います。家で焼くスコーンの味は淡白にし、お紅茶のじゃまにならないようにしましょう。もちろん私のトレードマークであるハート型に。ハワイ島産オヘロ・ベリーのジャムは、カピオラニ・コミュニティー・カレッジで毎週土曜日行われているファーマーズ・マーケットで手に入れました。オヘロ・ベリーは火の女神、ペレの大好物とも言われています。このベリーのお話はまたいつかしましょうね。スコーンは今回あくまでも脇役。主役のお紅茶を引き立てる役に徹してもらいます。



 次回もキッチンやダイニングで使えるハワイアンキルトのグッズをご紹介しますね。そしてそのハワイアンキルトでティータイムも楽しめるように、いろいろな工夫をしていきましょう! フルーツの甘い香りが漂う、赤やピンクの情熱的なお花が咲く、濃い緑の葉が揺れる…、そんなハワイアンなキッチンやダイニングはいかがでしょう? あなたもハワイアンな空気を感じられるようなすてきなお部屋を私と一緒に作ってみませんか?

■このコラムへのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで。たくさんのメールお待ちしています!!

公開日 : 2005年 6月 22日